タグ:恋愛・ロマンス映画 ( 20 ) タグの人気記事

BEAUTY AND THE BEAST

美女と野獣


おなじみ!美女と野獣 の実写リメイク版映画。

豪華な出演者(声優)が勢揃い!

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この映画を劇場へ観に行った理由はただ1つ!…いや3つ!

野獣(王子様)役が私の大好きなemoticon-0152-heart.gifダン・スティーヴンス

ガストン役が私の大好きなemoticon-0152-heart.gifルーク・エヴァンス

ベルの父親モーリス役が私の大好きなemoticon-0152-heart.gifケヴィン・クライン

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…と言っても、ダン・スティーヴンスの素顔というか、王子さまの姿のシーンはほとんどなく、
ず~っと野獣の姿だったので、
ダン本人の姿を見たいファンにしてみれば、物足りないと言えば物足りない(笑)。

でも、野獣の表情も透き通ったブルーの眼も
ちゃんと!ダンの顔と美しいブルーの眼が浮き彫りになっているのでした。

しかし DOWNTON ABBEY ダウントン・アビー のマシュー・クローリー役と言い、
ダンは高貴な雰囲気を醸し出す役がとってもお似合いだな~♪

一方、メチャクチャ性格が悪いガストンを演じるルーク・エヴァンス
ず~っと素顔で登場していてカッコ良かったな~。

エマ・ワトソンは、かわいくて勇敢なベル役がピッタリ。

ティーポットの表情がこれまた、ポット夫人を演じるエマ・トンプソンの表情に
非常に良く似ていて微笑ましかった。


BEAUTY AND THE BEAST 美女と野獣 日本では来月公開。


私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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2016年度にUSAにて劇場公開された新作映画を対象としています。

TV製作映画 、 DVDスルー映画、ネット配信映画は対象外。

以下、特に印象に残った3作品です。

2016年全米公開映画 私の選ぶトップ3

(順位は不同)

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☆ LA LA LAND
    ラ・ラ・ランド

私の大好きな
ライアン・ゴズリング & エマ・ストーン共演!

歌あり!ダンスあり!最高傑作ラブ・ストーリー映画♪

2月26日に開催されるアカデミー賞に
作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞をはじめ、
なんと!14部門もノミネートされている作品。

既に開催されたゴールデン・クローブ賞では
ミュージカル・コメディ映画部門で、7部門も最優秀賞を受賞して圧巻でしたね~。

ミュージカル映画が好きではない私が「観て良かった~♪」と思ってしまったほど!

ミュージカル映画と言うと…
大勢の人々が一緒に歌う、またはそれぞれにソロを歌う人々が沢山登場する作品が多いけど
この映画は沢山の人々が登場するオープニングとエンディングを除いては
ほぼ、ライアン&エマ2人にフォーカスを当てた作品。

胸がキュ~ンとしたり、ホロ苦く切ない想いに浸ったり、
夢を追いかける2人の姿を自分に照らし合わせたりして…
ライアン&エマのケミストリーがピッタリとマッチしたラブ・ストーリーを楽しめます。

この映画を観た感想(ネタバレなし)の過去ブログ記事はコチラ→

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☆ MANCHESTER BY THE SEA
    マンチェスター・バイ・ザ・シー

ケイシー・アフレック主演。

家族に対する愛情の深さ、同時に難しさを考えさせられるシリアスなドラマ映画。

アカデミー賞に

作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞…6部門ノミネートされている作品。

ゴールデン・クローブ賞ドラマ映画部門では、ケイシーが最優秀主演男優賞を受賞!
オスカーもケイシーが受賞して欲しいな~!

心の奥底に葛藤を抱える悲哀に満ちた主人公リーを演じたケイシーの演技はすばらしかった!

この映画を観た感想(ネタバレなし)の過去ブログ記事はコチラ→

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☆ BRIDGET JONES'S BABY
    ブリジット・ジョーンズの日記
    ダメな私の最後のモテ期

ブリジットのベイビー誕生について描くブリジット・ジョーンズ・シリーズ第3段。

第1段からおなじみのキャラクター、
ブリジット(レネー・ゼルウィガー)&マーク(コリン・ファース)
愛情たっぷりイチャイチャしたと思ったら、ケンカしたり…ゴタゴタ、バタバタ続きのストーリーだけど
肩のチカラを抜いてリラックスして楽しめるコメディ。

前2作で出演したヒュー・グラントが演じるダニエルが登場しない!と言うことで
どんな感じになるのかな~と期待半分、不安半分で観たら、
ダニエルの代わりに初登場する爽やかな青年実業家ジャック(パトリック・デンプシー)
予想以上にこのシリーズに上手くフィットしたキャラクターだったことと、
ウィットあふれる数々のセリフが前2作に劣らずおもしろかったので
私にとって評価が高い映画となりました。

この映画を観た感想(ネタバレなし)の過去ブログ記事はコチラ→



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LA LA LAND

ラ・ラ・ランド


全米での劇場公開映画の中で本年度最高傑作!と呼ばれるドラメディ(ドラマ+コメディ)映画。

歌あり!ダンスあり!ノスタルジックで切ないロマンティックなラブ・ストーリー・ミュージカル♪

私の大好きなemoticon-0152-heart.gif
ライアン・ゴズリング & エマ・ストーン共演!


