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ANTHROPOID

原題: エンスラポイド


第二次世界対戦下の1942年5月27日、
実際に起きた衝撃的な事件 OPERATION ANTHROPOID エンスラポイド作戦 について
描いた史実ドラマ・サスペンス映画

以下、あらすじ少々&私の感想を書いていて、ストーリーのネタバレはありません。

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エンスラポイド作戦とは…
当時のイギリス政府とチェコスロヴァキア駐英亡命政府による、
ナチス・ドイツの国家保安本部長官ラインハルト・ハイドリヒ暗殺計画のコードネーム。

当時、ラインハルト・ハイドリヒは、ナチス・ドイツのランクでは
総統アドルフ・ヒトラー、親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラーに次ぐ、
党序列ランクでは上から三番め。

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ラインハルト・ハイドリヒ暗殺計画を実行するグループ・メンバーとして
アイルランド出身の俳優キリアン・マーフィーが実在のスロヴァキア人の兵士
北アイルランド出身の俳優ジェイミー・ドーナンが実在のチェコ人の兵士

を演じています。

映画 ANTHROPOID エンスラポイド は史実を基に製作された作品です。

以前から私はドイツの歴史に非常に興味を持っているので
この“エンスラポイド作戦”についてもストーリーの結末を分かった上で、この映画を鑑賞しました。
それを踏まえても、なんともやるせない切ない想いが鑑賞後もズッシリと重くのしかかる映画でした。

1942年5月27日に、この事件が起こった後も
終戦を向かえる1945年まで3年以上も、さらに第二次世界対戦の戦火は広がり、恐怖の時代が続き、
ナチス・ドイツがますます台頭していった事実を改めて考えさせられました。


キリアン・マーフィーといえば…
独特な雰囲気を醸し出す美しいマリンブルーの瞳
今回も彼の瞳は印象的だったな~。

ジェイミー・ドーナンといえば…
やっぱり、映画 FIFTY SHADES OF GREY フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
クリスチャン・グレイ役が思い浮かぶけど…(その映画のブログ記事はコチラ→
今回は、彼の端正な顔立ちから見え隠れする緊迫感漂う演技に惹かれました。


映画 ANTHROPOID エンスラポイド は日本では公開未定。


私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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JASON BOURNE

ジェイソン・ボーン


マット・デイモン主演!

お馴染み大人気スパイ・キャラクター、ジェイソン・ボーン
大活躍するスパイ・アクション映画!

2007年に劇場公開された前作から9年ぶり久々に登場。

ジェイソン・ボーンが主役のシリーズとしては
THE BOURNE IDENTITY ボーン・アイデンティティ
THE BOURNE SUPREMACY ボーン・スプレマシー
THE BOURNE ULTIMATUM ボーン・アルティメイタム
と言う3部作に続く4作め。

マット・デイモンが演じるジェイソン・ボーンが登場せず、
ジェレミー・レナーが演じるスパイ、アーロン・クロスが主役の
スピンオフ映画 THE BOURNE LEGACY ボーン・レガシー を含めると
ボーン・シリーズでは5作め。
ボーン・レガシー についてのブログ鑑賞記事はコチラ→

以下、ストーリーのネタバレはありません。
鑑賞後の私の感想を少し書いています。

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金銭が絡む違法ファイト・クラブで黙々と戦っているジェイソン・ボーン(マット・デイモン)のところに
かつてCIAの秘密工作“トレッドストーン計画”に絡んでいた、
ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)が訪ねて来て再会したことで
ジェイソンとジェイソンの父親に関する過去の出来事が暴かれていくストーリー。

ヨーロッパ各地やUSAを舞台に
シリーズ通して、米国政府に“追跡され逃走する”ジェイソン・ボーンの姿はこの映画でも変わりません。

ジェイソン・ボーンの厳しい表情、キビキビとした素早い行動、頭脳明晰でストイックでブレない性格が
シリーズ通して健在なことはうれしい限り!

ギリシャの街中でのカー・チェイスは
ヨーロッパ特有の古い石畳の道や狭くて細い石の階段を縦横無尽に走りまくって迫力あって良かった!
実際には、ギリシャにての撮影ではなく、
大西洋カナリア諸島のテネリフェ島で“ギリシャの街”を再現して撮影されたとのことだけど
雰囲気ピッタリ!

