<   2015年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

2014年度にUSAにて劇場公開された新作映画を対象としています。

TV製作映画 、 DVDスルー映画、ネット配信映画および
英語以外の外国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語など)の劇場公開映画は対象外。

特に印象に残って観て良かった!機会あれば今後も何回も観るだろうな~♪と思う4作品。


2014年全米公開映画 私の選ぶトップ4
(2014年度公開日時順で紹介、順位は不同)


☆ BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。

ある家族の12年間の出来事を
父役イーサン・ホーク、母役パトリシア・アークエット、
娘役ローレライ・リンクレイター、息子役エラー・コルトレーンが演じて
全ての役柄に同じ俳優を起用して2002年から2013年の12年間に渡って
毎年少しずつ撮影するという今までにない画期的な方法で製作された映画。

登場人物、皆がまるで本当の家族に思えるほどナチュラルな演技で
“家族って何だろう?”と考えさせられる心が温かくなる作品です。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ GONE GIRL ゴーン・ガール

ベン・アフレック & ロザムンド・パイク主演
極上サイコパス・サスペンス・スリラー。

何と言ってもベンの妻エイミーを演じるロザムンドの悪女ぶり!に拍手♪

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ BIRDMAN
    OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

    バードマン
    あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

マイケル・キートン演じるリーガン
かつて「BIRDMAN」という大ヒット映画3作で
主役のスーパー・ヒーローのバードマンを演じて大人気スターだったが
現在は納得いかない俳優人生でストレスが溜まり
NYブロードウェイの舞台で再起を賭けて自分自身と戦っている初老俳優。

延々とカメラ・ワークが切れず、まるで“劇中劇”を鑑賞しているような感じ!
セリフ回しが非常におもしろくウィットに富んでいる作品。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ THE IMITATION GAME

    イミテーション・ゲーム
    エニグマと天才数学者の秘密


第二次世界大戦時、敵国ナチス・ドイツのエニグマ(暗号機械)の暗号解読に力を注いだ、
イギリス人の天才数学者・暗号解読者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)を中心に
頭脳明晰な若者が集まるULTRA(ウルトラ)チーム人生を描き
実話をもとにしたサスペンス要素ある伝記ドラマ。

実在とされる登場人物が皆、個性が輝いていて、とてもおもしろかった!

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→



以上、4作品すべて、
本年度開催のゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞(SAG AWARDS)、
放送映画批評家協会賞(CRITICS' CHOICE AWARDS)、アカデミー賞など…
賞では、どこかの部門に必ずノミネートまたは受賞している傑作映画ばかりです。

来月開催されるアカデミー賞では、個人的には
最優秀作品賞は「BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。」
最優秀主演男優賞はマイケル・キートン(バードマン)が受賞して欲しいな~と思います。
さて結果はどうでしょうか?!



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AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー


製作・監督 クリント・イーストウッド

製作・主演 ブラッドリー・クーパー


この映画は今冬の賞レースにエントリーするため
クリスマスに限定一時公開されて、先週末に全米一斉公開となりました。

公開初日の前日にアカデミー賞のノミネートが発表され
アカデミー賞6部門…作品賞、主演男優賞、脚色賞、編集賞、音響編集賞、録音賞にノミネート
されたことも影響してか、
公開初日3日でなんと9000万ドル以上売り上げて1月の週末興行成績としては歴代最高!
当然、私も初日3日めに観に行って来ました。

ブラッドリー・クーパー
SILVER LININGS PLAYBOOK  世界にひとつのプレイブック(主演男優賞)詳細はコチラ→
AMERICAN HUSTLE アメリカン・ハッスル(助演男優賞)詳細はコチラ→
そして今回、AMERICAN SNIPER  アメリカン・スナイパー(主演男優賞)と
3年連続オスカーにノミネートの快挙!

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AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー
実在した伝説の狙撃手クリス・カイルの自伝をもとに製作された戦争映画。

日本でクリスを知る人は多くないでしょう。
USAでは3年前に出版された彼の自伝がベストセラーとなり
私自身は当時、USAで大ニュースとなった“2年前のクリスに起こった出来事”
(映画のネタバレにもなるので敢えて書きません)で彼の名前を知りました。
そして同時にブラッドリー・クーパーがこの映画を製作中と知り、興味を持ち
この映画鑑賞よりも随分前からクリスのことを調べて、映画館へ足を運びました。

2001年の911アメリカ同時多発テロ事件以降、
アメリカ海軍・特殊部隊NAVY SEALS所属の“死をもたらす”史上最高のスナイパー(狙撃兵)として
敵から恐れられ、指名手配をも受けていたクリス・カイルは
ネイビー・シールズを除隊するまで4回イラクヘ派遣され
相手方の武装勢力を公式に160人(+非公式を合わせれば255人)を殺害したと言われている…
そんな彼の生涯を描いたシリアスな作品。

主演のブラッドリーはカイルを演じるにあたって体重を17kg近く増量して
胸板パンパン、筋肉隆々のスナイパーになり、通常の彼とは違うガッチリ体型に変身しています。
THE A-TEAM 特攻野郎Aチーム THE MOVIE 詳細はコチラ→でフェイス役を演じた時も
かなり身体を鍛えて立派な胸板を披露していたブラッドリーだけど今回は更にスゴイ!

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ブラッドリー・クーパーは大好きな俳優だし、彼の演技も素晴らしかった。
そして映画としては非常に良く出来ている作品だと思います。
しかし好戦的な内容には私は共感できませんでした。

エンターテインメントとしてネイビー・シールズ系ドラマを観ることは好きだけど
実話となると話はまた別。
常に死と向かい合わせのクリスが後にPTSDで悩んでいる姿、
自分の子供たちに接する時の優しい父親像も描かれているとは言え、
(クリスが生まれて育ったテキサス州はUSAでもかなり保守的な銃社会地域で
それが当たり前であっても)子供の頃から拳銃を手にすることが当然の人生で
敵とは言え相手側の女性や子供を狙って個別に殺害している兵士をヒーロー視することに
個人的に違和感を感じます。

あと一つ不思議に思ったことは…
クリスがイラク任務中、廃墟ビルの屋上や空き部屋から敵に銃口を向けていると同時に
米国西海岸でクリスを待つ妻に携帯電話で普通に会話していること。
“人を狙い撃ちするという”緊張の場面でも妻と平気に会話していたのか?
集中しなくてもターゲットは外さない名手ってこと?…なんか違和感あったな。

映画終了後、拍手している数人の観客もいたので
例えば、現役または退役軍人、またはその家族や関係者、保守的な地域に暮らす人々ならば
もっと素直に好意的にこの映画を鑑賞できたのかな…と思います。


AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー 日本では来月公開予定。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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