タグ:サスペンス・スリラー映画 ( 34 ) タグの人気記事

A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男


今年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン主演のサスペンス・スリラー映画。

これから劇場公開の映画 THE HUNGER GAMES ハンガー・ゲーム シリーズの
次回作、次々回作にもフィリップの出演シーンが少しあるそうだけど
フィリップが“主役”として出演した映画は残念ながら
A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男 が最後の作品ということです…。

映画の原作はジョン・ル・カレ著の A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男
ジョン・ル・カレのスパイ(サスペンス)小説で映画化されている作品はほとんど観ています。
最近では…辛口批評だけど TINKER TAILOR SOLDIER SPY 裏切りのサーカス を観ています。
私の感想はコチラ→

以下、サスペンス映画なのでストーリーのネタバレは一切ありません。

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ドイツ北に位置する港街ハンブルグが舞台。
人口規模では首都ベルリンに次ぎ大きいドイツ第二の都市ハンブルグは
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件の首謀者たちが
テロ事件を計画して極秘に暮らしていた都市ということで、当時注目を浴びた。

その後、USAの諜報機関であるCIAはもちろん、ドイツの諜報機関も
世界的規模のテロリストや反体制派グループが極秘活動をしていないか厳しく眼を光らせていた。

ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)
政府公認ながらも非公式の極秘テロ対策グループのリーダー。
正式なドイツの諜報機関とは別に自分たちだけでスパイ活動をして
日夜テロリストたちの動きを追っていた。

ある日、イスラム系チェチェン人とロシア人の血筋を受け継ぐ、ある若者が瀕死の状態で
ハンブルグで発見されたことにより事件が始まる…。


原作を読んでいない私にはミステリー、スパイとしてのストーリーは、なかなかおもしろかった。

少し妙だな~と思ったことは…

ドイツを舞台にした映画で登場人物もほとんどドイツ人の設定なのに
誰一人ドイツ語を話していなかったこと(笑)。

ドイツ人を演じていたアメリカ人俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン
弁護士役のレイチェル・マクアダムス、銀行家役のウィレム・デフォーも皆、
少しドイツ語訛りの英語またはアメリカ英語ではなくイギリス英語のみ話して
ドイツ人役を演じたドイツ人俳優でフィリップの部下役を演じる
ダニエル・ブリュールニーナ・ホスもずっと英語のみの会話。
一瞬ココはどこだっけ?イギリス?なんて思ってしまった(笑)。

そして私の大好きなロビン・ライトもCIAエージェントとして出演。

ダニエル・ブリュールが主演の私の好きな作品はコチラ→

ニーナ・ホスが主演の私の好きな作品はコチラ→



主役はもちろん、脇役でも独特の存在感で輝いていたフィリップ・シーモア・ホフマンは
私の好きな俳優の一人でした。

彼が出演した作品は沢山観ているけど、ここ数年では
カルト教祖を演じた THE MASTER ザ・マスター 詳細はコチラ→
味のある脇役を演じたTHE IDES OF MARCH スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
詳細はコチラ→
が印象に残っています。

彼が出演するだけで映画が何倍もすばらしい映画になったのに…。
惜しい人が亡くなって…残念で仕方がありません。



最後まで“どうなるんだろう?!”とハラハラ・ドキドキのサスペンス映画
A MOST WANTED MAN 誰よりも狙われた男 日本では10月公開予定。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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OUT OF THE FURNACE

原題: アウト・オブ・ザ・ファーナス


FURNACE とは溶鉱炉のこと。
 
製作総指揮者陣には、リドリー・スコット、レオナルド・ディカプリオ。

出演者は、クリスチャン・ベール、ケイシー・アフレック、ウッディ・ハレルソン、
ウィレム・デフォー、サム・シェパード、フォレスト・ウィティカー…と豪華な顔ぶれが勢揃い! 
犯罪アクション・スリラー映画。

以下、あらすじ少し&私の感想のみで、ネタバレありません。

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重工業が中心で不景気で街全体が衰退して低所得者が多く暮らすペンシルヴェニア州のとある町。