年末年始開催の数々の賞レースにてノミネートのみならず
数々の部門で最優秀賞受賞に輝いている作品。

来年1月開催のゴールデン・グローブ賞には7部門ノミネート!
これから発表されるアカデミー賞ノミネートも間違いナシ!
特にゴールデン・グローブ賞は、ドラマ部門とミュージカル・コメディ部門は別枠のため
LA LA LAND ラ・ラ・ランド の各部門での受賞は確実だと思います!

以下、ストーリーのネタバレなし! あらすじ少し&私の感想を書いています。

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セバスチャン(ライアン・ゴズリング)は、ジャズ・ピアニスト。
将来は自分でジャズ・クラブを経営して
自分の好きなジャズを演奏するバンドのリーダーとして、ピアノを弾いていきたいという夢がある。
しかし現実は、
レストランで食事する客の横でクリスマス・ソングなど気乗りしない曲をピアノで弾いたり、
ホーム・パーティーなどに呼ばれて、
80年代のヒット曲を演奏する雇われバンドでキーボードを弾いたりしている。

一方、ミア(エマ・ストーン)は、映画撮影スタジオ内で、カフェのバリスタとしてバイトしながら
数々のオーディションを受けている女優のタマゴ。
しかし現実は、オーディションには落ちるばかりで、なかなか初めの一歩すら踏み出せない。

そんなセバスチャンとミアが知り合って…!

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本当のことを言えば、私はミュージカル映画もミュージカル舞台も好きではありません。
「セリフを言うならずっとしゃべっていて!」
「歌うならずっと歌だけにして!」
「セリフを言っている途中でイキナリ歌い始めるな~!どちらかに集中してよ!」と思ってしまうのです。

そんな私が LA LA LAND ラ・ラ・ランド を観に行こう!と思った理由は
とにかく前評判が高い!大好きなライアン・ゴズリングが歌って踊って大活躍!だから♪
そして、鑑賞後の感想は…数々のテーマ曲を口ずさんでしまうほど!観て良かった~!
切なくもハッピーな気持ちになれました。
特にラスト・シーンはお気に入り♪

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ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは
CRAZY, STUPID, LOVE ラブ・アゲイン
GANGSTER SQUAD L.A. ギャング ストーリー (映画についてのブログ記事はコチラ→
に続いて3回めの共演ということで息ピッタリ!

ライアンもエマも、ソロで歌うこと、タップ・ダンス、社交ダンス、
そしてライアンに至ってはピアノをイチから習い始めること!
これらをマスターすること3ヶ月間、猛特訓したそうです。
特に2人一緒のダンス・シーンがとってもチャーミングでキュート!
ライアンのピアノを弾く指にもウットリ♪

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そうなると…チョット待って!
シリアスな演技も出来て、刑事役も悪役も出来て、
コメディで笑わす演技も出来て、セクシーでラブ・ストーリーの主役も出来て、
歌って、踊れて、ピアノも弾ける!なんて俳優は…
ライアン・ゴズリングしかいないでしょうemoticon-0152-heart.gif


LA LA LAND ラ・ラ・ランド
は…
ハリウッドへのオマージュ、懐かしい憧れや想い、
ロマンティックでエレガントでエンターテイメントあふれる作品ということで
ジャンルさえ違えど、
2012年アカデミー賞最優秀作品賞&主演男優賞を受賞したモノクロ無声映画
THE ARTIST アーチスト  (映画についてのブログ記事はコチラ→
を彷彿させられました。


本年度ベスト・ワンの声に偽りナシ!
超オススメ映画 LA LA LAND ラ・ラ・ランド 日本では来年2月公開予定。


私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



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LOVING

原題: ラヴィング


実話をもとに描いたヒューマン・ドキュメンタリー・ラブ・ストーリー。

1958年当時、ヴァージニア州では法律によって異人種間の婚姻は禁止されていた。
そのため、同州で結婚生活を送っていた、ある白人男性と黒人女性は逮捕され、
その後、2人がアメリカ合衆国最高裁判所に
ヴァージニア州(異人種間の婚姻禁止という法律の無効)を訴えて
法的に州と闘っていくストーリー。

映画は、ほとんど法廷シーンはなく、
様々な困難を乗り越え、どんなことがあっても愛を貫く男女2人についてフォーカスしています。

タイトルの LOVING とは、実在する主人公の本当のラストネーム。
LOVING(愛する、愛情ある)なんてステキな名前ですよね。

以下、ストーリーの結末のネタバレはありません。

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周囲の眼も気にせず、禁断の恋に落ちた、
白人男性リチャード・ラヴィング(ジョエル・エドガートン)
黒人女性ミルドレッド(ルース・ネッガ)
当時、異人種間の結婚を認めていたワシントンD.C.で婚姻届けを提出して夫婦と認められた。
しかし2人が暮らしていたヴァージニア州は異人種間の結婚を認めていなかったため
婚姻の事実が判明したことで2人は逮捕されてしまう。

ヴァージニア州裁判所の判決は、彼らが罪状を認める場合、
1年の刑務所暮らし、
または今後25年間、ヴァージニア州外で生活することを余儀なくされ、
2人一緒にヴァージニア州に足を踏み入れてはならない、
(つまり、両親や友人などに会う時は、それぞれ別々に州内に戻って来ること)…との判決が下ったが
2人はどんな行動を取るか?!

