カテゴリ:2010年全米公開映画( 17 )

第83回アカデミー賞で、
作品賞
監督賞(デイヴィット・O・ラッセル)
助演男優賞(クリスチャン・ベール)
助演女優賞(メリッサ・レオ&エイミー・アダムス) 
オリジナル脚本賞、編集賞6部門にノミネートされた

映画 THE FIGHTER      ザ・ファイター

USAでは、12月下旬に劇場公開されたこの映画、
過去に結構”傑作”と言われるボクシング映画を観ても
どれも好きな作品が無い私は当初
”ふ~ん、THE FIGHTER ボクシング映画か~”と
この映画に興味なかったけど
あまりにも評判がとても良いので、”だまされたつもりで観てみるかな~。”と
1月上旬に観たのですが…!

これが…いや~観て良かった! すばらしい映画なんですよ~!

実在のボクサーと、その家族のストーリー。

以下、ネタバレほとんどナシ。

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マサチューセッツ州ローウェルの労働者階級の家庭で育った
ディッキー(クリスチャン・ベール)&ミッキー(マーク・ウォールバーグ)は
共にボクシングに情熱を注ぐ異父兄弟。
父、母、7姉妹、そして2兄弟の9兄弟姉妹で、家族の絆はとても強い。

日々、練習を重ね、ボクサーとしての人生を歩むミッキー。
彼のマネージャーは、彼の母アリス(メリッサ・レオ)。
かつての栄光は、どこへ…ディッキーは、コカイン中毒となり
ボクサーの道を諦め、ミッキーのトレーナーとなった今も、
トレーニングの時間に遅刻するなど、まだドラッグから抜け出せない。
思ったような結果をなかなか出せないミッキーは
彼女シャリーン(エイミー・アダムス)の助言もあり
母アリスと兄ディッキーと袂を分かち、
父(ジャック・マックギー)を含め新しいマネージャー&トレーナーと契約を結び
更なるボクシングの道を突き詰めようとするが、
当然のごとく、母、兄、7姉妹の大反対に合い、悩むことに…。


まず主役のマーク・ウォールバーグ (この映画の製作も手掛けています。)は
ボクサーを演じるために、トレーニングをしたそうだけど
もともとティーンの頃から”カルバン・クライン”の下着モデルで
立派な肉体を見せていた(笑)マ-クなので、
いつも通りの鍛えたボディで魅了(笑)。
彼って、表情が乏しいせいか、どの映画でも
良くも悪くもどこを切っても金太郎飴のような、いつも同じ”マーク・ウォールバーグ”。
…なんて言うけど、私マーク好きなんですよ!

対して、コカイン中毒のディッキーを演じたクリスチャン・ベール
どの映画でも徹底的な役作りで有名な彼。
今回も実在する人物を演じるに当たって、
恐ろしいほど本人に似せています!
今のところ、ほとんどの賞レースで
最優秀助演男優賞を総ナメの彼のこの映画での演技に対して
”大げさ過ぎる、やり過ぎ。”なんて声も当初チラホラ聞こえてきたけど
この映画の最後のタイトル・ロールのシーンに
本物のディッキー&ミッキー兄弟が出演して、オシャベリしているんだけど
この姿を見たら、”大げさな演技”なんて言えなくなるわ~。
ディッキーは現在53歳で、クリスチャン演じる映画のディッキーは40歳前後。
本来は全く似ていない2人なのに、クリスチャンの演技によって
歩き方、話し方、表情、目線まで、信じられないくらい本人にソックリ!
クリスチャン・ベール恐るべし!

クリスチャン・ベールと同じく
最優秀助演女優賞を数々獲得している母親役メリッサ・レオ
彼女がまた、イイんですよ~。
ミッキーの彼女役エイミー・アダムス
そしてディッキー&ミッキーの7姉妹と言い、
出演する女性全員が、とにかく強い! 自分の意見をハッキリ言い、ケンカ早い!
見ていて爽快!

確かにボクシング映画でもあるけど、それよりも更に
兄弟愛、家族愛を描いた心温まる映画 ザ・ファイター

映画 ザ・ファイター 超オススメです!