ラッセル(クリスチャン・ベール)は溶接工として地道に働き
恋人レナ(ゾーイ・サルダナ)と暮らしている。

ラッセルの弟ロドニー(ケイシー・アフレック)はイラク帰還兵で
地元に戻って来た現在も定職につかず、借金に負われ、何かと問題ばかり起こしている。
しかしケンカしながらも兄弟仲はとても良い。

ある日、ラッセルは事故を起こしてしまう。
そしてロドニーもファイト・クラブで、金を賭けて戦うファイターとして戦いながら
犯罪に巻き込まれてしまう…。



出演作品ごとに徹底的に役になりきり
体重の増減など外見が変わるカメレオン俳優として有名なクリスチャン・ベール
今回の役は外見は彼の“素”に近いかもしれない
ある事件を起こしてしまうが、本当は頼りがいのある心の優しい、弟想いの兄ラッセルを好演。

ケイシー・アフレックもイラクから戻って現実の世界になかなか適応できない、
兄想いの弟を好演。
ケイシーの独特なカスレ声や話し方って好き。

映画 SEVEN PSYCHOPATHS セブン・サイコパス (詳細はコチラ→)では
恐ろしいサイコパス・ヒットマンでありながらも
ジョークあふれる演技で笑わせてくれたウッディ・ハレルソン
今回は血も涙もないマジな悪人を演じていて必見!
ウッディは私の大好きな俳優の1人です!
シリアスな演技からコメディ演技までどんな役でも幅広く演じられるすばらしい俳優だと思う。


個々の俳優の演技はすばらしいけど
全体的にストーリーに意外性が少なく、結末が読めてしまう点が少々不満かもしれない。



映画 OUT OF THE FURNACE(原題:アウト・オブ・ザ・ファーネス)
兄弟愛あふれる切ない復讐劇。
今回の映画を観て、思い浮かべた映画は…
ロバート・デニーロ、クリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープなどが出演して
アカデミー賞はじめ様々な賞を受賞した1978年製作の映画 THE DEER HUNTER ディア・ハンター。 
THE DEER HUNTER ディア・ハンター
ペンシルヴェニア州のとある町の製鉄所で働く労働階級者を中心に
ベトナム帰還兵、友人愛を描いていて
今回の映画とイメージや設定などが重なるところがある。
クリスチャン演じるラッセルが叔父(サム・シェパード)と鹿狩りに森へ行くシーンなどは
映画 THE DEER HUNTER ディア・ハンター へのオマージュかな…。


追記: その後、邦題は「ファーナス 訣別の朝」に決定。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)




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METALLICA THROUGH THE NEVER IMAX 3D


メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー


世界的に大成功を収めているヘヴィ・メタル・バンドの METALLICA

ライブ・コンサートを開催すれば世界各地で何十万人ものファンを魅了する大人気グループ。

デビュー当時から日本、USA、ヨーロッパでのコンサートに駆けつけ
ずっと長年愛し続けている私の大好きなメタリカ♪

サンフランシスコ・ベイエリア出身で地元のヒーローでもあります。

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何万人もの観客も含め、メタリカの巨大なアリーナ・コンサートをフューチャーした
アクション・ミステリー・サスペンス。

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メタリカのメンバー、
ジェームズ・ヘッドフィールド、ラーズ・ウルリッヒ、カーク・ハメット、ロバート・トゥルージロ
バックステージ風景もあるけどコンサートで演奏しているシーンがほとんど。

ヴォーカル&ギターのジェームズは通常のコンサートと同じく曲間のオシャベリあり
プラス”セリフ含む演技も”あり。

この映画のために撮影されたコンサート風景は
過去のワールド・コンサート・ツアーのセット&曲を全て観せた集大成的ハイライトで
その臨場感あるれるシーンとパフォーマンスは感動モノ!

