最新サスペンス映画 FAIR GAME

実力派俳優ショーン・ペンナオミ・ワッツ主演の

社会派ドキュメンタリー・政治サスペンス映画"FAIR GAME"

監督は映画”ボーン・アイデンティティー”のダグ・リーマン。

過去に”フェア・ゲーム”と言う題名の映画は他にもいくつかあるけど
今回の映画”フェア・ゲーム”
元CIA秘密工作員のVALERIE PLAME(ヴァレリー・プレイム)の著書
FAIR GAME: My Life as a Spy, My Betrayal by the White House
が元になっている実話です。


どんなストーリーかと言うと…

映画自体、2003年ジョージ・W・ブッシュ元大統領政権の時に実際に起こり、
裁判にもなった"PLAME AFFAIR"(プレイム事件)を元にした実話なので
ネットで”プレイム事件”とサーチすれば、もともとネタはバレバレなのですが…。

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ブッシュ大統領政権のもと、CIAアンダーカヴァー・エージェントの
ヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)は、
海外へ飛び、イラクで大量破壊兵器が本当に存在するか視察調査している。
夫ジョセフ(ジョー)・ウィルソン(ショーン・ペン)は
元アフリカ各国大使、イラク駐在主席公使などを務めた外交官で
現在は政治コンサルタント。

独自のルートで調査した結果、
イラクに大量破壊兵器が存在しないことを確信したジョーは、
新聞にその内容の暴露記事を投稿する。
イラク侵攻を正当化したいブッシュ政権にとって
”大量破壊兵器を否定する”ジョーの見解は反政府活動であり、
その報復として
”CIAエージェントの身分は決して明白にしてはいけない。”と
国家機密情報漏洩は、アメリカの法律で禁止されているにも関わらず、
こともあろうにアメリカ政府により、その守秘義務を破られ
”ジョーの妻であるヴァレリー・プレイムは、CIAスパイである!”
と新聞に、リークされてしまう。

ヴァレリーが18年間CIAエージェントである事実を知っていたのは
夫ジョーと自分の両親だけ。
友人、知人を含め周囲には”ベンチャー企業に勤めている。”と言っていたので
本当の身元を公開されたことにより、2人の生活は危険にさらされる。
そして自分たちのみならず、
大量破壊兵器の真実の有無に協力してくれたイラク人科学者たち家族の身にも…。

政府と断固戦うべきだと言うジョー。
まだ小さい娘と息子への度重なる嫌がらせ、自分たちへの数々の脅迫、
同僚であるCIAの仲間でさえ誰も味方になってくれず、弱気になるヴァレリー。
2人の夫婦関係までも崩壊寸前。
そして2人が決断したことは…。


この映画を観て恐いな…と思ったことは、
自分がCIAで働いていることは夫も知っているが、
その仕事内容、旅日程(偽造パスポートで海外渡航)など詳細は、夫にも秘密。
任務を遂行している間は誰にもその活動を話せない生活が続くCIA諜報員。
周囲に自分の身分を秘密にすると言う犠牲を払って
国家のためにCIAエージェントとして18年間も機密活動していたのに
守られるべき自分の国に裏切られ私生活までも脅かされるとは!

映画には本物のブッシュ大統領(当時)や政府高官、
最後に実際に下院公聴会出席して意見を述べているヴァレリー・プレイム本人が出演。


ジョー・ウィルソン演じるショーン・ペンは、まさにショーン・ペン本人そのもの!

普段から政治的、社会的自論を堂々と公けにして、
特にブッシュ政権時代に反戦活動を激しく繰り広げていた彼だからこそ
100%納得して、この役を引き受けたのでしょう。


”ボーン・アイデンティティー”のような派手なアクションは一切ナシ。

この映画”フェア・ゲーム”は、
シリアスな政治サスペンス、人間模様ドラマが好きな人にオススメです。





私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)





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by schatz1995 | 2010-11-21 11:46 | 2010年全米公開映画 | Comments(0)