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SON OF SAUL

SAUL FIA

サウルの息子


カンヌ国際映画祭コンペティション部門グランプリ作品。

ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞受賞をはじめ、USAで開催された数々の授賞式で受賞。
来月開催されるアカデミー賞外国語映画部門にもノミネートされていて
受賞最有力候補と言われているハンガリー映画。

全編ほとんどハンガリー語、ドイツ語、イディッシュ語。

以前から、こちらで述べているように
このブログでは、主に英語を言語とする米国または英国製作の映画をより多く取り上げています。
日頃から、その他の外国語で製作される映画も数多く観ていますが
ほとんどブログには取り上げていません。
しかし今回は、この映画が現在、日米同時公開中、
数々の最優秀外国語映画賞を受賞している作品ということで、ブログ記事を書くことにしました。

以下、あらすじ少し&私の感想を書いていて、ストーリーのネタバレはありません。

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第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって管理・運営されていた、
アウシュヴィッツおよびビルケナウ強制収容所
“Sonderkommando (ゾンダーコマンド)”という特別な任務チームのメンバーとして
強制労働させられていたユダヤ系ハンガリー人のサウル(ルーリグ・ゲーザ)が主人公。

毎日、毎日、収容所へ送られて来る何百人、何千人、何万人の同胞ユダヤ民族が
毒ガス室で殺害された後、
サウルをはじめ”ゾンダーコマンド”メンバーは自分の感情を押し殺して黙々と
死体処理や遺留品処理、血や嘔吐物で汚れた床の清掃などの作業をしていく。

サウル自身も、ユダヤ人でありながら、特別な仕事を与えられたことにより、
ナチス親衛隊に罵声を浴びせられ、殴られながら、
彼らに反抗すれば容赦なく射殺されることもありながらも、どうにか生き延びていた。

そんなある日、映画タイトルにもなっている”サウルの息子”事件が発生、
同時に武装蜂起を着々と進めるメンバーもいた…。


映画 SON OF SAUL サウルの息子 は、
”ホロコースト”という題材からいって当然といえば当然なのだけど…
あまりにも救いようがない内容で、鑑賞後も哀しみは増すばかりで、とても重く悲しい作品です。

この映画の珍しいポイントのヒトツは撮影方法。
カメラ・ワークが、サウルに焦点を当てるため、背景は故意にフォーカスされないシーンが多いです。
例えば、サウルの背景で行われている虐殺シーンの焦点を故意に”ぼかす”ことで
そのシーンは観客にはハッキリと映らず
ナチス護衛隊が命令するドイツ語のセリフ、ユダヤ人の叫び声が響く中、
観客は“その見えないシーンの鮮明な部分”を、彼らのセリフをもとに
自分自身で頭の中で想像で描きながら観ていくような感じのシーンが続きます。

さらに、サウルが絶えず働いているか、動き回っているシーンが多いため
観ている者は必死に彼の動向を眼で追うシーンも多くなります。


私は以前、ポーランドを旅行した際に
実際にポーランド南部オシフィエンチムに現存する、
アウシュヴィッツ強制収容所、ビルケナウ強制収容所を2日間かけて見学しています。
10年以上も前の訪問だけど、
一般公開されている収容施設、ガス室、実験室、銃殺刑が行われた壁などを
自分の眼で見たあの光景は忘れることなく今でも鮮明に覚えています。

そして、ナチス、ホロコーストに関連する映画も今まで数々観てきています。

特に、ロマン・ポランスキー監督が手掛けた映画 THE PIANIST 戦場のピアニスト は
映画挿入曲も美しく、何十回も観ている大好きな作品です。
THE PIANIST 戦場のピアニスト は、残虐なホロコーストの実態を描きながらも
エイドリアン・ブロディ演じるユダヤ系ポーランド人ウワディスワフ・シュピルマン
心優しく手助けしてくれる人々も登場して、悲哀の中にも“一縷の望み”が残され、
鑑賞後は、悲しく切ないながらも少し救われた気持ちになるから大好きな作品なのだと思います。


映画 SON OF SAUL サウルの息子 は日本でも公開中。
人間とはいったい何なんだろう…鑑賞後もいろいろと考えさせられる非常に悲しい作品。


追記: SON OF SAUL サウルの息子
アカデミー賞 最優秀外国語映画賞に輝きました!