私の観た2010年公開映画で文句なくトップ5に入ります。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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新年を迎えましたが、昨年観た映画を振り返ってみたいと思います。

皆さんの特に印象に残った映画は、どれですか?


私の”2010年全米公開映画トップ3”は…!


12月に観たばかりで、まだ余韻がタップリ残っているサイコ・エロティック・スリラー。

BLACK SWAN   ブラック・スワン

観た感想はコチラに。

私的には、これから受賞者が発表される各映画賞の
主演女優賞は、ナタリー・ポートマンに!
助演女優賞は、ミラ・クニスに決定です。


次はUSAでは2010年2月に公開されたので、観てからもう1年近く経っているけど
まだ強烈な印象が残っている政治サスペンス。
(このブログを開始する前に観たので私の感想記事はありません。)

THE GHOST WRITER

ザ・ゴースト・ライター


この映画の日本劇場公開は決定したのでしょうか?
それとも直接DVD化なのかな?

ドイツ・フランス・イギリス合作映画。

監督は、あのロマン・ポランスキー。
去年もスイス司法当局に拘束されたり、
相変わらずUSAでは入国したら最後、
長年に渡る即刻刑務所行きの”お尋ね者”ですが
彼の私生活は置いといて…
映画監督としては評価が高いし、私も好きな作品が沢山あります。

ゴースト・ライター(ユアン・マクレガー)が、
イギリス元首相(ピアース・ブロスナン)の
回想録・自伝を執筆することが決定してから、
身の周りに起こる不可解な不思議な出来事。
元首相の秘書(キム・キャトラル)、大学教授(トム・ウィルキンソン)が好助演。

ポランスキー監督らしい、一風変わったサスペンスに、グイグイ引き込まれてしまいます。
ちなみにピアース・ブロンスナンが演じた首相は
イギリス元首相トニー・ブレアがモデルと言われています。


そして、ベン・アフレックが監督・脚本・主役の3役を見事こなした
犯罪アクション・サスペンス。
日本では2月公開予定らしいですね。

THE TOWN   ザ・タウン

観た感想はコチラに。

銀行強盗グループのひとりで、キレやすい瞬間湯沸かし器!のジェムを演じた
ジェレミー・レナーがイイ味を出しているんですよ~コレが。



他にも沢山いろいろ観て、良かった映画

SHUTTER ISLAND (シャッター・アイランド)
THE RUNAWAYS (ランナウェイズ)
THE SECRET IN THEIR EYES (瞳の奥の秘密)
127 HOURS (127時間)
THE KING'S SPEECH (英国王のスピーチ)

その他、限定公開されたドイツ映画含め、まだまだあるけど
私の2010年のベスト3と言えば、上記の3作品でした。



新年の抱負…今年も沢山の映画を観よう!



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2010年最後に観た映画は
クリスマスの週末の北米映画興行収入ランキング初登場1位に輝いた
コメディ・シリーズ第3作目

大ヒット・コメディ映画 "MEET THE PARENTS"(ミート・ザ・ペアレンツ)

その続編"MEET THE FOCKERS"(ミート・ザ・ペアレンツ2)に続く


LITTLE FOCKERS

原題のままだと、リトル・フォッカーズになるけど
日本公開時には、やっぱり邦題は、ミート・ザ・ペアレンツ3になるのかな?

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映画宣伝用ポスターを観てわかるように
シリーズ初登場のジェシカ・アルバを除けば
ダスティン・ホフマン&バーブラ・ストライサンドは前作から
写真上位5人は第1作目から変わらない、お馴染みメンバー。

やはりシリーズ作品に登場するメンバーが変わらないのは大事ですよね。
脚本や俳優の都合で、レギュラー・メンバーが登場しなくなるのは、つまらないし。

今回は映画タイトル"LITTLE FOCKERS"(リトル・フォッカーズ)通り
前作から数年後、グレッグ(ベン・スティラー)&パム(テリー・ポロ)夫婦に
5歳になる男女双子が誕生して
グレッグの両親バーニー(ダスティン・ホフマン)&ロズ(バーブラ・ストライサンド)、
パムの両親ジャック(ロバート・デ・ニーロ)&ディナ(ブライス・ダナー)を
巻き込んで、相変わらずのドタバタ騒ぎのストーリー。

