<   2015年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

THE WATER DIVINER

(原題: ウォーター・ディヴァイナー)


監督・主演 ラッセル・クロウ


私の大好きな熊ちゃん053.gifラッセル・クロウの本格的な映画監督デビュー作品です!


オーストラリア、トルコ、USA共同製作。 
オーストラリア&トルコでは昨年末に劇場公開され、USAでも先週末に公開されました。

1914年に編成された ANZAC(オーストラリア・ニュージランド軍隊)にとって
初の海外遠征となるトルコ“ガリポリの戦い”について描いたドラマ映画

ニュージーランド生まれで長年オーストラリアに暮らしているラッセルにとって
“ガリポリの戦い”を描いた内容はとても想い入れが強く重要なことだと思います。

THE WATER DIVINER は今年1月に開催された
オーストラリア・アカデミー賞(AACTA AWARDS)では
最優秀作品賞、最優秀助演男優賞(Yılmaz Erdoğan)、最優秀衣装デザイン賞、3冠に輝いています!

以下、内容のネタバレには触れずに簡単なあらすじと私の感想です。

d0175590_1054298.jpg

1915年、第一次世界大戦時、
大英帝国(イギリス)が率いる連合国側に参加したANZAC(オーストラリア・ニュージーランド軍隊)は
敵である同盟国側オスマン帝国と戦うためトルコ・ガリポリに出征。

オーストラリアの田舎に暮らす農夫ジョシュア・コーナー(ラッセル・クロウ)には
10代後半の3人の息子がいた。
ジョシュアの3人の息子も戦地に向かったが
その後、3人とも音沙汰がなく、戦死したのではないかと推測されていた。

4年後の1919年、息子3人の遺骨はもちろん遺品さえも戻って来ない辛い日々が続き
ジョシュアも、精神状態が不安定な妻も悲しみにくれていた。
ジョシュアは息子たちが戦った場所を訪れようと決心する。
もしかして息子たちはどこかで生きているのかも知れない…との一縷の望みを残して
はるばるオーストラリアからトルコヘ向かうジョシュア。 
しかし戦地だった“ガリポリ”は一般人は立ち入り禁止なのだった…。

d0175590_10565455.jpg

映画は実際にトルコでも撮影して、トルコ出身の俳優も出演、英語とトルコ語両方のセリフがあります。

戦争中、敵だったトルコ人への憎しみ、次第にお互いに和解して触れ合っていく様子が
ゆっくりと切なく描かれていきます。
戦場で戦うシーンも少しあるけど
ストーリーは、戦争により、夫、子供、大切な人を失った遺族について焦点を置いています。

007 QUANTUM OF SOLACE 007 慰めの報酬 での
ヒロイン役が印象に残っているウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ
トルコ人妻を演じていて、トルコ語のセリフを上手に話していて少し驚いたな~。

実生活でも2人の息子がいるラッセルの
“戦争により大切な息子3人を奪われてしまった”心優しい父親役が真に迫っていて
とても良かったと思います。
観終わった後、優しい気持ちになれるドラマ映画。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
[PR]
クリミナル・マインド シーズン10

エピソード19 BEYOND BORDERS


話題性たっぷり♪シリーズ化の期待あふれる♪クリミナル・マインドの

新しいスピンオフのパイロット版エピソード。



クリミナル・マインドのスピンオフと言えば…
クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル
詳細は過去に コチラ→コチラ→ でブログ記事にしています。
1シーズンたった13話、
おまけにストーリー未完のクリフハンガーでシリーズ終了…と言うかキャンセルって…
アレは失敗作だったと言っても今や過言ではないと思う。

「レッドセルで失敗したのに、またスピンオフ製作するの?!」と私も最初は驚いたけど
NCISシリーズ、CSIシリーズ、LAW & ORDERシリーズ…
長年続いている犯罪捜査系ドラマは、どれも数々のスピンオフが大成功しているからね~。
クリミナル・マインドの製作者たちも、もう1回スピンオフ実現→成功の夢を見たいのかな~。

現時点では新スピンオフのシリーズ化は決定していません。
まず本家クリミナル・マインド シーズン10 エピソード19で新チームを紹介して
業界やファンの反応を見てから後日、シリーズ化の有無が発表されます。

追記: その後、CRIMINAL MINDS: BEYOND BORDERS シリーズ製作が正式決定!

