最新映画 BEGINNERS

主演 ユアン・マクレガー&クリストファー・プラマー

BEGINNERS

(原題: ビギナーズ)


75歳になる男性が妻の死後、自分はゲイであると息子に告白して余生を送るストーリー。

監督マイク・ミルズの実体験をもとに作られた映画。


以下、少々ネタバレあり。

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イラストレーターであるオリヴァー(ユアン・マクレガー)
ジョージア(メアリー・ベイジ・ケラー)が病死してから半年後、
75歳の父ハル(クリストファー・プラマー)から驚きの告白を聞かされる。

44年間の結婚生活で、ずっと妻ジョージアを愛してはいたけど
実は自分はゲイである…と!
これからはゲイとして残りの人生を謳歌したい…と!

オリヴァーは、戸惑いながらも、ありのままの父を受け入れるが、
なんとなく複雑な気持ち…。

そんな中、父ハルが末期ガンに侵されて、あと数ヶ月の命とわかる。


ストーリーは回想シーン含めて3本仕立て。

☆オリヴァーが小学生の頃の、ちょっと変わった性格の母とのエピソード。

☆75歳のカミング・アウトから、80歳で末期ガンで亡くなるまでの父とのエピソード。

☆父の死後、パーティーで知り合った女優の卵のフランス人女性
  アナ(メラニー・ロランとの今日のエピソード。


振り返って考えてみれば、
父との”距離”が上手くうめられず、いつも寂しそうだった母親。
父によれば、母は”その事実を受け入れていた。”
父がゲイだと知っていながらも、その父が大好きで結婚した…と言う事実。
13歳の頃から自分はゲイだと気付いていても、ゲイ=タブー(禁忌)の時代を生き抜き
今、初めて堂々と本来の自分を公けにさらすことができて
ガンを宣告されても、無邪気に若いボーイフレンドと明るく余生を送る父親…
そんな両親を想いながら、心の葛藤を抑えながら、去りゆく父に優しく接するオリヴァー。



以前は、ハリウッド製作の大作映画に出演することも多かったけど
ここ数年は特に、小規模作品や低予算芸術作品などを好んで選んで出演している
ユアン・マクレガー
映画で観るユアンの肩肘張らない自然体な、ほんわかした雰囲気のスタンスが好きです。

中でも去年USAで公開された映画”ゴースト・ライター”は、
私にとって、ユアン・マクレガー主演の好きな映画のひとつ。 (日本では来月公開。)



映画 BEGINNERS (原題: ビギナーズ)は、
親子の愛情を再認識させられ、どことなく物悲しく、心温まる作品。

映画ポスターにも登場している父の愛犬アーサー(ジャック・ラッセル・テリア)が
とっても愛らしい活躍をしています。


追記: その後、邦題は”人生はビギナーズ”に決定。

追記2: ”人生はビギナーズ”ハル役のクリストファー・プラマーは、翌年
アカデミー最優秀助演男優賞、英国アカデミー(BAFTA)最優秀助演男優賞、
ゴールデン・グローブ最優秀助演男優賞、
全米映画俳優組合(SAG)最優秀助演男優賞、全米放送映画批評家協会最優秀助演男優賞など
このハル役にて、ほとんど全ての賞を総ナメ!
おめでとう、クリストファー・プラマー!
どの受賞スピーチも心温まるステキな内容でした。




私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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by schatz1995 | 2011-07-20 06:35 | 2011年全米公開映画 | Comments(0)