映画 THE PLACE BEYOND THE PINES プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
ライアン・ゴズリングのティーンの息子役を演じていたデイン・デハーン
メタリカの舞台裏で働く下っ端クルーのトリップ役で出演。

あるモノをコンサート終了までに取ってくるように別のクルーから依頼され
夜の都会に車を運転してコンサート会場をあとにするトリップは奇妙な場面に遭遇し
ある出来事に巻き込まれてしまう…。 
トリップを演じるデインは主役だけど、ほとんどセリフがなくて
表情と動作だけで、恐怖、興奮、いろいろな感情を魅せてくれます。


メタリカ・ファン必見の迫力いっぱいのライブ・コンサート+アクション・ミステリー映画

METALLICA THROUGH THE NEVER メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー

日本公開は11月下旬。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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BROKEN CITY  原題:ブロークン・シティ


私の大好きな2人♪
ラッセル・クロウ & マーク・ウォールバーグ共演の
ニューヨーク舞台の犯罪サスペンス映画。

以下、あらすじ少し、特にネタバレなし。

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ある不祥事が原因で辞職した元 NYPD の刑事で現在は私立探偵のビリー(マーク・ウォールバーグ)
以前から顔見知りのニューヨーク市長(ラッセル・クロウ)
市長の妻(キャサリーン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気調査を依頼される。 
調査を重ねるうちに次第と奥深い真相が分かり、ビリー自身も巻き込まれ
市長再選挙も絡みスキャンダル発覚、意外な方向へ展開する…。

まぁラッセル・クロウが市長役を演じる犯罪サスペンスと聞けば、映画を観る前に
”絶対にひとクセもふたクセもある市長に違いない!”と予想できちゃうけど…(笑)。


この映画を観て思い出した映画2作品は…

ラッセル・クロウが真相を追究する新聞記者、ベン・アフレックが政治家役の
サスペンス映画 STATE OF PLAY ”消されたヘッドライン”

ライアン・ゴズリング & ジョージ・クルーニー共演の
政治サスペンス映画 THE IDES OF MARCH ”スーパー・チューズデー ~正義を売った日~”
映画の詳細はコチラ→

どちらも私の大好きな作品です!


さて今回の映画 BROKEN CITY は個人的な感想として
上記2作品ほどおもしろくないんですよね~残念ながら。

せっかくマーク・ウォールバーグ、ラッセル・クロウと言う、
単独で主役を張れる俳優の共演と言う贅沢なキャスティングだったのに
その点も今ヒトツ活かされていなかったかも…。

政治家が絡む犯罪サスペンスは、よくあるテーマの映画だからこそ
ストーリーをおもしろくするのは難しいと思うけど…もう少しヒネリが欲しかったかな~。




私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)




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2012年度に全米にて劇場公開された新作映画を対象としていて
TV製作映画 & DVDスルー映画は対象外です。

特に印象に残って観て良かったな~♪何度も観たいな~♪と思った作品。


2012年全米公開映画 ~私の選ぶトップ5~


☆ ARGO アルゴ

とにかく!CIAが絡むスリラー、サスペンス、スパイ映画が大好きな私。
その中でもこの映画は大好きです。

私のこの映画を観た感想はコチラ→

ベン・アフレックがアカデミー賞監督賞にノミネートされなかったのは
なんで?ウソでしょう!信じられない!冗談だろう!納得いかな~い!の5言です(笑)。

まぁ作品賞ノミネートが9作品、監督賞は枠が5人のみノミネートだから
4作品が外れるのは分かっていても、なぜそれがアルゴなわけ? 
全米放送映画批評家協会賞でもゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)でも
アルゴは最優秀作品賞&最優秀監督賞を受賞。

ベンの驚いた顔と喜びのスピーチを観ていてコッチもうれしくなったな~!


☆ TED テッド

コメディ映画に限らず、2012年観た映画の中でも最高の作品!と言い切っちゃうゾ~!

英語版を観ても、ドイツ語吹き替え版を観ても、大笑いして楽しめたので
チャンスあれば日本語吹き替え版も観たいくらい! 

