カテゴリ:2014年全米公開映画( 15 )

2014年度にUSAにて劇場公開された新作映画を対象としています。

TV製作映画 、 DVDスルー映画、ネット配信映画および
英語以外の外国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語など)の劇場公開映画は対象外。

特に印象に残って観て良かった!機会あれば今後も何回も観るだろうな~♪と思う4作品。


2014年全米公開映画 私の選ぶトップ4
(2014年度公開日時順で紹介、順位は不同)


☆ BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。

ある家族の12年間の出来事を
父役イーサン・ホーク、母役パトリシア・アークエット、
娘役ローレライ・リンクレイター、息子役エラー・コルトレーンが演じて
全ての役柄に同じ俳優を起用して2002年から2013年の12年間に渡って
毎年少しずつ撮影するという今までにない画期的な方法で製作された映画。

登場人物、皆がまるで本当の家族に思えるほどナチュラルな演技で
“家族って何だろう?”と考えさせられる心が温かくなる作品です。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ GONE GIRL ゴーン・ガール

ベン・アフレック & ロザムンド・パイク主演
極上サイコパス・サスペンス・スリラー。

何と言ってもベンの妻エイミーを演じるロザムンドの悪女ぶり!に拍手♪

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ BIRDMAN
    OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

    バードマン
    あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

マイケル・キートン演じるリーガン
かつて「BIRDMAN」という大ヒット映画3作で
主役のスーパー・ヒーローのバードマンを演じて大人気スターだったが
現在は納得いかない俳優人生でストレスが溜まり
NYブロードウェイの舞台で再起を賭けて自分自身と戦っている初老俳優。

延々とカメラ・ワークが切れず、まるで“劇中劇”を鑑賞しているような感じ!
セリフ回しが非常におもしろくウィットに富んでいる作品。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ THE IMITATION GAME

    イミテーション・ゲーム
    エニグマと天才数学者の秘密


第二次世界大戦時、敵国ナチス・ドイツのエニグマ(暗号機械)の暗号解読に力を注いだ、
イギリス人の天才数学者・暗号解読者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)を中心に
頭脳明晰な若者が集まるULTRA(ウルトラ)チーム人生を描き
実話をもとにしたサスペンス要素ある伝記ドラマ。

実在とされる登場人物が皆、個性が輝いていて、とてもおもしろかった!

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→



以上、4作品すべて、
本年度開催のゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞(SAG AWARDS)、
放送映画批評家協会賞(CRITICS' CHOICE AWARDS)、アカデミー賞など…
賞では、どこかの部門に必ずノミネートまたは受賞している傑作映画ばかりです。

来月開催されるアカデミー賞では、個人的には
最優秀作品賞は「BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。」
最優秀主演男優賞はマイケル・キートン(バードマン)が受賞して欲しいな~と思います。
さて結果はどうでしょうか?!



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー


製作・監督 クリント・イーストウッド

製作・主演 ブラッドリー・クーパー


この映画は今冬の賞レースにエントリーするため
クリスマスに限定一時公開されて、先週末に全米一斉公開となりました。

公開初日の前日にアカデミー賞のノミネートが発表され
アカデミー賞6部門…作品賞、主演男優賞、脚色賞、編集賞、音響編集賞、録音賞にノミネート
されたことも影響してか、
公開初日3日でなんと9000万ドル以上売り上げて1月の週末興行成績としては歴代最高!
当然、私も初日3日めに観に行って来ました。

ブラッドリー・クーパー
SILVER LININGS PLAYBOOK  世界にひとつのプレイブック(主演男優賞)詳細はコチラ→
AMERICAN HUSTLE アメリカン・ハッスル(助演男優賞)詳細はコチラ→
そして今回、AMERICAN SNIPER  アメリカン・スナイパー(主演男優賞)と
3年連続オスカーにノミネートの快挙!

d0175590_7163457.jpg

AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー
実在した伝説の狙撃手クリス・カイルの自伝をもとに製作された戦争映画。

日本でクリスを知る人は多くないでしょう。
USAでは3年前に出版された彼の自伝がベストセラーとなり
私自身は当時、USAで大ニュースとなった“2年前のクリスに起こった出来事”
(映画のネタバレにもなるので敢えて書きません)で彼の名前を知りました。
そして同時にブラッドリー・クーパーがこの映画を製作中と知り、興味を持ち
この映画鑑賞よりも随分前からクリスのことを調べて、映画館へ足を運びました。