双子は宣伝用ポスターの左下に写っていますが
女の子はグングン成長し、
男の子は、女の子より身長20cm以上低く、なかなか大きくならないと言う設定で、
この子たちが、またヒトクセもフタクセもある子供たち。

仲良さそうに見えて、なかなかそうもいかず…の微妙な関係の
グレッグ&義理父ジャック。
今回も看護士グレッグと、
仕事上接触のある製薬会社のセールス・レディであるアンディ(ジェシカ・アルバ)
との関係をジャックが疑い始めて、何やら不穏な雰囲気…。

そして、パムの元恋人で投資会社で大成功している
のほほん、ポワ~ンとしているケヴィン(オーウェン・ウィルソン)も絡んできて…。


ロバート・デ・ニーロ大好き!

ベン・スティラー大好き!

オーウェン・ウィルソン大好き!

彼らの作品は、ほぼ全部観ているといっても過言でないほど
大好きな私ですが…

以下、私の観終わった感想です…。

”ミート・ザ・ペアレンツ”は、とにかく大好きな映画で何回観ても大笑い。
”ミート・ザ・ペアレンツ2”も、まぁ笑えるから好き。
でもこの”ミート・ザ・ペアレンツ3”(リトル・フォッカーズ)は
そんなに笑えなかったんですね…正直言うと。

ロバート・デ・ニーロとベン・スティラーのケミストリーの素晴らしさは
1作目&2作目で保証済み!
そしてベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンは10作品ほど共演している
”お馴染みコンビ”で、これまた安心して観ていられる。

でも今回は、ストーリーが今いとつヒネリが足りないかな…。
登場シーンが少ないダスティン・ホフマン&バーブラ・ストライサンドも
宝の持ち腐れって感じ…。
もっとストーリーを、おもしろくできたはずなのに…ちょっと残念。


期待が大きい分、やはり大ヒットしたコメディ映画のシリーズは難しいですね…。




私の採点   ★★☆☆☆(2つ星)



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毎年11月下旬になると、数々の映画賞のノミネートが発表されますが
どの映画賞にも作品賞主演男優賞(コリン・ファース)
助演男優賞(ジェフリー・ラッシュ)助演女優賞(ヘレナ・ボナム・カーター)
のカテゴリーで続々とノミネートされ、大絶賛の映画

THE KING'S SPEECH

英国王のスピーチ

観ました!

現在の英国女王エリザベス2世の父親であるジョージ6世が主人公の実話。

ストーリーは…(予告編で観れる程度のネタバレあり)

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時は1935~1936年。

子供の頃から吃音症であることから、内気なアルバート王子(コリン・ファース)は、
妻エリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)、
幼い娘2人、長女エリザベス(母と同名、現・英国女王エリザベス2世)、
次女マーガレットと仲睦まじく、愛情あふれた生活を送っている。
公の場でのスピーチは特に彼を悩ませ、
40代になる現在まで、いろいろな医者に診てもらっているが、
吃音を克服できていない。

ある時、妻エリザベスが探してきた、
言語療法士<スピーチ・セラピスト>(ジェフリー・ラッシュ)の
カウンセリングを受けることにしたアルバート王子。
かなりユニークなセラピー療法を行う、この破天荒なセラピストに戸惑う王子。
セラピーでは階級は存在しないとする、このセラピストは
お互いに自分のファーストネームの”ライオネル”
アルバート王子のニックネームである”バーティー”と呼び合うことを提案する。
最初は、あまり乗り気ではなかった王子も、徐々にヤル気を出していく。

そんな時、王子の父親であるジョージ5世(マイケル・ガンボン)が崩御。
次の王位は兄であるエドワード王子(ガイ・ピアース)ヘ。
<ちなみに映画では幼少からの名から、ディヴィットと呼ばれている>
消極的なアルバートと違い、
エドワードは社交性にあふれ奔放な外交的な性格で、
”王位を賭けた恋”のエピソードで有名な
アメリカ人のウォリス・シンプソン夫人(過去に離婚歴があり、
エドワードと恋愛中も既に別の男性と結婚していた人妻だった。)と恋に落ち、
彼女を離婚させ自分の妻にしようとしたが、英国国教会及び周囲に大反対され
英国王エドワード8世としての王位を1年も満たないうちに放棄し
ウォリスとの愛を貫く。