外見カワイイけど性格はHなオヤジのような!ぬいぐるみ・くまテッドと主人公ジョンとの
ブロマンス的な友情にホロリとさせられ、私の日常生活にもテッド欲しいくらい♪

私の映画を観た感想はコチラ→

アカデミー賞の司会を務めるセス・マクファーレン(=テッドの声優)と一緒に
テッドも授賞式のステージにも登場すると発表されたし
とにかくこの映画は空前のスマッシュ・ヒットで、すごく興行成績が良かったから
パート2も製作する!セスマーク・ウォールバーグも断言したので今から超期待ちしゃう♪


☆ SILVER LININGS PLAYBOOK 
  世界にひとつのプレイブック

コメディ要素ありながらホロリとさせられるドラマ。

私の映画を観た感想はコチラ→

大好きなブラッドリー・クーパーの役者としての新たな一面を観れた感じ!

USAやヨーロッパでは爆発的な人気を誇るブラッドリーが、この映画で
「人気面ではUSAやヨーロッパと差があり過ぎる日本」でも人気が出てくれることをファンとしても期待!

USAでは必ず雑誌やトーク番組などで
THE SEXIEST MAN ALIVE !(2011年度ピープル誌)と紹介されるブラッドリー
これからは新たにアカデミー賞主演男優賞ノミネートの冠も付くよ!ワ~イ。

でもアカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得する俳優はダニエル・デイ=ルイスだと思う。 
だってホントにリンカーンに似ていた…って当然リンカーンに会ったことないけど(笑)
リンカーンが生きていたらホントにこんな話し方するんだろうな~と想像してしまうくらい
映画では”リンカーンそのもの”だったから…。
ダニエルも大好きな俳優だから文句ナシだわ。


☆ HEADHUNTERS (原題:ヘッドハンターズ)

本国では2011年に公開されたノルウェー映画。

コレが良くできたホラー・サスペンス・スリラーなのです!

北欧ならではの景色をはじめ、内容もハリウッド映画では思いつかない脚本かな~と。

私の映画を観た感想はコチラ→


☆ MAGIC MIKE (原題:マジック・マイク)

話の内容は、どうってことないけど(笑)出演する男性がカッコイイんだな~全員!

マシュー・マコノヒーのトークもおもしろいし、ストリップ・ダンスもスゴイ!

しかし!ストリップ・ダンスが一番スゴイのは主役マイクを演じたチャニング・テイタム

チャニングって、この映画を観るまでに観ていた数々の映画の印象からすると
童顔なのにカラダは筋肉モリモリ、首が太くて顔と同じサイズ…
ぐらいにしか思っていなかったのに(笑)この映画を観て見直した♪
さすが元ストリッパーだけにセクシー・ダンスが、もぉ上手過ぎ!
さすが THE SEXIEST MAN ALIVE !(2012年度ピープル誌)に選ばれるだけのコトあり! 
そして元ストリッパーと言う職業って普通隠したがるのに
TV出演の際に堂々と笑って話すチャニングに好感が持てる♪

私の映画を観た感想はコチラ→

この映画イケメンだらけで(上手く宣伝すれば)日本でも公開すればヒットすると思うのに
公開が遅れていますね~。
なぜ公開しないのだろうか?!

この映画もパート2製作が決定していてチャニング
また自身の体験談をストーリー化するため脚本にも関わっているそうで楽しみ!





さて逆に…観る前の期待が大き過ぎてガックリきた映画と言えば… 

私としては事前に”この映画は今ヒトツだろうな~面白くないかも…。”と分かっていても
”でも内容的にどうしても観たい!””好きな俳優が出演しているから話がつまらなくても観たい!”と
あらかじめ覚悟して?観に行く場合、自分でも納得しているから、ある程度割り切れます。

それでも…例えば、

CLOUD ATLAS  クラウド・アトラス は、2時間50分にも及ぶ長編で
輪廻転生(リインカネーション)がテーマの壮大な叙事詩。 
トム・ハンクスハル・ベリー、大好きなヒュー・グラントも出演して
1人6役演じて、いろんなメーキャップ変化が楽しめるけど、ストーリーがつまらかったな…。

私の映画を観た感想はコチラ→


マット・デイモン演じる ジェイソン・ボーン・シリーズ3部作が大好きだから
THE BOURNE LEGACY ボーン・レガシー 観に行ったけど
あの3作に比べると、ストーリーが今ヒトツだったな~。 
このスピン・オフは公開前から期待し過ぎてしまったから余計にそう感じたかも…。