しかし、ストーリー後半のラスヴェガスのカー・チェイスは“やり過ぎでウソっぽい”と思った。
実際には、ラスヴェガスの中心の“ザ・ストリップ”と呼ばれるラスヴェガス大通りは
いつも大混雑していて車も多過ぎて大渋滞で、あんなにスピード出して暴走できないよ~(笑)!
SWAT特殊部隊の厳重な車に、一般車が立ち向かって突破することも…なんかな~。
実際に“ザ・ストリップ”を1週間、毎日数時間、交通止め閉鎖して撮影したらしいけど。


鑑賞前の期待度が大きかっただけに
新作 JASON BOURNE ジェイソン・ボーン
ジェイソン・ボーン・シリーズの前3作品に匹敵するほど、おもしろい作品とは言えないかな~。

でもこのシリーズ大好きだから、次回作が製作されるならば観るよ~♪ 


映画 JASON BOURNE ジェイソン・ボーン 日本公開は10月。


私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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007 SPECTRE

007 スペクター


スパイ映画と言えば、何と言っても!007=ジェームズ・ボンドですよね~。

あのテーマ・ソングを聞くと毎回ゾクゾクしてしまう♪

ボンド役の俳優は交代しても、007シリーズは永遠!

今回の 007 スペクターは、通算24作め。
もちろん全作を観ています。

007 スペクター は、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じて4作め。


以下、あらすじには触れず、ストーリーのネタバレなし、私の感想だけを書いています。

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オシャレなスーツを着て、激しいアクション・シーンをこなしてもサマになるスパイの代表格と言えば…
何と言ってもジェームズ・ボンド!
歴代のボンド役の俳優は皆スーツ姿がステキ♪

敵と戦っても、爆発に巻き込まれても着崩れないスーツなのだ!

しかしデザイナー、トム・フォードのスーツは男性をより魅力的に見せるわ~。
フォードのスーツを着こなすダニエル・クレイグ、カッコ良かった!
雪上シーンで、ダニエルが着ていた同じくフォード制作のニットの黒ブルゾンもオシャレだったな~。
なにしろトム・フォード自身がカッコ良いんだから
男性をステキに魅せることにかけては、ファッション業界でトップだよね~。


さて、今回、
レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ という2人の女性がボンド・ガールが抜擢されていたけど…

レアは予想していた以上に、登場シーンも多く活躍していた。

しかしモニカは、映画公開前に
”史上最年長(51歳)のボンド・ガール!”と、かなり騒がれていたから、とても楽しみにしていたのに
フタを開けてみれば「エッ!たったあれだけしか登場しないの?!」と、上映終了後は少しガッカリ。
キレイですよね~彼女!もっと多くのシーンに登場することを期待していたのにな~。

なんだかんだ言ってもやっぱり若い女性のほうが好みなのね~ジェームズ(笑)!


前作までジュディ・デンチが演じていたボンドの上司M役は好きだったから
彼女に会えないことはとっても残念なんだけど
新しいM役のレイフ・ファインズは役柄が若返った分、活動的で良かったと思う。


そして悪役のクリストフ・ヴァルツ
私の大好きな俳優です♪
ホント!彼って芸達者ですよね~。
でも、もう少し“憎たらしい敵”でも良かったかも…。

やはり、クリストフが2度のアカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いた
INGLOURIOUS BASTERDS イングロリアス・バスターズ
DJANGO UNCHAINED ジャンゴ 繋がれざる者
で、彼が演じた印象深過ぎる強烈な役柄と比較すると
今回の悪役は少し物足りなかったかな~。


個人的には、 007 スペクター の内容は歴代24作の中では平凡かな~と思います。

前作 007 SKYFALL 007 スカイフォール のブログ記事はコチラ→ 


007 ファンは、それぞれお気に入りのジェームズ・ボンドがいると思うけど
やっぱり私は、フェロモンばりばりの初代ショーン・コネリー、
エレガントでチャーミングなピアース・ブロスナンが演じるジェームズ・ボンドが特に好き♪



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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BRIDGE OF SPIES

ブリッジ・オブ・スパイ


実在した人物が登場する米ソ冷戦時代の実話をもとにした歴史スパイ・サスペンス・ドラマ。

監督 スティーヴン・スピルバーグ


主演 トム・ハンクス


という黄金コンビ!