兄である国王エドワード8世が退位したことにより
弟であるアルバートが英国王ジョージ6世として即位することに…。
国王となればスピーチの場面も更に増え、
緊張、葛藤で悩み続けるジョージ6世。

当時、英国はドイツとの戦争勃発、第二次世界大戦開戦の時期。
ラジオ放送の中継により、”自分の生の声”で、
国民に開戦のスピーチをしなければならないジョージ6世。

彼のスピーチは国民に胸に届くのか…?!


まず!
アルバート王子(ジョージ6世)役のコリン・ファースが素晴らしい!
コリン・ファースは今年2月の英国アカデミー主演男優賞(シングル・マン)
を受賞したけど、コレで2年連続受賞は間違いナシですね。
優しい夫、優しい父親であるが吃音症のため引っ込み思案な王子が
国王となり堂々と自信を持っていく姿が良く表現されています。

そして、スピーチ・セラピスト役のジェフリー・ラッシュが、これまた素晴らしい!
印象が強い、クセのある役柄が多い彼だけど今回も魅せてくれます!

妻エリザベス役のヘレナ・ボナム・カーターも
夫に献身的であると同時に、頼りになる強い妻を見事に演じています。


ところで、アルバート王子(ジョージ6世)役は、
最初ヒュー・グラントにオファーが来て、彼が蹴ったから、
コリン・ファースになったようだけど
かなり高い評価を受けているこの映画をパスしたことに対して
ヒュー・グラントは、かなり後悔しているそうで…。
ヒュー・グラントもコリン・ファースも大好きな私ですが
ヒュー・グラントが国王を演じていたら、映画はどうなっていたのかな~。
でもコリン・ファースだったから、ここまでの傑作になったのではないかな~。
…いろいろ考えてしまいます。


日本では来年2月公開予定の 映画”英国王のスピーチ”

イチ押し、自信を持ってオススメです!




私の採点   ★★★★★(満点5つ星)




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全米一般公開前から大絶賛されてきて、
かなり前評判が良かった映画"BLACK SWAN"観て来ました!

ナタリー・ポートマン主演

ヴァンサン・カッセル&ミラ・クニス共演

監督は映画”レスラー”(ミッキー・ローク主演)のダーレン・アロノフスキー

サイコ・エロティック・スリラー映画 BLACK SWAN

観ている途中でも震えが来てしまうくらい!

連続してまた観たいくらい!すばらしい作品!


ストーリーは…(サイコ・スリラーなのでネタバレなし!


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ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナのニーナ(ナタリー・ポートマン)は
バレエに自分の人生の全ての情熱を注ぎ、
元バレリーナで、プリマになることなく引退した母(バーバラ・ハーシー)と2人だけで
慎ましい生活を送っている。

ある日プリマ・バレリーナのベス(ウィノナ・ライダー)の引退により
ニーナにも、ずっと夢を見てきた”白鳥の湖”のプリマを演じるチャンスが訪れるが
プリマを狙うライバルのバレリーナは、自由奔放な新人リリー(ミラ・クニス)を始め
周囲に山ほど存在する。

クセのある舞台監督(ヴァンサン・カッセル)の要求に答えるため
心理的にギリギリまで追い詰められ、情緒不安定になっていくニーナ。
娘をサポートしつつも、口うるさくコントロールする母に嫌気がさしていくニーナ。
プリマを狙い、ジェラシーが渦巻く女ばかりの園に猜疑感を募らせるニーナは
精神的にダメージを受けていく…。

バレエの世界の中での激しい競争、歪んだ友情に不信感を募らせ、
プレッシャーに打ち勝つため、ジワジワと狂気を帯びていく複雑なバレリーナ
をナタリー・ポートマンが見事に演じています。