2001年の911アメリカ同時多発テロ事件以降、
アメリカ海軍・特殊部隊NAVY SEALS所属の“死をもたらす”史上最高のスナイパー(狙撃兵)として
敵から恐れられ、指名手配をも受けていたクリス・カイルは
ネイビー・シールズを除隊するまで4回イラクヘ派遣され
相手方の武装勢力を公式に160人(+非公式を合わせれば255人)を殺害したと言われている…
そんな彼の生涯を描いたシリアスな作品。

主演のブラッドリーはカイルを演じるにあたって体重を17kg近く増量して
胸板パンパン、筋肉隆々のスナイパーになり、通常の彼とは違うガッチリ体型に変身しています。
THE A-TEAM 特攻野郎Aチーム THE MOVIE 詳細はコチラ→でフェイス役を演じた時も
かなり身体を鍛えて立派な胸板を披露していたブラッドリーだけど今回は更にスゴイ!

d0175590_7241414.jpg

ブラッドリー・クーパーは大好きな俳優だし、彼の演技も素晴らしかった。
そして映画としては非常に良く出来ている作品だと思います。
しかし好戦的な内容には私は共感できませんでした。

エンターテインメントとしてネイビー・シールズ系ドラマを観ることは好きだけど
実話となると話はまた別。
常に死と向かい合わせのクリスが後にPTSDで悩んでいる姿、
自分の子供たちに接する時の優しい父親像も描かれているとは言え、
(クリスが生まれて育ったテキサス州はUSAでもかなり保守的な銃社会地域で
それが当たり前であっても)子供の頃から拳銃を手にすることが当然の人生で
敵とは言え相手側の女性や子供を狙って個別に殺害している兵士をヒーロー視することに
個人的に違和感を感じます。

あと一つ不思議に思ったことは…
クリスがイラク任務中、廃墟ビルの屋上や空き部屋から敵に銃口を向けていると同時に
米国西海岸でクリスを待つ妻に携帯電話で普通に会話していること。
“人を狙い撃ちするという”緊張の場面でも妻と平気に会話していたのか?
集中しなくてもターゲットは外さない名手ってこと?…なんか違和感あったな。

映画終了後、拍手している数人の観客もいたので
例えば、現役または退役軍人、またはその家族や関係者、保守的な地域に暮らす人々ならば
もっと素直に好意的にこの映画を鑑賞できたのかな…と思います。


AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー 日本では来月公開予定。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
THE IMITATION GAME

イミテーション・ゲーム
エニグマと天才数学者の秘密


主演 ベネディクト・カンバーバッチ

2015年の最後に鑑賞した映画が今年の閉めに相応しい最高傑作でした!

既に、ゴールデン・グローブ賞、SAG(全米映画俳優組合)賞など様々な映画賞に
作品賞、主演男優賞ベネディクト・カンバーバッチ、助演女優賞キーラ・ナイトレー、脚本賞…
ほとんど主要なカテゴリーにノミネートされていて
今後発表されるアカデミー賞ノミネートも確実視されている実話を基にしたミステリー調の伝記ドラマ。


以下、あらすじ少し&私の感想のみで内容のネタバレありません。

d0175590_955379.jpg

第二次世界大戦時、イギリスにて
敵国ナチス・ドイツのエニグマ(暗号機械)の暗号解読に力を注いだ、
頭脳明晰な若者が集まるULTRA(ウルトラ)チームの
天才数学者・暗号解読者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)を中心に
戦前および戦後を含めた彼らの人生を描いたドラマ。

アランは類いまれなる天才だけに、かなり変わった性格で
他人の気持ちを理解したり、会話のキャッチボールが難しいため
彼の前には様々な困難が立ちはだかる。

社会主義国ソビエト連邦ヘのスパイ疑惑やゲイ差別などもストーリーに加わり
イギリス軍を勝利に導く国家最高秘密を扱う暗号解読チームの活躍を描いた
サスペンス・タッチのシリアスなドラマ。

ベネディクト・カンバーバッチ・ファンの方は新たな彼の魅力を発見できるでしょう!