私の映画を観た感想はコチラ→


THE WORDS ザ・ワーズ 盗まれた人生
大好きなブラッドリー・クーパー&ジェレミー・アイアンズが出演していたドラマ。

この共演で知り合ったゾーイ・サルダナブラッドリーが恋愛関係にあった時期もあったな~。
連携するはずの3つのストーリーが上手く消化されずに映画が終わってしまった…って感じ。
公開前の期待が大きかっただけにガックリ度が増したかも…。

私の映画を観た感想はコチラ→



2013年度もいっぱい映画館へ足を運び、たくさんの作品を観て
勝手にアレコレ感想をブログに書いていきたいと思います♪





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ZERO DARK THIRTY

ゼロ・ダーク・サーティ


2013年、年明けはじめて観た映画1本めは、話題作ゼロ・ダーク・サーティです。

USAでは賞レース参加のため、昨年12月下旬に限定公開され、先週末から全国公開中。

おめでとう!主役のCIAエージェント・マヤを演じるジェシカ・チャステインが
昨日ゴールデン・グローブ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞したばかり!

2001年9月11日の米国同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビン・ラディン
長年に渡り捜索し続けたCIA(米国中央情報局)を中心に
2011年5月2日、彼を殺害するまでの約10年間を描いた実話をもとにしたドキュメンタリー風の映画。

作品自体が絶賛されると同時に、いろいろ波紋も呼んでいる話題作でもあります。
実際にCIAでは、あんな拷問シーンはない!と政治家たちが異論を唱えたり(イヤあるだろうにね…)
CIA内部が暴かれる内容だけに機密漏洩も問題になったり周囲がにぎやか。

製作・脚本のマーク・ボールもキャスリン・ビグロー監督
どこから詳細な話のネタを手に入れたか、終始ノー・コメント。
現在でもCIA勤務の実在の登場人物たちに会ったことがあるか肯定も否定もせず。

2009年に米国軍爆弾処理班を描いた映画 THE HURT LOCKER ”ハート・ロッカー”
観たときの手に汗を握る衝撃は今でも忘れられない。
あのキャスリン・ビグロー監督が再びメガホンを取ると聞いて、ずっと期待していた映画。
しかし”ハート・ロッカー”と言い、”ゼロ・ダーク・サーティ”と言い
こうも男性的な映画を女性であるビグローが製作・監督していることに驚いてしまう。

そしてさらに、チームの皆と一緒に追跡していたとは言え、
ビン・ラディンのアジトを発見したのが30歳になったばかりの若い女性エージェントである
マヤ(ジェシカ・チャステイン)と言う事実にも驚いた!

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以下、少しだけネタバレ…


しかし一番驚いたのはCIAパネッタ長官(ジェイムズ・ガンドルフィーニ)
”君はどれくらいCIAで働いているんだね?”と聞かれ
マヤ”高校を卒業してからなので…12年になります。”と答えたこと!

ビン・ラディン追跡チームの中心人物として抜擢されたのは彼女がまだ20代前半の頃。
その時点で、”彼女は一流!できるエージェントだ。”とセリフあり。
エ~ッ!大学も卒業していないのに、どうやったらそんなキレるエリートCIAエージェントになれるの?
 
実在する人物がモデルだけに、彼女は、いったいどんな高校生活を送っていたんだろうか?と
ソッチの方が気になって仕方がない(笑)。
当然、自分からCIAの門を叩いたのではなく、
ティーンの頃から既にその優秀さをCIAにチェックされリクルートされたんだろうな~。
もちろん現在でもCIA勤務でキャリアを積んでいるとのこと。

ラスト・シーンが印象的だった。
殺した!ヤッタ~!と愛国心を鼓舞するような描き方はなく
淡々と真実追求に焦点を置き、観ている者にも考えさせるような感じが良い。
政治的なブロバンガンダは感じられない。
CG効果いっぱいのハリウッド的な大げさなアクションも控えめな点も良い。
だからこそ余計、真実味に溢れているかも!