以下、あらすじ少し&私の感想を書いています。
ドラマの核心に迫るネタバレには触れていません。

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ストーリーは…
1957年の米国 vs ソビエト連邦の冷戦時代。

米国・ニューヨークにて、
敵国ソ連に情報を渡していたスパイ、ルドルフ・アベル(マーク・ライランス)が逮捕される。
誰もがアベルの弁護を躊躇する中、
有能な弁護士であるジェームズ・B・ドノヴァン(トム・ハンクス)
事件を担当することになる。
世論がアベルの死刑を望む声が高い中で、ドノヴァンはどのように裁判を進めていくか?

同時にヨーロッパでは、米国空軍のパイロットがソ連を領空侵犯してスパイ容疑で拘束され
東西分裂の最中の東ドイツで、同じくアメリカ人学生がスパイ容疑で逮捕された。
お互いの容疑者をどうするか?!
今後の交渉について話し合いを行うため、東ドイツ・東ベルリンにドノヴァンは旅立つ。


映画 ブリッジ・オブ・スパイ は、
スパイに焦点を当てた諜報活動を描いているわけではないので
手に汗を握るようなアクション・シーンはありません。

米ソ冷戦時代の敵対国同士が
どうやってお互いに相手側に拘束されている自国民の処遇について“交渉”していくか!
その粘りある努力と過程が良く描かれている点が非常におもしろかった。
そしてやはり実話をもとに描いただけあって、真実味がより感じられる点も良かった。

ソ連のスパイ、アベル役を演じるマーク・ライランスが非常に光っています!
飄々としてつかみどころのない、
一見スパイには全く見えない普通のオジサンっぽいアベルを見事に演じています。

数ヶ月前に、イギリス製作のドラマ WOLF HALL ウルフ・ホール シーズン1 を観終った私。 
16世紀、イギリス・テューダー朝で、ヘンリー8世(ダミアン・ルイス)に使えた、
政治家トマス・クロムウェルを演じたマーク・ライランスを観て
「この俳優、イイ味を出しているな~。上手いな~!」と思ったばかり!
映画やドラマより主に舞台に立つことのほうが多い俳優みたいですね。

更に、 ブリッジ・オブ・スパイ では、
東ドイツで弁護士業を営むウルフガング・ヴォーゲル役に
ドイツ人俳優のセバスチャン・コッホ。
これまた私の大好きな俳優です♪
彼が出演するだけでストーリーが引き締まるわ~。

そしてトム・ハンクス!大好きな役者です♪
わざわざ言うまでもなく、すばらしい俳優ですね!
シリアスな演技もコミカルな笑いを誘う演技も抜群。
彼が登場するだけで安心して作品を観ていられるし、
今回も間違いなくトムにピッタリの役柄だったと思う。

でもだから逆にフッと、
ドノヴァン役をトム・ハンクスではなく、別の俳優が演じていたらどうだったかな~?
誰か別の俳優が演じたドノヴァン役も観てみたいな~♪と思ってしまいました。


ほとんどの登場人物が実在したと聞いて、映画を観終ってから
あらためてネットで、それらの人物をいろいろ調べて、興味深いストーリーだったと更に実感!


映画 BRIDGE OF SPIES ブリッジ・オブ・スパイ は、日本では2016年1月公開予定。



私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



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SICARIO

ボーダーライン


SICARIO シカリオ …とはスペイン語で
主に中南米で使用される言葉で“(誰かに金で雇われた)ヒットマン、殺し屋、暗殺者”という意味。

よくあることだけど…意味も含めて原題と邦題が全く違いますね。

確かにUSAとメキシコの国境地帯(ボーダーライン)の話だけど…
シカリオ ~ヒットマン~ とかのタイトルのほうがピッタリくるけどな~。

この映画については当初、
“わざわざ映画館ヘ観に行かず、数ヶ月待ってオンデマンドで自宅で観ればいいかな~。”
ぐらいに思っていたら
批評家などの前評判はもちろん、公開後も一般客にも非常に高く評価されていて
「そんなにすばらしい出来なの?!だったらやっぱり劇場の大きなスクリーンで観なければ!」と思い、
早速観に行ったら…なるほど!おもしろかった!

いくつか疑問に思うシーンも確かにあることはあるけど…
米国特殊部隊とメキシコ・ドラッグ・カルテル(麻薬組織)との関係を描いた、
非常に完成度が高い犯罪アクション・サスペンス・ドラマです!