私は特にカンバーバッチ・ファンではないので…共演者の熱演に眼がクギ付け♪

この作品は製作が発表された時点から、その興味深いストーリー内容はもちろん
以下の私の大好きなイギリス出身俳優3人が出演しているから観ることを楽しみにしていました♪

d0175590_1004127.jpg

① アランと一緒に暗号解読する仲間の一人ヒュー・アレクサンダー役のマシュー・グード

背がスラ~ッと高くエレガントで美しいマシューが演じる自信家のヒューは
アランと良きライバルで最初は意見が対立して火花バチバチ。

THE GOOD WIFE グッド・ワイフ シーズン5 から検事補フィン・ポーマー役
レギュラー出演しているマシューもステキ♪

d0175590_103927.jpg

② MI6(英国秘密情報部)チーフのスチュワート・メンジーズ役のマーク・ストロング

私にとってセクシーなスキンヘッド♪トップ1の俳優です。
あの低くて優しい声、鷹のように鋭い眼…コレがまた役柄にピッタリなのだ!
見つめられたらトロケちゃう♪…アッ!ちなみに今回はカツラ装着。

d0175590_1075245.jpg

③ 政府直属暗号スクールの長官アラステア・デニストン役のチャールズ・ダンス

GAME OF THRONES ゲーム・オブ・スローンズ
傲慢で冷酷な父タイウィン・ラニスター役と同じく、この作品でも厳格な長官役を好演。


他には、暗号解読チームの仲間のジョアン・クラーク(キーラ・ナイトレー)
ジョン・ケアンクロス(アレン・リーチ)なども出演していて
以上、全員、実在の人物を演じています。


非常におもしろい内容の作品でした…と同時に、当時の時代背景を考えると
実在した人物だけに…彼らの人生、特にアラン・チューリングについて
胸が締め付けられる切ない気持ちにもなりました。

THE IMITATION GAME イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
は日本では来春公開予定。



私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
NIGHT AT THE MUSEUM:SECRET OF THE TOMB

ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密


第1作め NIGHT AT THE MUSEUM ナイト・ミュージアム
第2作め NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN ナイト・ミュージアム 2
に続く、ご存知、ミュージアムの夜間警備員ラリー(ベン・スティラー)を中心に
夜中から日の出までの限られた時間だけ、ミュージアムの蝋人形や剥製動物の展示物が甦り
実際に動き出して一騒動が起きるコメディ映画の第3作め。

言葉が乱暴なシーンも暴力的なシーンも際どいセクシーなシーンもなく!
どの年齢の子供も安心して鑑賞できる♪ファミリー・エンターテインメント・アドヴェンチャー映画

この映画シリーズを観るとホント!歴史博物館、自然博物館、美術館など…
ミュージアムに行きたくなっちゃうんだよね~。

以下、特にあらすじには触れずネタバレもありません。

d0175590_1033929.jpg

夜になると活動するキャラクターたちにパワーを与える源の
“エジプト王の黄金タブレット”がパワーが弱まってきて
このままだと皆、剥製のまま動かなくなってしまう!さぁ大変!
タブレット修復のため、ラリーとキャラクターたちが
イギリス・ロンドンにある大英博物館へ行くストーリー。

ラリー(ベン・スティラー)はじめ
手のひらミニチュア・サイズのカウボーイ、ジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)など
第1作め、第2作めに引き続き、
セオドア“テディ”ルーズベルト役のロビン・ウィリアムズももちろん
馴染みのあるキャラクターたちが今回の作品にも出演しています。
スクリーンを観ていて「あぁ~コレがロビン・ウィリアムズの遺作になるのかな…。」と思うと
寂しくなりました。

今回の新しい顔ぶれは…
大英博物館の夜間警備員ティリー(レベル・ウィルソン)、
古代エジプト王アクメンラー(ラミ・マレック)の父(ベン・キングスレー)、
アーサー王伝説の円卓の騎士の一人ランスロット(ダン・スティーヴンス)など!

d0175590_1011357.jpg

「ダウントン・アビー」の貴公子マシュー・クローリー役から円卓の騎士ランスロット役へ

個人的には今回の目玉キャラクターは何と言っても!ランスロット役のダン・スティーヴンス!
やっぱり彼って現代ドラマより、コスチューム・ドラマが似合う!
アーサー王伝説の円卓の騎士役は彼にピッタリでウットリしてしまいました♪


総合的に見れば…第1作めのアイデアが一番奇抜でおもしろいと思うけど
今回もそれなりに楽しめました!