マヤを演じたジェシカ・チャステイン好きだな~。
シリアスな役もコメディな役も出来て、ここ1,2年大活躍中。
彼女がイスラエルのモサド工作員を演じたTHE DEBT ”ペイド・バック”は大好きな映画です。
(詳細はコチラ→


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マヤの上司ジョージ役のマーク・ストロング大好きだからもう少し出演シーン増やして欲しかったな~。
実際はスキン・ヘッドのマーク・ストロング、今回はフサフサの髪型(笑)。

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            特殊部隊の1人ジャスティン役のクリス・プラット
身長188cmと背が高く、もともと体格の良い彼…と言うかポッチャリ系かな~。
”この役のために約15kg減量して筋肉モリモリにした!”と
話していたけど思ったより出演シーン少なくて、プラスほとんど分厚い迷彩色ユニフォーム姿だから
筋肉モリモリ度を確認できなかった(笑)。
本人いわく、今は元の体重に戻ってしまったらしいけど…もうチョット彼も観たかったな~。



TVインタビューやトーク番組に出演しているキャスリン・ビグロー監督の発言を聞くと
とても知的で頭脳明晰な印象を受けて好感が持てます。
数々の賞にノミネートされているにもかかわらず、
映画 ARGO ”アルゴ”ベン・アフレックと並び
アカデミー賞監督賞ノミネートから外れてしまったのは、とても残念。



新年早々、すばらしい映画を観ることができました!





私の採点   ★★★★☆(4つ星)




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   007 SKYFALL   007 スカイフォール


ADELE の主題歌 SKYFALL ♪で幕を開けるスパイ・アクション映画。

今年は 007シリーズ生誕50周年なんですよね~。
今回の 007 スカイフォールは、23作め

50年経った今も世界中のファンを虜にする映画シリーズってスゴイよね~。
私も自分が生まれる前の作品も含め、全23作さかのぼって観ています。
もともとスパイ映画大好きだしね♪

11月上旬USA公開の初日初回に映画館へ観に行ったけど、まぁ混んでいました、やっぱり!
日本では今週末公開ですね。


以下、私の観た感想のみで特にストーリーのネタバレありません。

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ダニエル・クレイグにとっては3作めとなるジェームズ・ボンド役。

私は前任のピアース・ブロスナン演じる洗練されたオシャレなジェームズ・ボンドが好きだったので
私にとってダニエルが演じるボンドは少しヤンチャ過ぎるけど
それでもデザイナー、トム・フォード・ファッションで全身を固めたスーツ姿のダニエルは
バッチリ決まっていたな~。

ボンドの上司M役のジュディ・デンチの出演シーンが多かったこともうれしかった。

今回の大きなポイントは、
既に世界的に名前が知られている有名な俳優ハビエル・バルデムが悪役を演じると言うことでしょう。

映画 VICKY CRISTINA BARCELONA (それでも恋するバルセロナ)で演じた、
チャラ男系コメディ・タッチの役柄のハビエルも印象に残っているけど…
やっぱり何と言っても
ハビエルがアカデミー賞助演男優賞を受賞した、
映画 NO COUNTRY FOR OLD MEN (ノーカントリー)での
あのマッシュルーム・カットの冷酷な殺し屋役は、あまりにも強烈で今でも忘れられない!

MI6及びMに個人的な恨みを晴らすまで容赦しない復讐劇。

今回 007 スカイフォールの悪役ラウル・シルヴァを演じるハビエル・バルデム
フサフサの黒髪を金髪に染め(まゆ毛まで!)熱演と言うより怪演と言う言葉がピッタリ! 
恐い(scary)と言うより、ゾクゾクっと!ゾッと!するような(creepy)
バットマンの悪役ジョーカーみたいに悪ふざけが過剰で
わざとらしいキザでおどけた(campy)不気味過ぎる犯人って感じ。
以上すべてホメ言葉です! 


映画007 スカイフォールロケ地は、
トルコ・イスタンブール、中国・上海&マカオ、イギリス・ロンドン、スコットランド・ハイランド地方…
そして長崎・軍艦島も出てきます!


