傑作映画 LESSONS OF A DREAM


LESSONS OF A DREAM(英題)

DER GANZ GROSSE TRAUM(ドイツ語原題)

コッホ先生と僕らの革命(邦題)


英語題名は“夢の授業”、ドイツ語原題は“とっても大きな夢”
でも邦題が一番わかりやすく、映画の内容そのものを表現していて私は好きです。
現在、日本でも上映中。

私のような♪サッカー・ファンはもちろん、サッカーに興味ない人も、大人から子供まで楽しめて
観終わって“良かったな~!”と素直に思える、心が温まるドイツ映画です。

以下、カンタンなあらすじ&私の感想で、特にネタバレなし。


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ドイツ・ブラウンシュヴァイグにある規律厳しい男子名門校に
イギリス帰りのドイツ人コンラード・コッホが英語教師として赴任してくる。

しかし映画の舞台となる1874年の帝国主義時代のドイツでは反イギリス感情が強く
“敵国の言語なんかマジメに習っていられるか!”的な態度の生徒たち。 
どうにか英語に興味を持ってもらおうと
当時のドイツでは全く知られていなかった“サッカー”と言うイギリスのスポーツを取り入れて
英語の授業が始まった。

コッホ先生の今までにない革新的な授業の進め方に反抗的な生徒も何人かいたが
生徒たちがサッカーに惹かれていくのはアッと言う間だった。 
しかし他の保守的な先生たちが眉をひそめてサッカー導入に反対し
サッカーそのものを妨害しようとして、前途多難な日々が始まった…。


映画を観て驚いたことは…
19世紀後半のドイツには、“ボールを蹴って遊ぶ”スポーツがなかったコト! 
映画の舞台となる学校でも体育の授業は
あん馬、吊り輪、床運動など、まるでオリンピックの“体操”みたい。 
ボールはあっても、投げる、蹴るではなく、
ボール自体を身体の前に持ち、頭の上に上げたり下げたりの運動ばかり…だったなんて!
今や男女とも世界を代表するサッカー強豪国として有名なドイツにも
そんなサッカーの歴史があったなんて!

イジメっ子、イジメられっ子もチーム一丸となって一緒にプレイすると言うことがどんなに大事なことか、
そして敵味方関係なく、サッカーと言うスポーツを通じて
正々堂々と戦うフェア・プレイ精神を教えるコッホ先生。

こんな先生がいたら、毎日の授業が楽しいだろうな~。


ドイツにサッカーを浸透させた実在の人物、コンラード・コッホを演じるのは
本国ドイツはもちろん、ドイツ以外の国々において、ドイツ出身の若手男優では一番有名かもしれない♪
ハリウッド映画にもよく出演しているダニエル・ブリュール
彼が主演した、東ドイツを舞台にノスタルジーあふれ、せつない気持ちにさせられる、
コメディ映画 Good Bye, Lenin!(グッバイ、レーニン!)は何回観ても私の大好きな映画。



LESSONS OF A DREAM (DER GANZ GROSSE TRAUM) コッホ先生と僕らの革命
オススメ映画です!




私の採点   ★★★★☆(4つ星)




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by Schatz1995 | 2012-10-09 09:04 | 2012年全米公開映画 | Comments(8)
Commented by ちーぷさいど at 2012-10-09 10:00 x
とっても面白そうな作品を紹介していただき、ありがとうございます(^^) 私はド田舎在住なので、こういった作品を劇場で観ることはできないのですが、そのうちWOWOWでやってくれると期待しております。忘れないように脳内にチェックしておきたいと思います。「グッバイ、レーニン!」は、私も大好きな作品でした。その後出演した「ラヴェンダーの咲く庭で」も好きでした。「ボーン・アルティメイタム」ではマリーの弟役でしたが、登場時間がびっくりするほど短くて「贅沢なキャスティングだなぁ」と思ったものです。

それにしても、強豪国ドイツのサッカーがそんな風にスタートしたのにはびっくりです。ちなみに、Schatzさんほど熱心に見ているわけではないのですが、私もバラックが好きでした~♪(^^)


Commented by みやま at 2012-10-09 12:40 x
私、ヨーロッパ映画をよく観るんで情報ありがとうございます!!
ものすごく惹かれる雰囲気の映画です、観に行こうお思います(^-^)
Commented by Schatz1995 at 2012-10-10 05:05
ちーぷさいどさん:
優しい気持ちになれるステキな映画でした。
>マリーの弟役…登場シーンは本当にアッ!と言う間でしたよね〜。
”きっとまた顔を出すだろう…。”と思って最後まで観ていたら
あ〜残念!あのシーンだけだった(笑)。
ダニエルには、ドイツ、フランス、イギリス映画を中心に活躍してもらって
ときどきハリウッド大作にも出演してくれたらイイな〜と思います。
彼には、あまりハリウッド・カラーに染まって欲しくないので…。

バラック♪ステキですよね〜!
今度は、どこかのチームで監督するときにスーツ姿を見れるのかな…。
ユニフォーム姿が一番カッコいいけど…。
Commented by Schatz1995 at 2012-10-10 05:11
みやまさん:
私もヨーロッパ映画が大好きなんですが
やはりUSAに暮らしていると、イギリス映画は別として
当たり前だけど、USA映画ばかり上映されるんですよね…。
だから、ときどき今回の作品のような
すばらしいヨーロッパ映画を観るとうれしくなります!
この映画を観に行った後、また感想を聞かせてくださいね。
Commented by みやま at 2012-10-10 06:58 x
映画館、調べたらまだ単館での上映でまだ私の住んでるエリアでは上映してませんでした(-_-;)残念です。そのうち、いつも私好みのヨーロッパ映画をいつも上映してくれる映画館があるので上映してくれるはずです!!そしたら観に行きます
Commented by Schatz1995 at 2012-10-11 08:12
みやまさん:
そうなんですか…。
もう少し先のお楽しみ♪と言うことで!
上映されたらイイですね。
Commented by みやま at 2012-11-18 11:03 x
ようやく公開がまわってきたので観に行きました!!教育方針が、"ザ・ドイツ"って感じでした(笑)
あんな体育、絶対つまらないですよねぇ。生徒たちの心情の変化がよく描かれてました。学校の後援会の会長の息子が強い父親に少しずつ立ち向かうところとか、いじめられっこが、他の子供たちに認められていく過程がよかっです。ボールをいち早く売り出す親子の商魂に笑いました!!
ダニエルさん、顔を見て、よく知ってる俳優さんだと気づきました。日本で公開された彼の作品ほとんど観てました(笑)ハンサムだし芝居上手いしいい俳優ですよねぇ。戦場のアリアが一番好きなんですが、この映画 彼も素敵でした。長くなりましたが、いい時間を過ごせました。教えいただてありがとうございました。
Commented by schatz1995 at 2012-11-20 12:11
みやまさん:
観賞後のコメントありがとうございます♪

>あんな体育、絶対つまらないですよねぇ…
皆嫌々ながら参加していましたよね(笑)。 
体育の授業だったらサッカーのように屋外で走らなきゃ!
>ボールをいち早く売り出す親子の商魂に笑いました…
どんどん値を吊り上げていって売り上げも上々だったでしょうね(笑)。

ダニエルもヨーロッパ映画、ハリウッド映画と精力的に活躍しているので
これからも頑張って欲しいです!