人間のダーク・サイドまでメスを入れ、ニ面性を引き出していく
監督ダーレン・アロノフスキー。

私も大好きだった1998年から8シーズン続いた大人気TVシット・コム
"THAT '70s SHOW"のワガママで自分勝手、でもキュートで憎めない
ジャッキー役で人気が爆発したミラ・クニスが
映画”ブラック・スワン”でも官能的で小悪魔的存在のリリー、ずばり適役。

ナタリー・ポートマンもミラ・クニスもバレリーナを演じるに当たって
毎日かなり厳しいレッスンを受け、減量しなければならなかったそうです。
バレエがメインの映画なので、もちろんバレエ・シーンが多いけど
私も含めバレエに全く興味のない人でも楽しめるセンセーショナルな映画

かなり以前から、この冬の映画賞レースに
ノミーネートの呼び声が高い映画”ブラック・スワン”は日本では来春公開予定。



ブラック・スワン、超オススメ映画です!





私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)




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来年2月開催のアカデミー賞受賞式に
アン・ハサウェイと”共同司会”に決定した近年ますます磨きがかかる若手実力俳優
ジェームズ・フランコと 
”スラムドッグ$ミリオネア”の監督ダニー・ボイルがタッグを組んだ

実話アドヴェンチャー映画127 HOURS

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一般公開前から批評家たちの間で、かなり評判が良かったので
とても期待して観に行ったけど…
期待を裏切らない素晴らしい映画でした!

ほぼ全編に渡ってジェームズ・フランコのひとり舞台の映画”127時間”。

アメリカ人冒険家・登山家アーロン・ラルストンが
2003年、27歳の時に、ユタ州ブルー・ジョン・キャニオンで
峡谷の割れ目に足を入れ下りようとした時に
落下してきた大きな岩と壁の間に右手を挟まれて身動きが取れなくなり
自らナイフで右腕を切り落とし
127時間後に奇跡の生還を果たす実話

日本でも”アーロン・ラルストン 奇跡の6日間”の題名で本人が執筆した本が
翻訳されて出版されているけど
奇跡の生還後、こちらで数々のTVトーク・ショーに登場し
本人自ら、その過酷な体験談を披露していたので
今回、映画化されて、”あ~!覚えている、あの話!”と
皆、ストーリーが最初から分かっている観客がほとんどで
それでも、いやだからこそ、ドキドキ・ハラハラ、まさに手に汗を握りしめて観覧


アドレナリン爆発、エネルギーいっぱいのスリリングなストーリー

”スラムドッグ$ミリオネアで知られる作曲家A.R.ラフマーンの
躍動感あふれるサウンド・トラックが効果的に使われ
広大な自然の美しい描写に眼が覚め、
スクリーンを縦に3つに分けて同時進行させるスプリット・スクリーン、
ジャンプ・カット・スクリーンで、画面から眼をそらすことができないほど
画面くぎづけ状態。
今までに観たことがない映画です。
ダニー・ボイル監督ってスゴイな~と単純に感動。

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そしてジェームズ・フランコ
緊張感あふれる”127時間”を、タフでシリアスでありながらも繊細に、
時にはユーモアあふれ、笑いを誘う”アーロン”、
脱水症状、低体温に苦しみ極限状態に陥り、
幻覚、幻視、幻聴、錯覚,妄想 、予知夢まで見る”アーロン”を
見事に演じています。

現在いくつかの大学に通って映画製作、脚本執筆を学びながら、
昼の連続ソープ・ドラマ"GENERAL HOSPITAL"で、
そのまま”フランコ”と言うミステリアスな役で出演し
数々の映画にも出演し、絵画も描き、"PALO ALTO"と言う本も執筆し、
遂には来年アカデミー賞受賞式のホストまで!
最近では、映画”ミルク”でショーン・ペン扮するミルクのゲイ・パートナー、
映画”スモーキング・ハイ”(原題PINEAPPLE EXPRESS)では
ぶっ飛んだ憎めないドラッグ・デイーラー、

とにかくマルチ・タレントなジェームズ・フランコ。

笑顔がとってもキュートで、愛嬌タップリの素顔の彼に注目ですよ~!