ハビエル・バルデムの不気味さを称えて!の採点かな~。


私の採点   ★★★★☆(4つ星)




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THE DOOR(英題)

DIE TÜR(ドイツ語原題)


デンマーク人俳優マッツ・ミケルセン主演のドイツ製作ホラー・サスペンス映画。

以下、カンタンなあらすじで、あまりネタバレなし。

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デイヴィット(マッツ・ミケルセン)は、自宅兼アトリエで絵を描いている画家。
妻と小学生の娘と幸せに暮らしているように見えるが
実は妻との仲は少し冷え切っている。
ある日、デイヴィットが隣家の女性と浮気している間に
娘が自宅の庭にあるプールで溺死してしまう。

その5年後、妻とも別れ、肉体的にも精神的にもボロボロになって酒に溺れていたデイヴィットは
ある扉 THE DOOR を見つける。 
その扉を開けて、暗い長いトンネルを歩いていくと、そこは、あの溺死事件の数分前の現場だった。

”これから起こるであろう”娘の溺死を避けるため、プールに飛び込むデイヴィット。
娘を助けることはできたが、”本来なら溺死していた”と言う事実を変えることになってしまった。
そして、「そこ」には当然”その時点のもう1人のデイヴィット”が存在していて
タイムトラベルで、5年後の世界から来たデイヴィットが
「そこ」に足を入れたことによって、デイヴィットが2人存在することになってしまった。 
そしてそれが悪夢の始まりだった…。


私はサスペンス&スリラー映画は大好きだけど
ホラー要素が多い映画は、あまり好きではないので、ほとんど観ないけど
気になるマッツ・ミケルセン主演ということで観に行きました♪

途中まで観たら、”最後は多分そうなるだろうな~。”と少し予測できなくもなかったけど…
まぁ楽しめました。

デンマーク語が母国語のマッツは、この映画撮影前まで
本人いわく、少ししかドイツ語を話せなかったけど
この映画のために習って、全編ずっとドイツ語を流暢に話していてオドロキ!

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マッツ・ミケルセンと言えば…
最近では、やっぱりダニエル・クレイグ主演の
007ジェームズ・ボンド映画 CASINO ROYALE(007カジノ・ロワイヤル)にての
悪役ル・シッフルが印象的♪

そしてこれから何が楽しみか?と言うと…
USAにて、ミッド・シーズン(今冬~来春)開始予定の新ドラマ HANNIBAL にて
マッツ・ミケルセンが、あのハンニバル・レクター博士を演じることが決定していること!

映画 THE SILENCE OF THE LAMBS (羊たちの沈黙)
アンソニー・ホプキンスが演じたハンニバル・レクター博士
ホント背筋が凍るほど恐かったな~。
さてマッツは、どんな風にハンニバル・レクター博士を演じるのでしょうか?!
とっても楽しみなドラマ・シリーズ開始まで、あと数ヶ月!




マッツ・ミケルセン主演のホラー・ミステリー映画 THE DOOR

私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)




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ARBITRAGE (原題:アービトラージ)


追記:その後、邦題が
キング・オブ・マンハッタン 危険な賭けに決定。

リチャード・ギア主演のシリアスな犯罪サスペンス・ドラマ。


ネットで調べたところ、
ARBITRAGE は、日本語でもそのまま アービトラージ とカタカナで表現することもあるようですね。

アービトラージとは…
鞘取引(市場で有価証券を買い、別の市場で売りに出して、その価格差で利益を得ようとすること)、
または裁定取引(金利差や価格差を利用して売買し利鞘(りざや)を稼ぐ取引)。

以下、チョットしたあらすじ&私の感想で、特にネタバレなし

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ロバート・ミラー(リチャード・ギア)は、NYマンハッタンで
投資会社を経営する大富豪ヘッジファンド王。
チャリティ事業に忙しい妻エレン(スーザン・サランドン)
ロバートの会社で働く娘、息子、そして孫たちに囲まれ、とても華やかで優雅な生活を送っている。