以下、ストーリーのネタバレはありません。 あらすじ少し&私の感想です。

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FBIエージェント、ケイト・メイシー(エミリー・ブラント)が率いるチームは
ある任務中に爆発した仕掛け爆弾により、非常な打撃を受ける。

爆破事件の犯人であり、メキシコの麻薬組織のボスでもある重要人物を捜し出すため
上司に犯人逮捕の特殊部隊任務について打診されたケイトはボランティアとして一員となる。

マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)、
アレハンドロ・ギリック(ベニチオ・デル・トロ)など強者などが揃う、その特殊部隊と一緒に
ケイトはUSAとメキシコの国境を越えてメキシコヘ行くが…。


実際にUSAとメキシコの間には
メキシコからの不法移民、メキシコの麻薬組織が絡む違法ドラッグ、
そのドラッグに関する資金洗浄(マネーロンダリング)という問題が常に山積みです。
それらを題材にした映画やドラマは今までにも数え切れないほどあるけど
SICARIO ボーダーライン は、かなり秀逸な作品だと思う。

特殊部隊の活動は常に秘密裏に行われ、
(後の話の展開でマットやアレハンドロの正体が少しずつ明らかになっていくが)
右も左も分からない新顔のケイトの「これからどんな活動をするんだろう?!」と
通常の自分の扱う分野とは違う未知なる過酷な任務に足を踏み入れてしまった…という
緊迫感が観ている私たちにも伝わってきて、ドキドキするシーンも多く、
飽きることなくラスト・シーンまで観れた。
ズ~ンと心の奥まで響く音響効果も良かった。

シリアスで緊張感、臨場感あふれるシーンの連続は、良い意味で
米国軍爆弾処理班を描いた映画 THE HURT LOCKER ハート・ロッカー
米国同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビン・ラディン殺害までのCIAの動向を描いた映画
ZERO DARK THIRTY ゼロ・ダーク・サーティ(ブログ記事はコチラ→
を思い出さずにはいられなかったな~。

重要なミッションに就くと同時に
なぜ自分がこのチームに参加することになったのか?
手段を選ばない強引な活動の裏側で何が起こっているのか?真相が判明するにつれて
現実と理想とモラル(倫理観)との狭間に悩み葛藤するケイトをエミリー・ブラントが好演しています。

ターゲットを見事に仕留める完璧なる狙撃、
冷徹なる行動の中にチラッと見せる優しさがありつつも恐ろしいほど非情な性格の
アレハンドロを演じるベニチオ・デル・トロも光っていました。

2人ともそれぞれ主演女優賞、助演男優賞の部門で
年末年始の賞レースにノミネートされるだろう!との声も聞こえるけど…
ノミネートされても不思議ではないです!


スリルあふれる犯罪映画 SICARIO ボーダーライン は、日本では来春公開予定。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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2014年度にUSAにて劇場公開された新作映画を対象としています。

TV製作映画 、 DVDスルー映画、ネット配信映画および
英語以外の外国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語など)の劇場公開映画は対象外。

特に印象に残って観て良かった!機会あれば今後も何回も観るだろうな~♪と思う4作品。


2014年全米公開映画 私の選ぶトップ4
(2014年度公開日時順で紹介、順位は不同)


☆ BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。

ある家族の12年間の出来事を
父役イーサン・ホーク、母役パトリシア・アークエット、
娘役ローレライ・リンクレイター、息子役エラー・コルトレーンが演じて
全ての役柄に同じ俳優を起用して2002年から2013年の12年間に渡って
毎年少しずつ撮影するという今までにない画期的な方法で製作された映画。

登場人物、皆がまるで本当の家族に思えるほどナチュラルな演技で
“家族って何だろう?”と考えさせられる心が温かくなる作品です。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ GONE GIRL ゴーン・ガール

ベン・アフレック & ロザムンド・パイク主演
極上サイコパス・サスペンス・スリラー。

何と言ってもベンの妻エイミーを演じるロザムンドの悪女ぶり!に拍手♪

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ BIRDMAN
    OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

    バードマン
    あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

マイケル・キートン演じるリーガン
かつて「BIRDMAN」という大ヒット映画3作で
主役のスーパー・ヒーローのバードマンを演じて大人気スターだったが
現在は納得いかない俳優人生でストレスが溜まり
NYブロードウェイの舞台で再起を賭けて自分自身と戦っている初老俳優。