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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JOY

原題 ジョイ


監督 & 脚本: デイヴィッド・O・ラッセル

出演: ジェニファー・ローレンス
        ブラッドリー・クーパー
        ロバート・デ・ニーロ


実在する発明家であり企業家のジョイ・マンガーノをモデルとした、
自叙伝的要素半分、フィクション半分のドラメディ(ドラマ+コメディ)。

以下、あらすじ少々、そして私の感想を述べています。

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ストーリーは…
ジョイ(ジェニファー・ローレンス)は、2人の子どもがいるシングル・マザー。
航空会社の地上係員として働きながら、
父(ロバート・デ・ニーロ)の経営する自動車修理工場の経理も担当して
多忙な毎日を送っている。
夢見がちな母は、昼メロにドップリ浸かって外出せず一日中TVを観てばかり。 
ジョイの両親は離婚しながらも、ひとつ屋根の下で一緒に暮らしていたり、
ジョイの別れた夫もジョイの家族と一緒の家で暮らしていたり、
ジョイの良き理解者である祖母、ジョイとは仲があまり仲が良くない異母姉、
さらに父の彼女なども絡み、
非常に複雑で不完全機能な、しかしユニークな“ファミリー”の日常生活を描いています。

そんなある日、
ジョイが床掃除に便利な“ミラクル・モップ”(現在も米国で実在する大ヒット製品)を発明!
ニール(ブラッドリー・クーパー)が重役を務めるケーブルTVのTVショッピング番組で
その”ミラクル・モップ”を紹介したら…大ヒット商品に!
そんなジョイが騙されながら奮起しながら紆余曲折を経て、企業家になっていくストーリー。


日本でも、普通の主婦が日常生活で家事をしているときに
「こんな製品があったら便利なのにな~。なぜ存在しないのかしら?
だったら自分で作ってみようかな♪」と、試作品を作成して、企業に話を持っていったら…
話が具体化して、なんとヒット商品になって大成功!なんて話を耳にしたこともあると思います。

このジョイの“ミラクル・モップ”サクセス・ストーリー
1980年後半から1990年前半にかけてのことなので
“主婦が考案したモノが大ヒットした”草分け的な商品かも知れません。

何事にも挫けない!一生懸命頑張る!女性を演じることについては、ジェニファーはピッタリ!

ただストーリー前半の
ミラクル・モップを発明するまでの“不完全機能”の家族話の説明が長過ぎた割には
後半の“成功後”部分の話が簡単にまとめられていて
「エッ?!もっと成功話の方も描いて欲しかったな~。」という感じかも…。

主役はあくまでもジェニファーなので
ブラッドリーの登場シーンが少なくて、ブラッドリー大ファンの私としては寂しかったな~(笑)。
私の大好きなデ・ニーロの父親役は良かった。


映画 JOY は、ラッセル監督、ジェニファー、ブラッドリー、デ・ニーロという
4人が一緒にチームを組んだ作品としては、3作品め。

まず4人は、
SILVER LININGS PLAYBOOK 世界にひとつのプレイブック (ブログ記事はコチラ→)で
共演して意気投合!
その後、 AMERICAN HUSTLE アメリカン・ハッスル (ブログ記事はコチラ→)でも
一緒に仕事をしています。

更に、ブラッドリーとデ・ニーロは、LIMITLESS リミットレス (ブログ記事はコチラ→)でも
共演しているし、
ブラッドリーとジェニファーは SERENA でも共演しています。
ブラッドリーとジェニファーって、今まで4作品も共演して、とても仲が良いのに
プライヴェートでは全く恋愛に発展しないということは
余程、役者として、価値観も息も合って共感する“何か”があるんでしょうね~。


しかし個人的には、映画 JOY は、
SILVER LININGS PLAYBOOK 世界にひとつのプレイブック
AMERICAN HUSTLE アメリカン・ハッスル と比較すると
今回は彼ら4人のケミストリーが今ひとつピッタリ合わなかった…と言うか、
ストーリー的に、おもしろさが足りない平凡な作品になってしまったかな~と思います。


振り返ってみれば…2015年は
ブラッドリー・クーパーが出演した劇場公開映画を
☆ AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー (ブログ記事はコチラ→) 
☆ ALOHA (ブログ記事はコチラ→
☆ BURNT (ブログ記事はコチラ→
☆ JOY
と、4本も観たことに!
でも個人的にはどの作品も
「本当に良かった!すばらしかった!おもしろかった!」とは言えないんだな~(笑)。
しかしブラッドリー大好きなことに変わりナシ♪


映画 JOY (原題: ジョイ)は、現在の時点では日本公開未定。


私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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SPOTLIGHT

 
スポットライト 世紀のスクープ


非常に硬派でシリアスな実話ジャーナリズム映画の傑作!