そして同時に、ロバートは表向き投資目的として金銭援助しているフランス人の画家ジュリーと
愛人関係にもある。

ある夜、ジュリーと密会していたロバートは事故を起こしてしまい
同時に投資に関する詐欺疑惑も絡み、そこから彼の人生が狂い始めていく…。



近年、自ら好んでハリウッド大作出演を故意に避け
今回のような小規模な映画や低予算映画に多く出演しているリチャード・ギア
久し振りに、彼のイイ演技を観た気がする。
人情に厚い面がある一方、傲慢でズル賢い一面もある投資家を非常に上手く演じている。

この投資家を追い詰める刑事マイケル・ブライヤー(ティム・ロス)
またイイ味を出しているんだな~。
事件解決するためなら、証拠をでっち上げてでも逮捕しようとする、少しいかがわしい刑事(笑)。
なんかこの刑事だけで、ドラマ・シリーズを製作したら、面白いかも!


映画 ARBITRAGE(原題:アービトラージ)
やっぱり金銭的にも、頭脳的にも”力”のある人は
”どこにでも逃げ道が存在するのかもね~。”などと、いろいろ考えさせられた映画でした。


追記:映画 ARBITRAGE キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け は2013年3月日本公開予定。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)




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EASY MONEY (原題:イージー・マネー)


SNABBA CASHと言う題名のスウェーデン映画で
全編スウェーデン語を中心に、スペイン語、セルビア語、アラビア語などが飛び交う犯罪サスペンス。
2010年スウェーデンで公開され、やっとUSAでも公開されました。


私の大好きなジョエル・キナマンが主役!

アメリカ人の父&スウェーデン人の母の間に生まれ、高校生の頃までスウェーデンで育ち
母国スウェーデンで、この映画 EASY MONEYが注目されてからは、活躍の場をUSAにも移して
USAでは、ドラマ”THE KILLING ~闇に眠る美少女”
スティーブン・ホールダー刑事を演じて人気急上昇!

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   THE KILLING ~闇に眠る美少女…どことなく影のあるホールダー刑事役のジョエル。

スラ~ッと背が高く(188cm)痩せていて
ドラッグ依存症で私生活も上手くいっていない、どことなく暗いけど実は優しい性格の
ホールダー刑事役で私もファンになりました♪

ホールダー役では茶髪や英語のセリフ回しとか、いかにもアメリカ人っぽかったけど
この映画で、スウェーデン語を話して金髪地毛の色白い姿を観ると
スウェーデン色が強いな~と思えるからフシギ!

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        映画 EASY MONEY…オシャレに決めているJW役のジョエル。


以下、映画 EASY MONEY チョットしたあらすじのみで特にネタバレなし。

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裕福ではない田舎育ちのJW(ジョエル・キナマン)は、都会にてビジネス・スクールに通っているが
資産家の両親を持つクラスメートや上流階級の友人に囲まれ
自分を偽って身の丈に合わない贅沢な生活を送るため、金に困り
学校に通いながら、夜はタクシー運転手をしたり、犯罪グループの手下などをして金を稼いでいる。

アラブ系、セルビア系マフィアとの抗争、そしてコカイン密輸売買の世界に足を踏み入れ
ビジネス・スクールで習得した知識を生かし不正に資金洗浄(マネー・ロンダリング)をして
リッチになるハズだったが…事態は想像もしない展開に…。


ストーリーの展開は、”なんでああなるの?もっと面白くできるハズ…。”とチョット不満な面もあるし、
同じスウェーデン製作のサスペンス映画の
ミレニアム・シリーズ3部作 ドラゴン・タトゥーの女…のように
雰囲気や景色とか北欧っぽいテイストのある内容を期待していたのに
そういうシーンは無かったから、少し物足りないかな~。


既にスウェーデンでは EASY MONEY PART2 も製作され、USAでは続編公開は来年。
そして当然ながら(笑)ハリウッドではUSA版リメイクも構想中。

ジョエル・キナマンは、来年公開のアクション・ヒーロー映画 ROBOCOP(ロブコップ)にて
主役ロボ・コップを演じます。
これも楽しみ♪






私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)




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