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全米一般公開前から大絶賛されてきて、
かなり前評判が良かった映画"BLACK SWAN"観て来ました!

ナタリー・ポートマン主演

ヴァンサン・カッセル&ミラ・クニス共演

監督は映画”レスラー”(ミッキー・ローク主演)のダーレン・アロノフスキー

サイコ・エロティック・スリラー映画 BLACK SWAN

観ている途中でも震えが来てしまうくらい!

連続してまた観たいくらい!すばらしい作品!


ストーリーは…(サイコ・スリラーなのでネタバレなし!


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ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナのニーナ(ナタリー・ポートマン)は
バレエに自分の人生の全ての情熱を注ぎ、
元バレリーナで、プリマになることなく引退した母(バーバラ・ハーシー)と2人だけで
慎ましい生活を送っている。

ある日プリマ・バレリーナのベス(ウィノナ・ライダー)の引退により
ニーナにも、ずっと夢を見てきた”白鳥の湖”のプリマを演じるチャンスが訪れるが
プリマを狙うライバルのバレリーナは、自由奔放な新人リリー(ミラ・クニス)を始め
周囲に山ほど存在する。

クセのある舞台監督(ヴァンサン・カッセル)の要求に答えるため
心理的にギリギリまで追い詰められ、情緒不安定になっていくニーナ。
娘をサポートしつつも、口うるさくコントロールする母に嫌気がさしていくニーナ。
プリマを狙い、ジェラシーが渦巻く女ばかりの園に猜疑感を募らせるニーナは
精神的にダメージを受けていく…。

バレエの世界の中での激しい競争、歪んだ友情に不信感を募らせ、
プレッシャーに打ち勝つため、ジワジワと狂気を帯びていく複雑なバレリーナ
をナタリー・ポートマンが見事に演じています。

人間のダーク・サイドまでメスを入れ、ニ面性を引き出していく
監督ダーレン・アロノフスキー。

私も大好きだった1998年から8シーズン続いた大人気TVシット・コム
"THAT '70s SHOW"のワガママで自分勝手、でもキュートで憎めない
ジャッキー役で人気が爆発したミラ・クニスが
映画”ブラック・スワン”でも官能的で小悪魔的存在のリリー、ずばり適役。

ナタリー・ポートマンもミラ・クニスもバレリーナを演じるに当たって
毎日かなり厳しいレッスンを受け、減量しなければならなかったそうです。
バレエがメインの映画なので、もちろんバレエ・シーンが多いけど
私も含めバレエに全く興味のない人でも楽しめるセンセーショナルな映画

かなり以前から、この冬の映画賞レースに
ノミーネートの呼び声が高い映画”ブラック・スワン”は日本では来春公開予定。



ブラック・スワン、超オススメ映画です!





私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)




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実力派俳優ショーン・ペンナオミ・ワッツ主演の

社会派ドキュメンタリー・政治サスペンス映画"FAIR GAME"

監督は映画”ボーン・アイデンティティー”のダグ・リーマン。

過去に”フェア・ゲーム”と言う題名の映画は他にもいくつかあるけど
今回の映画”フェア・ゲーム”
元CIA秘密工作員のVALERIE PLAME(ヴァレリー・プレイム)の著書
FAIR GAME: My Life as a Spy, My Betrayal by the White House
が元になっている実話です。


どんなストーリーかと言うと…

映画自体、2003年ジョージ・W・ブッシュ元大統領政権の時に実際に起こり、
裁判にもなった"PLAME AFFAIR"(プレイム事件)を元にした実話なので
ネットで”プレイム事件”とサーチすれば、もともとネタはバレバレなのですが…。

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ブッシュ大統領政権のもと、CIAアンダーカヴァー・エージェントの
ヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)は、
海外へ飛び、イラクで大量破壊兵器が本当に存在するか視察調査している。
夫ジョセフ(ジョー)・ウィルソン(ショーン・ペン)は
元アフリカ各国大使、イラク駐在主席公使などを務めた外交官で
現在は政治コンサルタント。

独自のルートで調査した結果、
イラクに大量破壊兵器が存在しないことを確信したジョーは、
新聞にその内容の暴露記事を投稿する。
イラク侵攻を正当化したいブッシュ政権にとって
”大量破壊兵器を否定する”ジョーの見解は反政府活動であり、
その報復として
”CIAエージェントの身分は決して明白にしてはいけない。”と
国家機密情報漏洩は、アメリカの法律で禁止されているにも関わらず、
こともあろうにアメリカ政府により、その守秘義務を破られ
”ジョーの妻であるヴァレリー・プレイムは、CIAスパイである!”
と新聞に、リークされてしまう。