延々とカメラ・ワークが切れず、まるで“劇中劇”を鑑賞しているような感じ!
セリフ回しが非常におもしろくウィットに富んでいる作品。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ THE IMITATION GAME

    イミテーション・ゲーム
    エニグマと天才数学者の秘密


第二次世界大戦時、敵国ナチス・ドイツのエニグマ(暗号機械)の暗号解読に力を注いだ、
イギリス人の天才数学者・暗号解読者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)を中心に
頭脳明晰な若者が集まるULTRA(ウルトラ)チーム人生を描き
実話をもとにしたサスペンス要素ある伝記ドラマ。

実在とされる登場人物が皆、個性が輝いていて、とてもおもしろかった!

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→



以上、4作品すべて、
本年度開催のゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞(SAG AWARDS)、
放送映画批評家協会賞(CRITICS' CHOICE AWARDS)、アカデミー賞など…
賞では、どこかの部門に必ずノミネートまたは受賞している傑作映画ばかりです。

来月開催されるアカデミー賞では、個人的には
最優秀作品賞は「BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。」
最優秀主演男優賞はマイケル・キートン(バードマン)が受賞して欲しいな~と思います。
さて結果はどうでしょうか?!



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THE TWO FACES OF JANUARY

ギリシャに消えた嘘

1962年の美しいエーゲ海と地中海を背景に
ギリシャ・アテネとクレタ島、トルコ・イスタンブールが舞台のレトロなサスペンス・スリラー映画。

出演者は他にも少しいるけど映画全体を観れば、ほとんど
ヴィゴ・モーテンセン、キルステン・ダンスト、
オスカー・アイザック
の3人しか出演していないので、ファンはタップリ彼らを観れるので必見です♪


以下、簡単なあらすじと私の感想少しのみ、
シリアスなサスペンス映画なのでストーリーのネタバレは一切ありません。

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アメリカ人の詐欺師チェスター(ヴィゴ・モーテンセン)
彼の若い妻コレット(キルステン・ダンスト)は優雅にギリシャを旅行中。
街中のカフェでアメリカ人のライダール(オスカー・アイザック)と出会う。
ライダールはギリシャ語を話す現地のツアー・ガイドだが実は彼も詐欺師であった。

予期せぬ“ある事件”を自ら起こしたことで、ライダールの助けが必要となったチェスター。
奇妙な関係の3人の逃避行が始まるが
最初からお互い相手の正体を疑っているチェスターとライダールの関係が上手くいくハズもなく
事態はドンドン収拾がつかなくなっていく…。



THE TWO FACES OF JANUARY を観終わって
なんとなくマット・ディモン&ジュード・ロウ主演の映画 THE TALENTED MR. RIPLEY リプリー
(またはアラン・ドロン主演の映画 太陽がいっぱい )を彷彿させるな~と思ったら
両作品とも作家パトリシア・ハイスミスの著書を脚本化した作品でした。

キレイにヒゲを剃ってツルツル肌(笑)のヴィゴ・モーテンセンの
アイボリー・カラーのスリーピース・スーツ+パナマ帽スタイルの帽子姿がサマになってカッコイイ♪
でもソレは最初のうち…だんだんとボロが…(笑)。
1960年代の皆のオシャレな服装がステキな作品。

オスカー・アイザックもイイ味を出しています。

ヒトツだけ!
映画の中で、相手を騙すためにライダールがチェスターを自分の父親だと紹介するシーンがあるけど
いや~どう見てもサッパリ系の北欧顔のヴィゴと濃いコッテリ系のラテン顔オスカーは
親子には見えないでしょう!と思ってしまったのでした(笑)。

ヴィゴさま…昔からそうだけど、最近ますますハリウッド映画の大作から遠ざかり
海外資本の映画や小作品に出演する傾向が高く
この映画も米国では大・中都市の劇場のみの限定1週間上映なのでした。


THE TWO FACES OF JANUARY ギリシャに消えた嘘
なかなか見応えのあるサスペンス・スリラーです!