ちなみに、アーロン・ラルストンは右下腕部を切断した現在も
数々の講演会を開催し、冒険家として活躍中。




私の採点 ★★★★☆ (4つ星)




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つい先日まで映画”ロビン・フッド”の宣伝で
ラッセル・クロウ
ジャパン・プレミア来日していましたよね。

こちらUSAでは”ロビン・フッド”は半年前に公開済。
今回紹介する作品は、

ただいまUSA公開中の彼の最新作アクション・ロマンス映画

THE NEXT THREE DAYS

ラッセル・クロウ、11月上旬から中旬にかけては
USAにて、"THE NEXT THREE DAYS"のプロモーションで
TVのトーク・ショーに沢山出演していました。
時々、短気な性格のワイルドな素行がネタになる彼だけど
話が小さい息子2人のことになると
目尻を下げて、いつも微笑ましいエピソードを披露する良きダディ。

ラッセル・クロウと言えば作品、役柄によって
髪型、体重はもちろん外見も変化し、
いろいろなアプローチを魅せてくれるカメレオン俳優ですよね~。
今回の映画も身体を鍛え上げた”ロビン・フッド”とは
また違った面を魅せてくれる彼です!



さて、ストーリーは…(予告編で観れる程度のネタバレ含む。)

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妻ララ(エリザベス・バンクス)、6才の息子ルークとピッツバーグにて
幸せな生活を送っていたジョン(ラッセル・クロウ)。
ある朝、いつものようにキッチンで会話している3人の所へ
いきなり警察がやって来て、
仕事場の上司を殺害した殺人容疑でララを逮捕する。

無実を訴えるララだが
ララに不利な状況証拠ばかりが次々と発見され禁固20年の刑で刑務所ヘ。
刑務所へ面会に来ても悲しげな顔をして口も聞いてくれない息子。
愛する夫と息子との生活もメチャクチャになり
息子のそばにいて成長もみることも出来ない…
絶望したララは刑務所内で自殺を図る。

このままでは自分も妻も息子もダメになってしまう!
妻の無実を堅く信じても法的にはどうすることも出来ないと判断したジョンは
妻の脱獄を計画する!
果たして成功するのか…?!

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妻と息子を心から愛し、優しい良き夫であり父である、
コミュニティ・カレッジの教授ジョン、
平凡で、ごくごく普通の生活を送ってきた彼が
妻の脱獄を計画することにより変わっていく姿ををラッセル・クロウが熱演。

ララ役のエリザベス・バンクスは、これまで明るい元気な役で
コメディ中心に出演しているけど今回は珍しくシリアスな役。

リーアム・ニーソンが脱獄経験者のコン・マンとして
1シーン、5分だけ登場して、イイ味だしています。



後半45分は、ハラハラ・ドキドキいっぱい、スリル満点の映画です!


それにしてもラッセル・クロウの声って、セクシーだ~ウットリ。


私の採点 ★★★☆☆ (3つ星)




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実力派俳優ショーン・ペンナオミ・ワッツ主演の

社会派ドキュメンタリー・政治サスペンス映画"FAIR GAME"

監督は映画”ボーン・アイデンティティー”のダグ・リーマン。

過去に”フェア・ゲーム”と言う題名の映画は他にもいくつかあるけど
今回の映画”フェア・ゲーム”
元CIA秘密工作員のVALERIE PLAME(ヴァレリー・プレイム)の著書
FAIR GAME: My Life as a Spy, My Betrayal by the White House
が元になっている実話です。


どんなストーリーかと言うと…

映画自体、2003年ジョージ・W・ブッシュ元大統領政権の時に実際に起こり、
裁判にもなった"PLAME AFFAIR"(プレイム事件)を元にした実話なので
ネットで”プレイム事件”とサーチすれば、もともとネタはバレバレなのですが…。

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ブッシュ大統領政権のもと、CIAアンダーカヴァー・エージェントの
ヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)は、
海外へ飛び、イラクで大量破壊兵器が本当に存在するか視察調査している。
夫ジョセフ(ジョー)・ウィルソン(ショーン・ペン)は
元アフリカ各国大使、イラク駐在主席公使などを務めた外交官で
現在は政治コンサルタント。