時は、2001年、舞台はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン。

ストーリーは…2001年における新聞記者の取材をもとに
2002年、年明け早々に地元新聞紙ボストン・グローブに
ボストン・カトリック司教区のジョン・ゲーガン神父が
過去数十年に渡り、未成年者に性的虐待を行ってきていたこと、それに関する訴訟事件のことが
初めて全世界に知られることとなった注目記事(=スポットライト)が掲載され、
映画は、その実在の事件を新聞記者の目を通して詳細に描いています。


ちなみに、その記事は翌年、ピューリッツアー賞に輝いています。

当時、既にUSAに暮らしていた私は
この衝撃的なスクープ記事、その後のメディアの扱い、
ボストン司教区だけではなく、
その後、全米中、世界中で似たような事件が明るみに出て来たことを今でも鮮明に覚えています。

以下、私の感想のみでストーリーのネタバレはありません。

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ローマ・カトリック教神父の“未成年者に対する性的虐待”については
1900年代から既にウワサになり、少々明るみには出ていたが
それらについて論議することは、ある意味“タブー”で、まさに誰もが見て見ぬフリであった。

カトリック教徒にとって
神父は“ファーザー”と呼ばれる唯一の神聖なる神であって、その権限は絶大で
その“神”が“未成年者に性的虐待を行っていた”ということは
にわかには誰もが信じ難いセンシティブなことで口外することすら、はばかれる。

そして、まるで”被害者自身に問題があったため、その事が起こってしまった”というような風潮で
被害者は罪の意識にさいなまれ、自分のことを恥じて
その後の彼らの人生に大きな悪影響を及ぼしていたにも関わらず、
加害者は罪を罪として認めずに
何年も何十年も、事件そのものは解決していなかった、または現在も解決していない…
とても恐ろしい現実を突きつけられ、映画を観ながら、いろいろ考えさせられました。

皆、“司教区で何かが起こっている”と薄々分かっていても
“行動を起こすこと”を躊躇していた15年ほど前の実情が
カトリック教の内情も含め、詳細に描かれている作品。

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ボストン・グローブ誌の中で、独自に事件を探求し追跡してスクープ記事にする、
“スポットライト”編集部のチーフ、マイケル・キートンを始め、
部下の記者、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムス、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、
そして彼らの直属上司役のジョン・スラッテリー、編集長役のリーヴ・シュライバー、
弁護士役のスタンリー・トゥッチなど、
出演している俳優が実在の人物を演じていて、彼らの熱演がとても光っています。


年末年始の映画祭の賞レースの各部門にノミネートされることは確実でしょう!


ジャーナリズムとは、周囲の大きな圧力に屈せずに、このようなトピックを報道すべきで
ジャーナリストとは、このような粘り強い地道な取材によってこそ、
“スポットライト”記事が後に大々的に論議されるであろう…という、
ジャーナリズムの基本のようなストーリーです。


映画 SPOTLIGHT (原題 スポットライト)は
余計なコトは一切描かれず、事件にのみフォーカスした内容で
時間を忘れるほど集中して観入ってしまった、すばらしい作品!


映画 SPOTLIGHT スポットライト 世紀のスクープ は日本では来春公開予定。


追記: 上記にも書いたように、予想通り! SPOTLIGHT スポットライト 世紀のスクープ
様々な賞レースにノミネートされました!

アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、
助演男優賞(マーク・ラファロ)、助演女優賞(レイチェル・マクアダムス)
6部門にノミネート!


追記: SPOTLIGHT  スポットライト 世紀のスクープ
アカデミー賞 最優秀作品賞、最優秀脚本賞に輝きました!



私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)


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BURNT

二つ星の料理人


私の大好きな053.gifブラッドリー・クーパー主演の
短気で傲慢な性格に問題あり! 天才キッチン・シェフの人生を描いたドラマ映画。

原題 BURNT とは“焼けた、焦げた、ヤケドした”という意味なので
日本でこの映画が公開される時は
きっとキッチン、レシピ、料理を思い起こさせるオシャレな邦題が付くでしょう。

追記: このブログを執筆後に、日本劇場公開が決定して、邦題は 二つ星の料理人 に決定しました。
 
以下、あらすじ少し&私の感想を書いています。
ストーリーのネタバレはありません。

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ストーリーは…
アダム・ジョーンズ(ブラッドリー・クーパー)はシェフとしての腕は抜群だが
横柄な性格でエゴの塊のような男性。

数年前に、フランス・パリの一流レストランでシェフとして働いていた時に成功して
いい気になり過ぎて天狗になり、ドラッグ、アルコールに溺れて転落して
キッチン仲間や恩師に迷惑をかけて姿を消したアダム。

そして現在、イギリス・ロンドンを訪れたアダムは
かつて自分が裏切った仲間たちに再度近付いて
ハイエンドなレストランをオープンるすことに野心を抱き再起を狙う。

目指すはレストラン査定で有名なミシュラン・ガイドで最高峰の三ツ星を獲得することだが
そうは簡単に順風満帆とはいかないのであった。
そしてドラッグ、アルコールを断った今も、多額の借金に追われるアダムは再起できるのか?!