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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GONE GIRL  ゴーン・ガール


2012年の同名ベスト・セラー小説の映画化。

デイヴィッド・フィンチャー監督。

ベン・アフレック & ロザムンド・パイク主演の
極上サイコパス・サスペンス・スリラー。

劇場興行成績も良く全米大ヒット上映中!
批評家や一般人からも高評価を受けているサスペンス・スリラー映画。

以下、簡単なあらすじと私の感想少しのみ、
サスペンス映画なのでストーリーのネタバレは一切ありません。

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結婚5周年記念の日、
ニック(ベン・アフレック)の妻エイミー(ロザムンド・パイク)が突然行方不明に!

家の中は荒らされ、テーブルが壊され、キッチンの床には拭いた形跡のあるエイミーの血痕も!
表向きはハッピーな結婚生活を築いていたようにみえる2人だが
警察の捜査やマスコミの執拗な追跡にしたがって、誰も知り得なかったことが次々と判明していく。
エイミーは失踪したのか?殺害されたのか?
状況証拠からニックに疑いの眼が集まっていくが…事件は意外な方向に!


私は原作を読んでいないので
「どんな展開になっていくのか?!」最後までジワジワと迫って来るスリル感を楽しめました。
2時間半と長い上映時間も全く飽きず!スクリーンに集中。

ベン・アフレックはアクション映画のヒーローより、こういう役が似合うよ~(笑)と私は思う。

この映画は結構、濃厚なラブ・シーンが多く、
ベン本人もニガ笑いのTVインタビューで「ベン・アフレックの全裸シーンがある!」と騒がれていて
「いつ出てくるそのシーン?」と楽しみにしていたら…最後のほうでありましたよ~。
ボディ・ダブルを使わずベンのお尻だそうです(笑)。

美しくキレイで、でもインタビューなどで話し出すと面白い!ロザムンド・パイク
以前から好きな女優だったけど、今回の彼女の演技良かった!さらに好感を持ちました♪ 

ニックの双子の妹を演じるマーゴ役のキャリー・クーンも良かった!


これでまたフィンチャー監督の代表作がヒトツ増えたね。

サイコパス・スリラーなので万人受けの映画ではないと思うけど…
私の大好きなジャンルの映画の中でも特に良く練られた作品に仕上がっていて!高評価です


ゴーン・ガール 日本では12月公開予定。




私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



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A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男


今年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン主演のサスペンス・スリラー映画。

これから劇場公開の映画 THE HUNGER GAMES ハンガー・ゲーム シリーズの
次回作、次々回作にもフィリップの出演シーンが少しあるそうだけど
フィリップが“主役”として出演した映画は残念ながら
A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男 が最後の作品ということです…。

映画の原作はジョン・ル・カレ著の A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男
ジョン・ル・カレのスパイ(サスペンス)小説で映画化されている作品はほとんど観ています。
最近では…辛口批評だけど TINKER TAILOR SOLDIER SPY 裏切りのサーカス を観ています。
私の感想はコチラ→

以下、サスペンス映画なのでストーリーのネタバレは一切ありません。

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ドイツ北に位置する港街ハンブルグが舞台。
人口規模では首都ベルリンに次ぎ大きいドイツ第二の都市ハンブルグは
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件の首謀者たちが
テロ事件を計画して極秘に暮らしていた都市ということで、当時注目を浴びた。

その後、USAの諜報機関であるCIAはもちろん、ドイツの諜報機関も
世界的規模のテロリストや反体制派グループが極秘活動をしていないか厳しく眼を光らせていた。

ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)
政府公認ながらも非公式の極秘テロ対策グループのリーダー。
正式なドイツの諜報機関とは別に自分たちだけでスパイ活動をして
日夜テロリストたちの動きを追っていた。

ある日、イスラム系チェチェン人とロシア人の血筋を受け継ぐ、ある若者が瀕死の状態で
ハンブルグで発見されたことにより事件が始まる…。


原作を読んでいない私にはミステリー、スパイとしてのストーリーは、なかなかおもしろかった。

少し妙だな~と思ったことは…

ドイツを舞台にした映画で登場人物もほとんどドイツ人の設定なのに
誰一人ドイツ語を話していなかったこと(笑)。

ドイツ人を演じていたアメリカ人俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン
弁護士役のレイチェル・マクアダムス、銀行家役のウィレム・デフォーも皆、
少しドイツ語訛りの英語またはアメリカ英語ではなくイギリス英語のみ話して
ドイツ人役を演じたドイツ人俳優でフィリップの部下役を演じる
ダニエル・ブリュールニーナ・ホスもずっと英語のみの会話。
一瞬ココはどこだっけ?イギリス?なんて思ってしまった(笑)。