NIGHT AT THE MUSEUM: SECRET OF THE TOMB
ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密 は日本では来春公開予定。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]

THE HOBBIT:

THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES 3D

ホビット 決戦のゆくえ


1作め THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY ホビット 思いがけない冒険
(詳細はコチラ→
2作め THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG ホビット 竜に奪われた王国
(詳細はコチラ→)に続く3部作の完結編。

ファンの皆さんはストーリーも熟知していると思うので、以下、あらすじには触れていません。

d0175590_7365157.jpg


映像は鮮明で美しいし、臨場感あふれるダイナミックなシーンに息を飲み、
ストーリーが面白いことは言及するまでもなく
THE LORD OF THE RINGS ロード・オブ・リング 3部作はもちろん
THE HOBBIT ホビット 3部作
カッコイイ♪ステキな俳優を再発見できて私の眼はキラキラ輝きの連続(笑)。
ホント!魅力あふれる俳優の宝庫だよね~このシリーズって!
コスチューム劇、歴史大作、ファンタジー映画を観ると
現代劇では観ることができない俳優の別の一面も観れて楽しいです。

d0175590_7385550.jpg
 
トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティージ)の力強く勇ましい姿、
バルド(ルーク・エヴァンス)の頼もしい男らしさ、
スランドゥイル(リー・ペイス)& レゴラス(オーランド・ブルーム)親子の絆…ウットリ♪ 
キーリ(エイダン・ターナー)もかわいかったな~。

特に、トーリンが氷上の闘うシーン & スランドゥイルの見事な剣さばきに心ときめいてしまいました!



USAでは3年連続12月公開だったホビット・シリーズ。
来年はもうシリーズ公開がないと思うと寂しいな~。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
BIRDMAN
OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

バードマン
あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)


現在、USAでジワジワとロングラン・ヒット中のインディペンデント低予算映画の傑作!

辛辣で風刺的で自虐的な笑いも含め
少しドキュメンタリー風の秀作ドラメディ(ドラマ+コメディ)。

批評家にも観客にも非常に受けが良く絶賛されていて
既に、ゴールデン・グローブ賞、SAG(全米映画俳優組合)賞など様々な映画賞に
作品賞、監督賞、主演男優賞マイケル・キートン
助演男優賞エドワード・ノートン、助演女優賞エマ・ストーン、脚本賞…
ほとんど主要なカテゴリーにノミネートされていて
今後発表されるアカデミー賞ノミネートも確実視され
主役のマイケル・キートンは主演男優賞を受賞するのでは?すべきだ!きっとするだろう!
ウワサされています←私もそう思う!

以下、あらすじ少し&私の感想のみで内容のネタバレありません。

d0175590_3401999.jpg


リーガン(マイケル・キートン)
かつて「BIRDMAN」という大ヒット映画3作で主役のスーパー・ヒーローのバードマンを演じて
大人気スター俳優だった。
今でも人々はリーガン=バードマンと認識していて、彼の顔を見ればサインを要求してきて
いつまでも“バードマン”に付きまとわれている。
当の本人は少々疲れ切った初老にさしかかった中年俳優で
俳優としてスランプもストレスも感じ、精神的にもがきあがいている。

リーガンはニューヨークのブロードウェイの舞台で文芸作品を演出、主演して
再起を図ろうと考えているが
共演者の中堅俳優マイク(エドワード・ノートン)は演技も上手いが
目立ちたがり屋の生意気な奴で癪に障る。

更に、バードマン役で絶好調の頃、家庭を顧みなかったリーガンは
ドラッグ中毒リハビリ施設から出てきたばかりの娘サム(エマ・ストーン)とは微妙な親娘関係。

リーガンの悩みは果てしないが…。


映画はほとんど全て、ブロードウェイの舞台、
または迷路のような狭く入り組んだ舞台裏や控え室のシーンで、
まるで“劇中劇”を鑑賞しているような感じ!

更にカメラ・ワークが切れない!
時間も日にちも経っていても継続的にワンカット・シーンの連続で臨場感があふれている。

セリフが非常に多いのだが、人間のエゴ、悩み、心の葛藤、対人関係を見事に描写していて
現実と空想が入り混ったリーガンにはバードマンの低い声も天から聞こえて
いろいろ彼に忠告して彼を悩ませるシーンもあって面白い!
(まるでバッドマンのあの低い声そのもの!)