アダムとは昔、パリで一緒に働いていたシェフ仲間で
ライバル・シェフのリースを演じるマシュー・リスがとても良かった。
アダムと同じくキレやすい激しい性格で似た者同士(笑)。

映画 AMERICAN SNIPER アメリカン・スナイパー  ブログ記事はコチラ→ 
で、ブラッドリーの妻役を演じていたシエナ・ミラーがブラッドリーと再度共演。
一流レストランのキッチン・シェフという男性社会の中で働く、
強気な女性シェフ、ヘレン役で登場。

そして、私の大好きな♪ドイツ人俳優ダニエル・ブリュール
この映画では、フランス人のレストランのオーナー兼マネージャー、トニーを演じていて
この役もなかなか良かった。

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さて、今から10年前の2005年、ブラッドリー・クーパー
まだ、映画 THE HANGOVER ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
の大ヒットで世間の女性を虜にする(笑)前に
KITCHEN CONFIDENTIAL というTVコメディに主演しています。
その時もブラッドリーは
オシャレなレストランで働く、腕は良いが生意気な性格のシェフ…という、
今回の映画と非常に似たような役柄を演じています(笑)。
あのコメディ、私は結構好きで、批評家受けも良かったけど
視聴率に伸び悩み、たった1シーズンで終了しちゃったのよね~。
TVコメディ KITCHEN CONFIDENTIAL のブログ記事はコチラ→。

学生の頃に、フランス留学をしていたブラッドリーはフランス語がペラペラ。
今回の映画 BURNT 二つ星の料理人 でもフランス語を話すシーンが結構あって、すごくセクシー♪

映画 BURNT 二つ星の料理人 でも部下を罵倒して、
エキセントリックで激しい性格で人間的にはどうよ?って他人から思われても
しかし料理の腕は超一流!っていうシェフの話って
TVリアリティ番組などで、よく取り上げられる内容で、特に珍しくもないしね~。
ブラッドリーが演じるアダムは性格が悪過ぎて同情する余地ないキャラクターだし、
むしろマシュー・リスが演じた、傲慢なライバル・シェフのほうが人間味あふれていたかも!

新鮮で色彩感あふれる食材や料理しているシーンは観ているだけで、美味しそうだったけど…。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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BRIDGE OF SPIES

ブリッジ・オブ・スパイ


実在した人物が登場する米ソ冷戦時代の実話をもとにした歴史スパイ・サスペンス・ドラマ。

監督 スティーヴン・スピルバーグ


主演 トム・ハンクス


という黄金コンビ!


以下、あらすじ少し&私の感想を書いています。
ドラマの核心に迫るネタバレには触れていません。

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ストーリーは…
1957年の米国 vs ソビエト連邦の冷戦時代。

米国・ニューヨークにて、
敵国ソ連に情報を渡していたスパイ、ルドルフ・アベル(マーク・ライランス)が逮捕される。
誰もがアベルの弁護を躊躇する中、
有能な弁護士であるジェームズ・B・ドノヴァン(トム・ハンクス)
事件を担当することになる。
世論がアベルの死刑を望む声が高い中で、ドノヴァンはどのように裁判を進めていくか?

同時にヨーロッパでは、米国空軍のパイロットがソ連を領空侵犯してスパイ容疑で拘束され
東西分裂の最中の東ドイツで、同じくアメリカ人学生がスパイ容疑で逮捕された。
お互いの容疑者をどうするか?!
今後の交渉について話し合いを行うため、東ドイツ・東ベルリンにドノヴァンは旅立つ。


映画 ブリッジ・オブ・スパイ は、
スパイに焦点を当てた諜報活動を描いているわけではないので
手に汗を握るようなアクション・シーンはありません。

米ソ冷戦時代の敵対国同士が
どうやってお互いに相手側に拘束されている自国民の処遇について“交渉”していくか!
その粘りある努力と過程が良く描かれている点が非常におもしろかった。
そしてやはり実話をもとに描いただけあって、真実味がより感じられる点も良かった。

ソ連のスパイ、アベル役を演じるマーク・ライランスが非常に光っています!
飄々としてつかみどころのない、
一見スパイには全く見えない普通のオジサンっぽいアベルを見事に演じています。

数ヶ月前に、イギリス製作のドラマ WOLF HALL ウルフ・ホール シーズン1 を観終った私。 
16世紀、イギリス・テューダー朝で、ヘンリー8世(ダミアン・ルイス)に使えた、
政治家トマス・クロムウェルを演じたマーク・ライランスを観て
「この俳優、イイ味を出しているな~。上手いな~!」と思ったばかり!
映画やドラマより主に舞台に立つことのほうが多い俳優みたいですね。

更に、 ブリッジ・オブ・スパイ では、
東ドイツで弁護士業を営むウルフガング・ヴォーゲル役に
ドイツ人俳優のセバスチャン・コッホ。
これまた私の大好きな俳優です♪
彼が出演するだけでストーリーが引き締まるわ~。

そしてトム・ハンクス!大好きな役者です♪
わざわざ言うまでもなく、すばらしい俳優ですね!
シリアスな演技もコミカルな笑いを誘う演技も抜群。
彼が登場するだけで安心して作品を観ていられるし、
今回も間違いなくトムにピッタリの役柄だったと思う。

でもだから逆にフッと、
ドノヴァン役をトム・ハンクスではなく、別の俳優が演じていたらどうだったかな~?
誰か別の俳優が演じたドノヴァン役も観てみたいな~♪と思ってしまいました。


ほとんどの登場人物が実在したと聞いて、映画を観終ってから
あらためてネットで、それらの人物をいろいろ調べて、興味深いストーリーだったと更に実感!