独自のルートで調査した結果、
イラクに大量破壊兵器が存在しないことを確信したジョーは、
新聞にその内容の暴露記事を投稿する。
イラク侵攻を正当化したいブッシュ政権にとって
”大量破壊兵器を否定する”ジョーの見解は反政府活動であり、
その報復として
”CIAエージェントの身分は決して明白にしてはいけない。”と
国家機密情報漏洩は、アメリカの法律で禁止されているにも関わらず、
こともあろうにアメリカ政府により、その守秘義務を破られ
”ジョーの妻であるヴァレリー・プレイムは、CIAスパイである!”
と新聞に、リークされてしまう。

ヴァレリーが18年間CIAエージェントである事実を知っていたのは
夫ジョーと自分の両親だけ。
友人、知人を含め周囲には”ベンチャー企業に勤めている。”と言っていたので
本当の身元を公開されたことにより、2人の生活は危険にさらされる。
そして自分たちのみならず、
大量破壊兵器の真実の有無に協力してくれたイラク人科学者たち家族の身にも…。

政府と断固戦うべきだと言うジョー。
まだ小さい娘と息子への度重なる嫌がらせ、自分たちへの数々の脅迫、
同僚であるCIAの仲間でさえ誰も味方になってくれず、弱気になるヴァレリー。
2人の夫婦関係までも崩壊寸前。
そして2人が決断したことは…。


この映画を観て恐いな…と思ったことは、
自分がCIAで働いていることは夫も知っているが、
その仕事内容、旅日程(偽造パスポートで海外渡航)など詳細は、夫にも秘密。
任務を遂行している間は誰にもその活動を話せない生活が続くCIA諜報員。
周囲に自分の身分を秘密にすると言う犠牲を払って
国家のためにCIAエージェントとして18年間も機密活動していたのに
守られるべき自分の国に裏切られ私生活までも脅かされるとは!

映画には本物のブッシュ大統領(当時)や政府高官、
最後に実際に下院公聴会出席して意見を述べているヴァレリー・プレイム本人が出演。


ジョー・ウィルソン演じるショーン・ペンは、まさにショーン・ペン本人そのもの!

普段から政治的、社会的自論を堂々と公けにして、
特にブッシュ政権時代に反戦活動を激しく繰り広げていた彼だからこそ
100%納得して、この役を引き受けたのでしょう。


”ボーン・アイデンティティー”のような派手なアクションは一切ナシ。

この映画”フェア・ゲーム”は、
シリアスな政治サスペンス、人間模様ドラマが好きな人にオススメです。





私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)





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映画"DUE DATE"

主演は、シリアスものからコメディものまで幅広い活躍で大人気の
ロバート・ダウニー・JR

そして映画”ハングオーバー!”大ヒット以降、その不思議キャラが大人気の
ザック・ガリフィアナキス

監督は映画”ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い”の
トッド・フィリップス

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どんな映画かと、ひと言で言うと…

BROMANCE FILM (BUDDY FILM) + ROAD MOVIE

"BROMANCE"とは、BROTHER + ROMANCEの造語で
”恋愛対象となる人物は女性であって、ゲイではないが、
いつも一緒に行動して(時には彼女の存在より大事)悪ふざけしたり
とても仲良しな男同士の友情”のことです。
例えばTVシリーズ”'アントラージュ★オレたちのハリウッド”の主演4人の関係は、
まさにBROMANCEです。
ロバート・ダウニー・JRの映画”シャーロック・ホームズ”の
ホームズ&ワトソンの関係もそうですね~。
私生活でも仲の良い俳優たち、
ベン・アフレック&マット・デーモンや
オーウェン・ウィルソン&ウッディ・ハレルソンも、そう言えますね。

このジャンルのハリウッド映画は、とにかく人気があるので、
とても多く製作されるんですよね~。
私の大好きな映画ジャンルのひとつでもあります。


さてストーリーは…(ネタバレなし)