マイケル・キートン本人も25年ほど前に
映画 BATMAN バットマン BATMAN RETURNS バットマン・リターンズ
主役のバットマンを演じていたから、今回の役柄を少し彷彿させるところがあるかな~。
でもマイケルの場合は、バットマン2作以降も、コメディからシリアスな映画まで
ヒーロー役(バッドマン)を演じて以来の固定されたイメージを嫌って悪役もこなしていて
ずっと継続的に俳優として活躍しているので、このリーガン役とは少しまた違う面もあるけど。
例えばこんな映画で悪役でしたね~。作品はコチラ→


この映画の中では、エドワード・ノートンも良いが、なんたってマイケル・キートンだと思います!

大掛かりなアクションも派手なCG効果もなく
ナオミ・ワッツ(舞台での共演女優)や
ザック・ガリフィアナキス(リーガンの親友で彼担当の弁護士)も含め
役者本来の演技が輝く熱演で役者魂を観せて(=魅せて)もらった!


バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) は日本では来春公開予定。



私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)


にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
THE TWO FACES OF JANUARY

ギリシャに消えた嘘

1962年の美しいエーゲ海と地中海を背景に
ギリシャ・アテネとクレタ島、トルコ・イスタンブールが舞台のレトロなサスペンス・スリラー映画。

出演者は他にも少しいるけど映画全体を観れば、ほとんど
ヴィゴ・モーテンセン、キルステン・ダンスト、
オスカー・アイザック
の3人しか出演していないので、ファンはタップリ彼らを観れるので必見です♪


以下、簡単なあらすじと私の感想少しのみ、
シリアスなサスペンス映画なのでストーリーのネタバレは一切ありません。

d0175590_661567.jpg

アメリカ人の詐欺師チェスター(ヴィゴ・モーテンセン)
彼の若い妻コレット(キルステン・ダンスト)は優雅にギリシャを旅行中。
街中のカフェでアメリカ人のライダール(オスカー・アイザック)と出会う。
ライダールはギリシャ語を話す現地のツアー・ガイドだが実は彼も詐欺師であった。

予期せぬ“ある事件”を自ら起こしたことで、ライダールの助けが必要となったチェスター。
奇妙な関係の3人の逃避行が始まるが
最初からお互い相手の正体を疑っているチェスターとライダールの関係が上手くいくハズもなく
事態はドンドン収拾がつかなくなっていく…。



THE TWO FACES OF JANUARY を観終わって
なんとなくマット・ディモン&ジュード・ロウ主演の映画 THE TALENTED MR. RIPLEY リプリー
(またはアラン・ドロン主演の映画 太陽がいっぱい )を彷彿させるな~と思ったら
両作品とも作家パトリシア・ハイスミスの著書を脚本化した作品でした。

キレイにヒゲを剃ってツルツル肌(笑)のヴィゴ・モーテンセンの
アイボリー・カラーのスリーピース・スーツ+パナマ帽スタイルの帽子姿がサマになってカッコイイ♪
でもソレは最初のうち…だんだんとボロが…(笑)。
1960年代の皆のオシャレな服装がステキな作品。

オスカー・アイザックもイイ味を出しています。

ヒトツだけ!
映画の中で、相手を騙すためにライダールがチェスターを自分の父親だと紹介するシーンがあるけど
いや~どう見てもサッパリ系の北欧顔のヴィゴと濃いコッテリ系のラテン顔オスカーは
親子には見えないでしょう!と思ってしまったのでした(笑)。

ヴィゴさま…昔からそうだけど、最近ますますハリウッド映画の大作から遠ざかり
海外資本の映画や小作品に出演する傾向が高く
この映画も米国では大・中都市の劇場のみの限定1週間上映なのでした。


THE TWO FACES OF JANUARY ギリシャに消えた嘘
なかなか見応えのあるサスペンス・スリラーです!



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
GONE GIRL  ゴーン・ガール


2012年の同名ベスト・セラー小説の映画化。

デイヴィッド・フィンチャー監督。

ベン・アフレック & ロザムンド・パイク主演の
極上サイコパス・サスペンス・スリラー。

劇場興行成績も良く全米大ヒット上映中!
批評家や一般人からも高評価を受けているサスペンス・スリラー映画。

以下、簡単なあらすじと私の感想少しのみ、
サスペンス映画なのでストーリーのネタバレは一切ありません。

d0175590_642621.jpg

結婚5周年記念の日、
ニック(ベン・アフレック)の妻エイミー(ロザムンド・パイク)が突然行方不明に!