ヴァレリーが18年間CIAエージェントである事実を知っていたのは
夫ジョーと自分の両親だけ。
友人、知人を含め周囲には”ベンチャー企業に勤めている。”と言っていたので
本当の身元を公開されたことにより、2人の生活は危険にさらされる。
そして自分たちのみならず、
大量破壊兵器の真実の有無に協力してくれたイラク人科学者たち家族の身にも…。

政府と断固戦うべきだと言うジョー。
まだ小さい娘と息子への度重なる嫌がらせ、自分たちへの数々の脅迫、
同僚であるCIAの仲間でさえ誰も味方になってくれず、弱気になるヴァレリー。
2人の夫婦関係までも崩壊寸前。
そして2人が決断したことは…。


この映画を観て恐いな…と思ったことは、
自分がCIAで働いていることは夫も知っているが、
その仕事内容、旅日程(偽造パスポートで海外渡航)など詳細は、夫にも秘密。
任務を遂行している間は誰にもその活動を話せない生活が続くCIA諜報員。
周囲に自分の身分を秘密にすると言う犠牲を払って
国家のためにCIAエージェントとして18年間も機密活動していたのに
守られるべき自分の国に裏切られ私生活までも脅かされるとは!

映画には本物のブッシュ大統領(当時)や政府高官、
最後に実際に下院公聴会出席して意見を述べているヴァレリー・プレイム本人が出演。


ジョー・ウィルソン演じるショーン・ペンは、まさにショーン・ペン本人そのもの!

普段から政治的、社会的自論を堂々と公けにして、
特にブッシュ政権時代に反戦活動を激しく繰り広げていた彼だからこそ
100%納得して、この役を引き受けたのでしょう。


”ボーン・アイデンティティー”のような派手なアクションは一切ナシ。

この映画”フェア・ゲーム”は、
シリアスな政治サスペンス、人間模様ドラマが好きな人にオススメです。





私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)





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一般劇場公開前から試写会や批評家たちの間で非常に前評判の高かった映画

"THE TOWN" (ザ・タウン)

先週末、公開初日に観に行って来ました。
すばらしい前評判や予告編を観て、聴いて、かなり期待して劇場へ足を運んだのですが…

期待を裏切ることのない、すばらしい映画でした!

USAでは興行成績第1位に躍り出て、日本でも来年公開予定だそうです。

どんな映画か?と言うと…

犯罪・サスペンス・アクション映画

ベン・アフレックが、なんと!

監督・脚本・主役の3役をこなしています。

いやぁやるな~ベン!


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ストーリーは…


以下、ここで触れる内容は、予告編で観れる範囲で、
サスペンス映画なので、ネタバレまでには及びません。



映画の舞台は、ベン・アフレック自身が子供の頃から育って長年暮らしていた
マサチューセッツ州ケンブリッジ、及びその隣接する市、ボストン&チャールズタウン。

アイリッシュ移民の労働者階級の街で、それぞれ複雑な環境で育ち、
6歳の頃からの遊び友達、ダグ(ベン・アフレック)とジェム(ジェレミー・レナー)。
現在は、緻密な計画を立て、なかなか捕まることのない
4人編成のプロの銀行強盗集団で活躍する2人。
とある銀行を襲撃した時、人質にとった銀行員クレア(レベッカ・ホール)を
逃走途中に解放するが、奪った彼女の運転免許証から、
4人のメンバーの1人の家と4ブロックしか離れていない所で暮らしていることがわかり、
自分たちのことがバレていないか、探りを入れに再び彼女に近付くダグ。
そしてクレアと何回か会って行くうちに、お互いに惹かれ始めて…。
クレアと人生をやり直したいダグは、暗いドロ沼生活から足を洗いたいが、
周囲がそれを許さず、再び犯罪に手を染めて行く。
しかし、アダム(ジョン・ハム)を中心とするFBIエージェントが鋭い眼を光らせ…!