映画 BRIDGE OF SPIES ブリッジ・オブ・スパイ は、日本では2016年1月公開予定。



私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



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LABYRINTH OF LIES
 
IM LABYRINTH DES SCHWEIGENS

顔のないヒトラーたち


歴史ヒューマン・ドラマ・ドイツ映画。

このブログでは主に英語を言語とする米国または英国製作の映画をより多く取り上げています。
日頃から私はドイツ映画を沢山観ているけど、滅多にブログでは取り上げていません。
しかし今回は、この映画が現在、日米同時公開中!と知って、ブログ記事を書くことにしました。

英題 LABYRINTH OF LIES の意味は“嘘の迷宮(ラビリンス)”
ドイツ語原題 IM LABYRINTH DES SCHWEIGENS の意味は“沈黙の迷宮(ラビリンス)”

映画の中にも「コレははまさに嘘と沈黙の迷宮だよ。」というセリフがあります。

でも邦題は“顔のないヒトラーたち”

言いたいことは分かるけど、邦題はなんか直球過ぎて逆にピン!とこないな~。
英語やドイツ語タイトルのほうが、よりストーリーの内容を考えさせるピッタリ!な題名だと思う。

以下、あらすじ少し&私の感想を書いていて、ストーリーのネタバレはありません。

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第二次世界大戦が終了して13年経った1958年、当時東西が分裂していた西ドイツが舞台。

ユダヤ系ドイツ人のアーチスト、シモンは街を歩いている時に、一人の男性と出会い、驚愕する。
その男性こそ、大戦中にシモンが収容されていたアウシュヴィッツ強制収容所で
ナチス親衛隊員として任務していた人物だったのだ!
しかしその男性は、“過去を隠して”身分も名前も偽り、小学校の教師として働いていた。

シモンはジャーナリストの友人トーマスと一緒に
「強制収容所に任務していた男が、裁きも受けずに一般市民に混ざって平然と暮らし
教師として働いている!」と検察に訴えたが
検察側は誰一人として積極的に事件として扱おうとしない。

そんな中、1人の若い検事ヨハン・ラドマン(アレクサンダー・フェーリング)
そのことに興味を示し、調査し始めるが
想像以上に難航して、まさに“嘘と沈黙の迷宮”に入ってしまうのだった。


実話をもとに製作され、一貫してシリアスなヒューマン・ドラマ。 
“その小学校の教師”だけではない、
偽名を使って暮らしている元隊員はドイツ国内だけでも8000人近くいるのだった。

ナチス・ドイツが強制収容所でどのような残虐行為をしていたか?!
収容所から生き延びた人々の証言や証拠書類を収集して裁判に持ち込んでいく作業は
肉体的にも精神的にも想像を絶するほど困難を極め、
ヨハンたちが様々な圧力にも屈せず、
神経が衰弱していきながらも真実を追究していく様子が刻々と描かれていきます。

そして実社会で、アルゼンチンで逃亡生活を送り、
イスラエルの諜報機関モサドに逮捕された元ナチス親衛隊員アドルフ・アイヒマンや、
同じく南米を逃亡中だった、強制収容所の元医師で“死の天使”と呼ばれたヨーゼフ・メンゲレの話も
絡んでいます。

私自身、以前からずっと、このジャンルの映画に非常に興味を抱いていて
沢山の様々な映画を観ているけど
顔のないヒトラーたち は、観ながらも、観終った後も、
いろいろと考えさせられた秀逸のストーリーです。

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さて、この映画で主役の検事ヨハンを演じるアレクサンダー・フェーリング
現在、USAで放送中の CIA vs テロリストの戦いを描くドラマ HOMELAND シーズン5
キャリー・マティソン(クレア・デインズ)のボーイフレンド役でレギュラー出演しています。
シーズン5 は、ドイツ・ベルリンが舞台で、実際にベルリンで撮影しているので
ドイツ人俳優も沢山出演しているけど
アレクサンダーにはドイツ出身の若手俳優として、これからもっと英語圏で活躍して欲しいな~!