そして私の大好きなロビン・ライトもCIAエージェントとして出演。

ダニエル・ブリュールが主演の私の好きな作品はコチラ→

ニーナ・ホスが主演の私の好きな作品はコチラ→



主役はもちろん、脇役でも独特の存在感で輝いていたフィリップ・シーモア・ホフマンは
私の好きな俳優の一人でした。

彼が出演した作品は沢山観ているけど、ここ数年では
カルト教祖を演じた THE MASTER ザ・マスター 詳細はコチラ→
味のある脇役を演じたTHE IDES OF MARCH スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
詳細はコチラ→
が印象に残っています。

彼が出演するだけで映画が何倍もすばらしい映画になったのに…。
惜しい人が亡くなって…残念で仕方がありません。



最後まで“どうなるんだろう?!”とハラハラ・ドキドキのサスペンス映画
A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男 日本では10月公開予定。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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OUT OF THE FURNACE

原題: アウト・オブ・ザ・ファーナス


FURNACE とは溶鉱炉のこと。
 
製作総指揮者陣には、リドリー・スコット、レオナルド・ディカプリオ。

出演者は、クリスチャン・ベール、ケイシー・アフレック、ウッディ・ハレルソン、
ウィレム・デフォー、サム・シェパード、フォレスト・ウィティカー…と豪華な顔ぶれが勢揃い! 
犯罪アクション・スリラー映画。

以下、あらすじ少し&私の感想のみで、ネタバレありません。

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重工業が中心で不景気で街全体が衰退して低所得者が多く暮らすペンシルヴェニア州のとある町。

ラッセル(クリスチャン・ベール)は溶接工として地道に働き
恋人レナ(ゾーイ・サルダナ)と暮らしている。

ラッセルの弟ロドニー(ケイシー・アフレック)はイラク帰還兵で
地元に戻って来た現在も定職につかず、借金に負われ、何かと問題ばかり起こしている。
しかしケンカしながらも兄弟仲はとても良い。

ある日、ラッセルは事故を起こしてしまう。
そしてロドニーもファイト・クラブで、金を賭けて戦うファイターとして戦いながら
犯罪に巻き込まれてしまう…。



出演作品ごとに徹底的に役になりきり
体重の増減など外見が変わるカメレオン俳優として有名なクリスチャン・ベール
今回の役は外見は彼の“素”に近いかもしれない
ある事件を起こしてしまうが、本当は頼りがいのある心の優しい、弟想いの兄ラッセルを好演。

ケイシー・アフレックもイラクから戻って現実の世界になかなか適応できない、
兄想いの弟を好演。
ケイシーの独特なカスレ声や話し方って好き。

映画 SEVEN PSYCHOPATHS セブン・サイコパス (詳細はコチラ→)では
恐ろしいサイコパス・ヒットマンでありながらも
ジョークあふれる演技で笑わせてくれたウッディ・ハレルソン
今回は血も涙もないマジな悪人を演じていて必見!
ウッディは私の大好きな俳優の1人です!
シリアスな演技からコメディ演技までどんな役でも幅広く演じられるすばらしい俳優だと思う。


個々の俳優の演技はすばらしいけど
全体的にストーリーに意外性が少なく、結末が読めてしまう点が少々不満かもしれない。



映画 OUT OF THE FURNACE(原題:アウト・オブ・ザ・ファーネス)
兄弟愛あふれる切ない復讐劇。
今回の映画を観て、思い浮かべた映画は…
ロバート・デニーロ、クリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープなどが出演して
アカデミー賞はじめ様々な賞を受賞した1978年製作の映画 THE DEER HUNTER ディア・ハンター。 
THE DEER HUNTER ディア・ハンター
ペンシルヴェニア州のとある町の製鉄所で働く労働階級者を中心に
ベトナム帰還兵、友人愛を描いていて
今回の映画とイメージや設定などが重なるところがある。
クリスチャン演じるラッセルが叔父(サム・シェパード)と鹿狩りに森へ行くシーンなどは
映画 THE DEER HUNTER ディア・ハンター へのオマージュかな…。


追記: その後、邦題は「ファーナス 訣別の朝」に決定。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)




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