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ピーター(ロバート・ダウニー・JR)は仕事を終えて
出張先のジョージア州アトランタから
自宅のあるカリフォルニア州ロスアンゼルスへ帰るため空港へ。
しかし、売れない風変わりな役者、イーサン(ザック・ガリフィナーキス)と
ふと知り合ったことにより予期せぬ出来事が次々と起き
飛行機会社のブラック・リストに載り、搭乗拒否され
数時間で帰れるはずのL.A.ヘ、車で数日かけて帰ることに!
しかも運転するのは元凶のもと、ハリウッドでのオーディションに向かうイーサン!
待望のベイビー出産予定日(DUE DATE)まで、あと5日!
ピーターは無事、予定日までに間に合うことができるか?!
波乱万丈のアメリカ横断ロード・ムービーが始まる…。

まぁBROMANCE FILMには、よくありがちですが、
ブラック・ジョークたっぷり、下品なセリフ多々あり(笑)。

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若い頃のロバート・ダウニー・JRって、あまり好みの俳優ではなかったけど
ここ数年の彼は大好きです。
映画”ゾディアック”、”トロピック・サンダー”(←あの役柄は最高!)、
”アイアンマン”シリーズ、”シャーロック・ホームズ”シリーズ良いですよね~。
若い頃にドラッグ問題をおこして刑務所に入っていたことすらも遠い昔…
本人もトーク番組に出ると当時のことをジョークにして話す余裕すらあり。
トークもおもしろいし、才能ある役者だと思います。


この映画、日本では来年1月公開予定で、またもや長い副題が付いているようで(笑)。

”デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜”

まぁ確かにカタカナで”デュー・デート”だけでは何の映画か分かりにくいかも…。


何も考えず爆笑したい人にオススメです!


私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS

ウォール・ストリート


日本では来年1月公開予定の映画”ウォール・ストリート
先週末、USAで公開したので観に行って来ました。
1987年公開の有名な映画"WALL STREET"(ウォール街)の続編です。

あの映画から23年も経っているんですね~。
早いな~と驚きを隠せません。
本当は、記憶が薄れている23年前の"WALL STREET"(ウォール街)を再び観てから
この続編を観たかったけど…時間の関係で、それは叶わず…。

23年前に観て印象に残っているのが
マイケル・ダグラス扮する投資家ゴードン・ゲッコーの憎らしいほど自信溢れる態度。
とにかく”ゴードン・ゲッコー”と言う役名が忘れられないで、ずっと覚えています。
いかにも"GREEDY"(富・権力に強欲な~)な名前じゃないですか?!
スーツのズボンに付いているサスペンダー、葉巻を吸う姿など
1980年代の野心みなぎる投資ディーラーの様子や日常生活も。

以下、予告編で観れる程度のネタバレあり…

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続編の"WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS"(ウォール・ストリート)は
インサイダー取り引きの罪で逮捕され、その裁判で5年を費やし
その後8年間、刑務所に入っていたゴードンが
2001年に出所したシーンから始まります。
誰も彼の出所を待ち望んで迎えに来てくれる人はいず、
ひとり寂しく刑務所の出口で、たたずむゴードン。

そして舞台は、ニューヨーク、世界中が金融危機に陥っている2008年。
自分の半生を本で出版し著者として、TV出演、講演会に忙しいゴードン。
しかし妻とは離婚、息子は自殺、残ったひとり娘ウィニー(キャリー・マリガン)は
父であるゴードンを憎み、疎遠の中。
ウィニーは、将来性のある若き投資ディーラー、ジェイク(シャイア・ラブーフ)と婚約中。
結婚する前に、父娘を仲直りさせたいジェイクは、
ウィニーに内緒で、ゴードンに近付き…。



観終わった感想は…



疑問なのが、ウィニー。
ジェイクの性格は父親と違うとは言え、
あんなに毛嫌いしている父親と同じ”金”を扱う投資ディーラーと
付き合って婚約するかな~?
世の中いろんな職業の男性がいるのに…。

映画の最後は上手くまとまり過ぎ、チョット甘過ぎ…。

23年前の主人公バド・フォックス役のチャーリー・シーンが、同じ役のまま
あるパーティーで、1分ほどカメオ出演しています。




私の採点   ★★☆☆☆ (2つ星)





先月、末期の喉頭癌を患っていることを公表したマイケル・ダグラス。
本来ならば、この映画の宣伝で世界中を飛び回る予定だった彼。
USA国内のプロモーションも極力控え、治療に専念中です。
早く良くなって欲しいですね…。



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