家の中は荒らされ、テーブルが壊され、キッチンの床には拭いた形跡のあるエイミーの血痕も!
表向きはハッピーな結婚生活を築いていたようにみえる2人だが
警察の捜査やマスコミの執拗な追跡にしたがって、誰も知り得なかったことが次々と判明していく。
エイミーは失踪したのか?殺害されたのか?
状況証拠からニックに疑いの眼が集まっていくが…事件は意外な方向に!


私は原作を読んでいないので
「どんな展開になっていくのか?!」最後までジワジワと迫って来るスリル感を楽しめました。
2時間半と長い上映時間も全く飽きず!スクリーンに集中。

ベン・アフレックはアクション映画のヒーローより、こういう役が似合うよ~(笑)と私は思う。

この映画は結構、濃厚なラブ・シーンが多く、
ベン本人もニガ笑いのTVインタビューで「ベン・アフレックの全裸シーンがある!」と騒がれていて
「いつ出てくるそのシーン?」と楽しみにしていたら…最後のほうでありましたよ~。
ボディ・ダブルを使わずベンのお尻だそうです(笑)。

美しくキレイで、でもインタビューなどで話し出すと面白い!ロザムンド・パイク
以前から好きな女優だったけど、今回の彼女の演技良かった!さらに好感を持ちました♪ 

ニックの双子の妹を演じるマーゴ役のキャリー・クーンも良かった!


これでまたフィンチャー監督の代表作がヒトツ増えたね。

サイコパス・スリラーなので万人受けの映画ではないと思うけど…
私の大好きなジャンルの映画の中でも特に良く練られた作品に仕上がっていて!高評価です


ゴーン・ガール 日本では12月公開予定。




私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
GUARDIANS OF THE GALAXY

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー


マーベル・コミックス原作のアメコミ・ヒーロー・アクション映画。

今夏USAで大ヒット上映中!

以下、ストーリーについて触れていないのでネタバレもナシ。

キャラクターと俳優の紹介と私の感想です!

d0175590_97075.jpg

なんてたってこの映画!
私の大好きなブラッドリー・クーパークリス・プラットが出演しているんだから
それだけで(笑)大喜び♪

d0175590_911306.jpg


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの5人とは…

☆ ピーター・クイル(スター・ロード)… クリス・プラット
ユーモアあって♪行動力あって♪クリスにピッタリのヒーロー像。

☆ ロケット(ラクーン)… ブラッドリー・クーパー(声)
凄まじくオシャベリで賢く生意気で度胸あふれる武装アライグマ。
当たり前だけど(笑)残念ながらブラッドリー本人は声のみ出演で1度も姿を見せません!

☆ グルート(大きく高い樹木)… ヴィン・ディーゼル(声)
心優しい巨人ならぬ巨木。 生意気なロケットの良き相棒。
「私はグルート。」「私たちはグルート。」としか言わない(笑)。
数々のアクション映画で、その勇姿がお馴染みのヴィンだけど、これまた声のみ出演で姿を見せない。

☆ ガモーラ … ゾーイ・サルダナ
全身グリーン・カラーの勝気な武闘派で紅一点。

☆ ドラックス(ザ・デストロイヤー)… デイヴ・バウティスタ
荒い性格でパワーみなぎる巨人。
さすが本当のプロレスラーだけあってかなり鍛えられた肉体。


ピーター役のクリス・プラットは、日本での知名度はそれほど高くないと思うけど
USAではシーズン7を迎える大人気TVコメディ PARKS AND RECREATION での
レギュラー出演で知られています。
最近の映画では ZERO DARK THIRTY ゼロ・ダーク・サーティー にも出演していました。
詳細はコチラ→
クリスは身長188cmと高く、少し太めのポッチャリした体格と愛嬌のある顔、
TVトーク・ショー出演の際のオチャメな性格、
抜群のコメディ・センスが光る俳優だけど
今回ヒーロー役を演じるということで専用トレーナーをつけて
驚くほど立派な筋肉質の体格に豹変!カッコイイ~♪

d0175590_932689.jpg

悪役
☆ ローナン・ザ・アキュザー … リーペイス
非情な悪役を演じるリーは、ブルー・カラーの顔と全身が甲冑で覆われ、被りモノが大きくて
一瞬「誰よ?」と思うけど(笑)、
そのディープ・ボイスは健在で、すぐ「リー・ペイスだっ!」と分かります。
映画 THE HOBBIT ホビット シリーズのスランドゥイル役でお馴染みのリー。
詳細はコチラ→