LABYRINTH OF LIES 
IM LABYRINTH DES SCHWEIGENS
顔のないヒトラーたち


私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)


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MAGIC MIKE XXL   マジック・マイク XXL


2012年に劇場公開され、全米、カナダ、南米、ヨーロッパでスマッシュ・ヒットした
イケメン男性ストリッパーを描くドラメディ映画 MAGIC MIKE マジック・マイク の続編!第2段♪

MAGIC MIKE マジック・マイク 1作めのブログ記事はコチラ→ 

俳優になる前は本当に!フロリダ州タンパのストリップ・クラブで

ストリップ・ダンサーだったチャニング・テイタムの自叙伝的ストーリーを
更にワイドに脚本化して、よりゴージャスに♪

チャニングは製作も手掛けています。

以下、あらすじ、登場キャラクター、私の感想を書いています。
ストーリーのネタバレはありません。
劇場公開1週間前に出演者たちが様々なTVトーク番組にゲスト出演して話した、
映画撮影時のこぼれ話、出演者による裏話も書いています。

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前作から3年が過ぎ、ストリップ稼業から足を洗って
以前から夢を抱いていたカスタムメイドの家具製作販売をしているマイク(チャニング・テイタム)
以前のストリッパー仲間たちから誘われて
サウスカロライナ州マートルビーチで開催される全米男性ストリップ・ダンス大会!に参加するため
皆とロード・トリップ開始!
目的地へ向かうまでにいろいろな出来事、様々な人々との出逢いがあり
遂にストリップ・コンベンションの舞台へ!

前作から引き続いて出演している男性ストリッパーたちの顔ぶれは…

☆ マジック・マイク(チャニング・テイタム)
…いまさら説明するまでもなく数々の映画で主役。

☆ ケン(マット・ボーマー)
…ドラマ WHITE COLLAR ホワイト・カラー のニール。

☆ ビッグ・ディック・リッチー(ジョー・マンガニエロ)

…ドラマ TRUE BLOOD トゥルー・ブラッド のアルシード。

☆ ティト(アダム・ロドリゲス)
…ドラマ CSI: MIAMI  CSI: マイアミ のエリック・デルコ。

☆ ターザン(ケヴィン・ナッシュ)
…身長208cm 本職は現役プロレスラー。

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上記5人とも、もともと引き締まった立派な体格なんだけど
ストリッパー役として、さらに美しく身体を鍛えるため
映画撮影時には、それぞれ専門トレーナーについて
カロリー計算の厳しい食生活、運動をして
「何ヶ月にも及んだ撮影生活はまるで学生時代のスポーツ合宿のようで楽しかった!」
皆、TVトーク番組に出演していた時は笑って話していました。

カーネギー・メロン大学ドラマ・スクールに同時期に在籍していた、
マット・ボマーとジョー・マンガニエロは学生の頃から友人で
「大学生の時は一緒にシェークスピアの舞台劇に出演していたのに
今は一緒にストリッパー映画に出演しているなんて!」とマットは大笑い♪

前作 MAGIC MIKE マジック・マイク に出演していて
今回 MAGIC MIKE XXL マジック・マイク XXL に出演していないキャラクターは
ダラス(マシュー・マコナヒー) & アダム”ザ・キッド”(アレックス・ペティファー)。 
彼らがどこで何をしているかはストーリーにて説明があります。 

前作ストーリーにても撮影外オフにても
”兄貴”的存在で皆と仲が良かったマシュー・マコナヒーは他の映画製作で多忙で今回は出演ナシ。

アレックス・ペティファーに関しては
前作ストーリー内ではチャニング・テイタム演じるマイクが
仕事が続かないアレックス演じるキッドの面倒を見て
ストリッパーとして立派に1人立ちさせていたけど
実際にカメラが回っていないオフ時にチャニングとアレックスは火花バチバチで仲が悪く
アレックスは他の共演者たちとも仲が良くなかった…と
当時エンタメ・サイトに暴露されていたので
「続編には出演しないだろうな~!」と思っていたら、やっぱり出演しなかった(笑)。
他の俳優たちより10歳年下のアレックスはかなり”生意気な態度”だったようで…。
でもアレックス以外の俳優は皆、今でも仲が良い!との話を聞くと
やはり”問題があった”のはアレックスなんでしょうね~。

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前作に比べて、さらにグレード・アップしたと感じることは…ストリッパーたちのセクシーなダンス!

もともとチャニング・テイタムのダンスの上手さ、キレ味の良さ、しなやかさは別格だけど
今回、マット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、アダム・ロドリゲスのダンス・パフォーマンスが
かなり上達したな~と思います!

そして前作でセリフが多かった、
マシュー・マコナヒーとアレックス・ペティファーが今回出演していない分、
今回はマット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、アダム・ロボリゲスのセリフがグ~ンと増えて
個人別アップのショットも増えたので、3人のファンはさらに大喜びなこと確実♪

最後のストリップ大会のシーンは
それぞれのダンサーたちが個別でステージに立ってパフォーマンスを魅せてくれます♪

そのシーンに客として出演している何千人という女性たちは皆エキストラで

一般公募でラッキーにも見事その美味しい♪役を獲得!したそうです。

ジョー・マンガニエロいわく
「自分1人のダンス・シーンだけでも撮影に4時間半かかって
実際に映画で使用されたシーンは3分ぐらいで、何回も取り直してそれは大変だったけど
エキストラの女性たちも何回も同じダンスを見せられて
その度にキャ~と嬌声を上げなければならなかったから、もっと大変だったと思うよ!」…って!