映画"THE TOWN" (ザ・タウン)は、
同じくボストン近郊が舞台のアイリッシュ・マフィアの映画
"THE DEPARTED" (ディパーテッド)
~レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン共演~
プラス
ロサンジェルスが舞台のLA警察vs強盗集団の映画"THE HEAT" (ヒート)
~アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ共演~
…と言った感じでしょうか。
このカテゴリーの映画が大好きなので、この3作のように秀作だと何回も観てしまいます!

ベン・アフレックは、この映画が監督作品2作目だけど
デビュー作"GONE BABY GONE"も大好きな映画です。
これもボストン近郊の労働者階級の街を舞台とした子供誘拐に関する社会派映画で
観終わった時に、法律って、倫理って、道徳って、何だろう?と考えさせられる
とにかく暗い、悲しくなるくらい暗い映画だけど、良い作品です。
日本では残念ながら劇場公開されず直接DVDリリースとなってしまったようだけど…
是非オススメの映画です。

親友マット・デイモンと共作した
"GOOD WILL HUNTING" (グッド・ウィル・ハンティング・旅立ち)で
アカデミー賞をはじめ数々の脚本賞を受賞し、
売れっ子セクシー俳優として人気を増し、
どうみても相性が合わなさそうなジェニファー・ロペスと婚約していた頃は、
???な作品も多かったけど
その後、自分に合うジェニファー・ガーナーと幸せな結婚し、
こうやって、すばらしい監督作品を2作続けて作るとは!
これからも期待しちゃうよ、ベン!

そして…
いつ爆発するか、爆発したら止まらない短気でキレやすいジェム役を演じた
ジェレミー・レナー。
これまた、すばらしい!
俳優下積み時代が長く、昨年"THE HURT LOCKER" (ハート・ロッカー)で
いきなり脚光を浴び、今や新作がめじろ押しの彼。 思わず納得!

長年刑務所にいるダグの父役で、クリス・クーパーが数分出演するけど、
彼も、いい味を出しています。

ブレイク・ライヴリーが、ジェムの妹であり、
ダグのくされ縁のガール・フレンド、アル中&ヤク中のシングル・ママ役で
人気ティーン・ドラマ"GOSSIP GIRL" (ゴシップ・ガール)とは
違った一面を魅せています。



ところで、映画の宣伝ポスターにも登場している銀行強盗団の
スケアリー・マスクを被った修道女のコスチュームは、最高に気にいった(笑)! 
今年のハロウィーンの仮装は、コレに決まりでしょう!



"THE TOWN" (ザ・タウン)、おもしろかったから、また映画館に観に行こうかな~。




私の採点   ★★★★☆ (4つ星)   




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現在USAの文芸アート系シアターで、数ヶ月に渡りロングラン上映している、
"THE SECRET IN THEIR EYES"は、
2010年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画です。
原題"EL SECRETO DE SUS OJOS"(邦題:瞳の奥の秘密
全編スペイン語、日本では8月公開予定。

1999年の現在でも決して忘れることの出来ない、
25年前の納得いかない未解決の殺人事件に話は、さかのぼり
新たな真実に迫る!サスペンス映画。

サスペンスは、ネタがばれてはつまらないので、あまり内容にはふれられないけど…

少しだけ…

ハラハラ・ドキドキの全編と言うよりは、最初は、たんたんと話が流れ…
舞台は現在から1974年ヘ…
そして1999年、思いもしなかった衝撃的な結末を迎えます。
この映画は、サスペンスと同時に、”大人の切ない恋愛映画”でもあります。
お互いに好きなのに、好きと言えずに時は流れ…。
主人公、裁判員ベンハミン(リカルド・ダリン)の感情を押さえたオトナの男性像が
よく描かれています。
見終わった後、”愛”とは一体何なんだろう…としみじみ考えてしまいました。

この映画を観て、ふと思ったことは、
もし英語圏の俳優が、このベンハミン役を演じるなら誰かな~
イギリス俳優、アラン・リックマンがピッタリかも…。
それも”ダイハード”の悪役ハンスや、”ハリー・ポッター”シリーズのスネイプ教師ではなく
"SENSE AND SENSIBILITY"(いつか晴れた日に)の
ブランドン大佐役のアラン・リックマン。

でもこのアルゼンチン俳優、リカルド・ダリンもいい味だしていました。
アルゼンチン映画を観る機会は、ほとんどないので初めて彼を観たけど
もっと他の作品も観てみたいなと思わせる俳優です。


私の採点 ★★★★☆(4つ星)





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