以下、エピソード内の事件の詳細についてはさほど触れていません。
スピンオフ・チームのキャラクター紹介のネタバレを含んだ私の感想です。

d0175590_9304384.jpg

     左から役名: リリー・ランバート、ジャック・ギャレット、お馴染みロッシ&ホッチ

スピンオフ・レッドセルが本家クリミナル・マインドと同じく国内の事件を捜査していて
解決する事件も本家とさほど差別化が図られていなかったことと比較して
新スピンオフ・チームは BEYOND BORDERS のエピ・タイトル通り
国境を越えて捜査に及び、海外で凶悪な事件に巻き込まれている米国人を救助するエリート・チーム。

今回はカリブ海バルバドス島で誘拐された米国人ファミリーの救出に
本家BAUチームとBEYOND BORDERSチームが合同捜査。
それぞれお互いのチーム・メンバーは皆、顔見知りと言う設定で
何気ないメンバー同士の会話に新チームの近況とか家族構成が紹介されていきます。

d0175590_9421444.jpg

ストーリーは…
休暇で、カリブ海のバルバドス島を訪れた夫婦とティーンの子供2人。
夜遅く、バルバドスの空港に到着してホテルへ向かう途中
「スーツケースも多いし、2台のタクシーに分かれて乗車するのは嫌だわ。」と妻が言い、
正規タクシーに乗車せずに
夫が白タクまがいのシャトル・バンに値段を交渉して家族で乗り込む…って
オイオイ、危険な旅を避ける基本中の基本でしょう~正規タクシーを使いなさい(笑)。
おまけに運転手に「無料のボトル・ウォーターをどうぞ。」と勧められて
家族4人ソレを飲んでしまって…当然、睡眠導入剤が入っているから記憶を失う…
出会ったばかりの知らない人に食べ物や飲み物を勧められて口にしてはいけませんよ~!って
小学生でも分かるでしょう(笑)。

行方不明になったファミリーを救うためBEYOND BORDERSチームの出番。
以前、似たようなファミリー誘拐殺人事件をフロリダ州で扱ったBAUチームが協力して捜査スタート。

イヤ、でも実際にUSAでは
カリブ海の諸島ヘ休暇で訪れて様々な事件に巻き込まれる米国人の話って
よくニュースになるんですよ。
多分、日本人が東南アジア周辺で事件に巻き込まれるような感じだと思います。
本国から近距離、物価が安い、海がキレイ、日常生活から離れてリゾート地で羽を伸ばして
ついつい油断してしまう…などの共通点も多いかも。

d0175590_1043020.jpg

スピンオフ・チームのリーダーのジャック・ギャレット役はゲイリー・シニーズ。
犯罪捜査系ドラマ・ファンならば CSI: ニューヨーク のマック・テイラー役で
彼を知らない人はいないですよね!


2年前に CSI: NY がシリーズ終了してから俳優を休業していたゲイリー。
この配役を聞いて、まず私が思ったことは
「犯罪捜査系ドラマが終了してすぐ次のドラマも犯罪捜査モノ?!役柄のイメージが似過ぎていないか?」
厳密に言えば、役柄はニューヨーク市警察の刑事からFBIエージェントだから管轄が違うけどね。
CSI: NY のようなラボにての科学捜査もありません。
私生活も違いますよ~。
マックは妻に先立たれていたけど
ジャックは妻と結婚生活も順調で、子供たちにも恵まれ、1人はFBIアカデミー訓練生。
爬虫類系トカゲ顔は相変わらずだけど(笑)ジャックを演じるゲイリーは良い感じに白髪が増えました。

d0175590_1053248.jpg

女性リードのリリー・ランバート役にはアンナ・ガン。
ブレイキング・バッドのスカイラー・ホワイト役で知られるアンナは
私の好きな女優の1人だからこの配役はうれしい♪
アンナもブレイキング・バッドがシリーズ終了してから
英国ドラマ BROADCHURCH ブロードチャーチ 殺意の町
米国リメイク版 GRACEPOINT でも刑事役を演じているんだよね~。
でも1年でシリーズ終了しているから刑事役のイメージは薄いけど。