自分に手の届くような眼の前で
チャニング、マット、ジョー、アダム、ケヴィンのセクシーなダンスを見せられたら

何時間、何十時間、撮影に拘束されても文句言う女性なんていないと思うけど(笑)!


ストーリー的には前作 MAGIC MIKE マジック・マイク より明るい内容で
且つダンス・シーンも増え、とても楽しめた MAGIC MIKE XXL マジック・マイク XXL でした♪



私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



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ENTOURAGE

アントラージュ


USAで2004年~2011年まで8シーズン続いた人気ドラメディ
ENTOURAGE アントラージュ★オレたちのハリウッド の待望の映画化!

いつも楽しみに観ていた大好きなTVシリーズ♪

USAでは毎年、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞などにノミネートされ
大人気のドラマ+コメディでした。
確か日本ではそれほど話題にならなかったドラメディと記憶しているけど…そうでしょうか?

このブログでも過去に アントラージュ★オレたちのハリウッド の紹介記事を書いています。
シリーズのあらすじ的な内容はコチラ→ 

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アントラージュ TV版&映画版の製作総指揮者で俳優のマーク・ウォールバーグ
自ら体験してきた本人の人生をもとに製作されたドラマで、マークもマーク本人として映画版にも登場。

人気俳優ヴィンセント”ヴィンス”チェイス(エイドリアン・グレニアー)、
ヴィンスの兄で売れない俳優ジョニー”ドラマ”チェイス(ケヴィン・ディロン)、
2人の幼なじみでマネージャーのエリック"E"マーフィー(ケヴィン・コノリー)、
彼らの親友でアシスタント兼運転手のタートル(ジェリー・フェレーラ)。

ケンカしながらも仲が良い4人と
敏腕だけど傲慢なタレント・エージェントのアリ・ゴールド(ジェレミー・ピヴェン)が繰り広げる
ハリウッド映画業界の裏話を描いたストーリー。

タートルが、テキーラ酒製造販売で大成功して大金持ち!という設定にも驚いたけど
タートル役のジェリーが18kg近く痩せたことも驚き!
カロリー計算したダイエットとスポーツで現在の体重をキープだって!スゴイ!

映画版ストーリーはTV版の8ヶ月後を描いた内容で、ストーリーはTV版の延長線上。
彼らをはじめ、TV版に登場していたキャラクターは、ほとんど映画版にも登場しています。

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ENTOURAGE アントラージュ のおもしろいところは…
映画業界の裏話やサクセス(挫折)ストーリーはもちろん、
ハリウッドで活躍する俳優のみではなく、スポーツ業界、ファッション業界など
多種多様な業界の著名人や有名人が本人そのままの役で1シーンだけ登場したり
ロサンジェルス、ハリウッド、ビバリーヒルズ…などの
人気あるオシャレ・スポット、レストラン、カフェ、ショップなどが実名で登場するところ。
おまけにゴージャスなセレブの生活もチラリと覗き見できる♪

映画版もリーアム・ニーソン、アーミー・ハマーなど数え切れないほど有名人が出演。 

名子役からポッチャリふっくら成長して27才になった、
ハーレイ・ジョエル・オスメントが本人としてではなく
大富豪ビリー・ボブ・ソーントンの放蕩息子役で登場。
演技上手なところは子役の頃と変わらず! 


ENTOURAGE アントラージュ★オレたちのハリウッド が映画化されると聞いてから数年が経ち、
かなり期待が高かったので、正直、残念ながら期待していたほど、おもしろくなかったけど(笑)
でもまぁ楽しめたかな~♪って感じかな。


私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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THE WATER DIVINER

(原題: ウォーター・ディヴァイナー)


監督・主演 ラッセル・クロウ


私の大好きな熊ちゃん053.gifラッセル・クロウの本格的な映画監督デビュー作品です!


オーストラリア、トルコ、USA共同製作。 
オーストラリア&トルコでは昨年末に劇場公開され、USAでも先週末に公開されました。

1914年に編成された ANZAC(オーストラリア・ニュージランド軍隊)にとって
初の海外遠征となるトルコ“ガリポリの戦い”について描いたドラマ映画

ニュージーランド生まれで長年オーストラリアに暮らしているラッセルにとって
“ガリポリの戦い”を描いた内容はとても想い入れが強く重要なことだと思います。

THE WATER DIVINER は今年1月に開催された
オーストラリア・アカデミー賞(AACTA AWARDS)では
最優秀作品賞、最優秀助演男優賞(Yılmaz Erdoğan)、最優秀衣装デザイン賞、3冠に輝いています!