…ということで“素顔”で出演している俳優はクリス・プラット含め少数で
外見上、皆かなり別人に成りきっています。

今回の映画は、出身も性格も全く異なるこの5人が紆余曲折の末、一致団結して
“ガーディアンズ”として闘う“序章”のような第1作で、既にシリーズ化も決定。

d0175590_9384382.jpg

今回はそのハンサムな顔を全く見ることができず!声のみ出演のブラッドリー・クーパー

日本語吹き替え版では
ブラッドリー・クーパー扮するオシャベリなアライグマ・ロケットのセリフの面白さが伝わらないので
ファンの方もそうでない方も是非、字幕版をどうぞ!

採点はストーリー的には★★★だけど
ピーター役がクリスにピッタリ!だったことと
ブラッドリーが声のみ出演のアライグマ役という非常に斬新なアイデアがおもしろかった!ので
★★★★にしました。



GUARDIANS OF THE GALAXY ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 日本では9月公開。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男


今年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン主演のサスペンス・スリラー映画。

これから劇場公開の映画 THE HUNGER GAMES ハンガー・ゲーム シリーズの
次回作、次々回作にもフィリップの出演シーンが少しあるそうだけど
フィリップが“主役”として出演した映画は残念ながら
A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男 が最後の作品ということです…。

映画の原作はジョン・ル・カレ著の A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男
ジョン・ル・カレのスパイ(サスペンス)小説で映画化されている作品はほとんど観ています。
最近では…辛口批評だけど TINKER TAILOR SOLDIER SPY 裏切りのサーカス を観ています。
私の感想はコチラ→

以下、サスペンス映画なのでストーリーのネタバレは一切ありません。

d0175590_7524471.jpg

ドイツ北に位置する港街ハンブルグが舞台。
人口規模では首都ベルリンに次ぎ大きいドイツ第二の都市ハンブルグは
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件の首謀者たちが
テロ事件を計画して極秘に暮らしていた都市ということで、当時注目を浴びた。

その後、USAの諜報機関であるCIAはもちろん、ドイツの諜報機関も
世界的規模のテロリストや反体制派グループが極秘活動をしていないか厳しく眼を光らせていた。

ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)
政府公認ながらも非公式の極秘テロ対策グループのリーダー。
正式なドイツの諜報機関とは別に自分たちだけでスパイ活動をして
日夜テロリストたちの動きを追っていた。

ある日、イスラム系チェチェン人とロシア人の血筋を受け継ぐ、ある若者が瀕死の状態で
ハンブルグで発見されたことにより事件が始まる…。


原作を読んでいない私にはミステリー、スパイとしてのストーリーは、なかなかおもしろかった。

少し妙だな~と思ったことは…

ドイツを舞台にした映画で登場人物もほとんどドイツ人の設定なのに
誰一人ドイツ語を話していなかったこと(笑)。

ドイツ人を演じていたアメリカ人俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン
弁護士役のレイチェル・マクアダムス、銀行家役のウィレム・デフォーも皆、
少しドイツ語訛りの英語またはアメリカ英語ではなくイギリス英語のみ話して
ドイツ人役を演じたドイツ人俳優でフィリップの部下役を演じる
ダニエル・ブリュールニーナ・ホスもずっと英語のみの会話。
一瞬ココはどこだっけ?イギリス?なんて思ってしまった(笑)。

そして私の大好きなロビン・ライトもCIAエージェントとして出演。

ダニエル・ブリュールが主演の私の好きな作品はコチラ→

ニーナ・ホスが主演の私の好きな作品はコチラ→



主役はもちろん、脇役でも独特の存在感で輝いていたフィリップ・シーモア・ホフマンは
私の好きな俳優の一人でした。

彼が出演した作品は沢山観ているけど、ここ数年では
カルト教祖を演じた THE MASTER ザ・マスター 詳細はコチラ→
味のある脇役を演じたTHE IDES OF MARCH スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
詳細はコチラ→
が印象に残っています。

彼が出演するだけで映画が何倍もすばらしい映画になったのに…。
惜しい人が亡くなって…残念で仕方がありません。



最後まで“どうなるんだろう?!”とハラハラ・ドキドキのサスペンス映画
A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男 日本では10月公開予定。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]