リリーは国際法のエキスパートで
それぞれの国によって異なる法律の違いを踏まえて救出活動に力を注いでいくのでした。
リリーの弟はリリーいわく、誰かにハメられて無実の罪(ドラッグ関係)でタイの刑務所に服役中。

d0175590_1014126.jpg

IT技術ならお任せ!ラス“モンティ”モンゴメリー役にはタイラー・ジェームズ・ウィリアムズ。
海外を飛び回っているチーム・メイトをバック・サポートして米国内に留まることが多く
本家のIT技術担当のペネロープ・ガルシア(カーステン・ヴァングスネス)
以前、ジェニファー“JJ”ジャロウ(A.J.クック)が担当していたような
渉外係、被害者との家族との連絡係も兼ねている分析官。

d0175590_10174986.jpg

そして目新しい役柄はマシュー・シモンズ捜査官(ダニエル・ヘニー)。
モデル出身で身長188cmと見栄え良いダニエルは母親が韓国系米国人。
アーロン“ホッチ”ホッチナー(トーマス・ギブソン)と同じ高身長だわ。

私も沢山の犯罪捜査系ドラマを観ているけど
アジア系米国人俳優が、オタク・キャラではなく
”高身長で鍛えられた筋肉+イケメンでカッコイイ”系で
レギュラー・メンバーの刑事または捜査官として活躍するドラマってほとんど無いんだよね~。
強いて言えばハワイが舞台のドラマ HAWAII FIVE-0 ぐらいしか思い浮かばないな~。
コレは貴重なキャラかも!

マシュー捜査官は世界中に知り合いや友人がいて情報網が豊富。
電話1本で貴重な情報を得られる設定。
しかし何がスゴイって!愛妻との間に双子含めて子供が4人、そして4人とも3歳以下!という役柄。
マシューは世界中を飛び回って自宅不在が多いのに!そりゃ~奥さん子育て大変過ぎるでしょう!
JJも感心していました(笑)。


新チームの紹介エピソードとしては良く出来ていたと思います。
誘拐事件そのものはさほどヒネリが無かったけど(笑)
誘拐犯人でシリアル・キラー役がダリ・インゴルフソンということもポイント高かったかな~。
ダリは DEXTER デクスター 最終シーズン
DR.ヴォーゲルの息子サイコパス・シリアルキラーのオリヴァー・サクソンを演じていて
今回も違うキャラクターだけど同じくサイコパス・シリアルキラー役なのでした。

個人的にはスピンオフ・シリーズ化して欲しいな~♪
もしシリーズ化されたら、ヨーロッパとかアジア、果ては日本も舞台になるのかな?
まぁ撮影はロサンジェルス周辺で
実際に海外ロケせずに、予算の関係から全てカリフォルニア州でのセット撮影になると思うけど…。
ソレが“エッフェル塔を背景にしたなんちゃってパリ”とか
”ビッグ・ベンの背景が妙にウソっぽく見えるいかにもロンドン”とかでは無ければ良いけど(笑)。

かつてレッドセルがスピンオフ化されると決定した時
本家のオリジナル・メンバーは結構否定的なコメントが多かったんですよね~。
コメント内容はコチラのブログ記事に→

でも今回はもともと
デイヴィッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャとゲイリー・シニーズが私生活でも長年の大親友で
新スピンオフの話が浮上した時に、ジョーがゲイリーを
クリミナル・マインドの製作総指揮者エリカ・メッサーに紹介したことで具体案が練られて
ホッチ役のトーマス・ギブソンもゲイリーとは昔から知り合いとのことで
本家レギュラー陣も、いろいろな媒体のコメントから見ると
新スピンオフをかなり好意的に捉えているようだから期待できるかも!

新しいスピンオフ・チーム!シリーズ化するか否か!楽しみです。

追記: その後、CRIMINAL MINDS: BEYOND BORDERS シリーズ製作が正式決定!



にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村
[PR]