以下、内容のネタバレには触れずに簡単なあらすじと私の感想です。

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1915年、第一次世界大戦時、
大英帝国(イギリス)が率いる連合国側に参加したANZAC(オーストラリア・ニュージーランド軍隊)は
敵である同盟国側オスマン帝国と戦うためトルコ・ガリポリに出征。

オーストラリアの田舎に暮らす農夫ジョシュア・コーナー(ラッセル・クロウ)には
10代後半の3人の息子がいた。
ジョシュアの3人の息子も戦地に向かったが
その後、3人とも音沙汰がなく、戦死したのではないかと推測されていた。

4年後の1919年、息子3人の遺骨はもちろん遺品さえも戻って来ない辛い日々が続き
ジョシュアも、精神状態が不安定な妻も悲しみにくれていた。
ジョシュアは息子たちが戦った場所を訪れようと決心する。
もしかして息子たちはどこかで生きているのかも知れない…との一縷の望みを残して
はるばるオーストラリアからトルコヘ向かうジョシュア。 
しかし戦地だった“ガリポリ”は一般人は立ち入り禁止なのだった…。

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映画は実際にトルコでも撮影して、トルコ出身の俳優も出演、英語とトルコ語両方のセリフがあります。

戦争中、敵だったトルコ人への憎しみ、次第にお互いに和解して触れ合っていく様子が
ゆっくりと切なく描かれていきます。
戦場で戦うシーンも少しあるけど
ストーリーは、戦争により、夫、子供、大切な人を失った遺族について焦点を置いています。

007 QUANTUM OF SOLACE 007 慰めの報酬 での
ヒロイン役が印象に残っているウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ
トルコ人妻を演じていて、トルコ語のセリフを上手に話していて少し驚いたな~。

実生活でも2人の息子がいるラッセルの
“戦争により大切な息子3人を奪われてしまった”心優しい父親役が真に迫っていて
とても良かったと思います。
観終わった後、優しい気持ちになれるドラマ映画。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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2014年度にUSAにて劇場公開された新作映画を対象としています。

TV製作映画 、 DVDスルー映画、ネット配信映画および
英語以外の外国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語など)の劇場公開映画は対象外。

特に印象に残って観て良かった!機会あれば今後も何回も観るだろうな~♪と思う4作品。


2014年全米公開映画 私の選ぶトップ4
(2014年度公開日時順で紹介、順位は不同)


☆ BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。

ある家族の12年間の出来事を
父役イーサン・ホーク、母役パトリシア・アークエット、
娘役ローレライ・リンクレイター、息子役エラー・コルトレーンが演じて
全ての役柄に同じ俳優を起用して2002年から2013年の12年間に渡って
毎年少しずつ撮影するという今までにない画期的な方法で製作された映画。

登場人物、皆がまるで本当の家族に思えるほどナチュラルな演技で
“家族って何だろう?”と考えさせられる心が温かくなる作品です。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ GONE GIRL ゴーン・ガール

ベン・アフレック & ロザムンド・パイク主演
極上サイコパス・サスペンス・スリラー。

何と言ってもベンの妻エイミーを演じるロザムンドの悪女ぶり!に拍手♪

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ BIRDMAN
    OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

    バードマン
    あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

マイケル・キートン演じるリーガン
かつて「BIRDMAN」という大ヒット映画3作で
主役のスーパー・ヒーローのバードマンを演じて大人気スターだったが
現在は納得いかない俳優人生でストレスが溜まり
NYブロードウェイの舞台で再起を賭けて自分自身と戦っている初老俳優。

延々とカメラ・ワークが切れず、まるで“劇中劇”を鑑賞しているような感じ!
セリフ回しが非常におもしろくウィットに富んでいる作品。

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→


☆ THE IMITATION GAME

    イミテーション・ゲーム
    エニグマと天才数学者の秘密


第二次世界大戦時、敵国ナチス・ドイツのエニグマ(暗号機械)の暗号解読に力を注いだ、
イギリス人の天才数学者・暗号解読者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)を中心に
頭脳明晰な若者が集まるULTRA(ウルトラ)チーム人生を描き
実話をもとにしたサスペンス要素ある伝記ドラマ。

実在とされる登場人物が皆、個性が輝いていて、とてもおもしろかった!

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→



以上、4作品すべて、
本年度開催のゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞(SAG AWARDS)、
放送映画批評家協会賞(CRITICS' CHOICE AWARDS)、アカデミー賞など…
賞では、どこかの部門に必ずノミネートまたは受賞している傑作映画ばかりです。

来月開催されるアカデミー賞では、個人的には
最優秀作品賞は「BOYHOOD 6才のボクが、大人になるまで。」
最優秀主演男優賞はマイケル・キートン(バードマン)が受賞して欲しいな~と思います。
さて結果はどうでしょうか?!



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