1950~1960年代を描いている映画 LOVING
1967年まで、USA南部を中心とする多くの州で異人種間の婚姻を禁止していました。
ちなみに当時は、結婚以前に異人種間におけるSEXや恋愛すらも法律違反
時代を物語っているとは言え、理不尽な法律ですよね。
そんな時代に、純愛を貫くラヴィング夫妻の勇気は計り知れないものがあると思う。

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夫リチャードを演じるジョエル・エドガートンは、実在の人物を演じるということで
ビジュアル的にもかなり変化していて驚いた!
ジョエルの出身国であるオーストラリア訛りの英語も米国南部訛りの英語に見事に変化!

映画を観た印象としては…
寡黙で無骨だけど優しい夫リチャードは
妻との間に生まれた3人の子どもたちと静かに暮らせれば、どこに暮らしてもよい。
一方、妻ミルドレッドは愛する夫と子どもがいるからこそ、
自分の両親や妹や友人などに囲まれて自分の故郷で暮らしたい!
夫よりも妻のほうが、公民としての基本的な権利を主張していたように見えました。

家族に結婚を反対されている!なんて話は今でもよくあるけど
法律で結婚を禁止される彼らの気持ちとは?夫婦とは何か?人権とは何か?を考えさせられる作品。


年末年始の賞レースに向けて
作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞にノミネートされることが確実な映画 LOVING。

もし、映画 LOVING が日本で公開されるならば、
きっと、「愛と○○の日々」とか「世界でひとつの△△」とかいうタイトルが付いちゃうのかな~(笑)。


映画 LOVING は日本では公開未定。


私の採点   ★★★★☆ (4つ星)



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BRIDGET JONES'S BABY

ブリジット・ジョーンズの日記
ダメな私の最後のモテ期


ちょっと邦題が長過ぎない(笑)?! 
英語の原題は短く“ブリジット・ジョーンズのベイビー”とシンプル!

ブリジット・ジョーンズ第3段は、ズバリ!ブリジットのベイビーについて!

ベイビーのパパは…コリン・ファース?

それとも…パトリック・デンプシー?

答えは…映画を観てからのお楽しみ♪ってことで
以下、映画を観た私の感想を書いているけど
ストーリーのネタバレなし、ベイビーのパパは誰かも触れていません。

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第1段 BRIDGET JONES'S DIARY ブリジット・ジョーンズの日記

第2段 BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON
    ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

の続編です!


ヒュー・グラント & コリン・ファース 2人とも大好きな私にとって
彼らが出演している1作め & 2作めは何十回も観ているほど大好きなラブ・コメディ♪

そんな2人に愛されるブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)がうらやましくて仕方ないわ~。

前2作には、ヒュー・グラントが演じる“ハンサムだけどテキトー男”ダニエル・クリーヴァー
登場していたけど、ヒューさまが今作品の出演を断ったのでダニエルは登場しません。

ヒューさま大好きな私としてはとっても残念なんだけど…
でもヒューの代わりに登場するパトリック・デンプシー
ドラマといえば GREY’S ANATORMY グレイズ・アナトミー で、セクシーなドクターを演じて
映画ではラブコメを中心に活躍しているだけあって、このシリーズにピッタリのキャラクターでした♪

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 では
素直に自分の気持ちをなかなか伝えられない意地っ張りで堅物でマジメな(でも本当は優しい)弁護士
マーク・ダーシー(コリン・ファース)
自分の気持ちに素直で行動力もあり爽やかで感じが良い(いつも優しい)青年実業家
ジャック・クワント(パトリック・デンプシー)との恋愛バトル!

43歳になったブリジット・ジョーンズったら、ぜいたくにも!そんな2人の間で揺れ動いて…。
なぜブリジットばかりがモテるワケ(笑)?!ズルイ!

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         3人そろってベイビー誕生を待ってマザーズクラスに参加

前作から12年も経ってしまった!ことで
ストーリー的におもしろいかな~?出演者の顔ぶれはどうなのかな~?とか…いろいろ疑問だったけど
なんと期待以上のおもしろさだった!

ブリジットの両親をはじめ、悩みを打ち明けられる仲の良い友人などお馴染みの顔ぶれ!
ブリジットのドジっぷりと何事にもヘコたれない精神は健在。

マークの皮肉タップリのウィットあふれる発言をはじめ、
出演者のセリフ(特にイギリス特有のジョーク)が非常におもしろいし
三角関係の行方もそれに付随するストーリーも楽しめた!

ブリジット役のレニー・ゼルウィガーが老けた…とか、いろいろ言われているけど
そりゃ~年を取ったらハリウッド女優だってシワだって出来るし
美容整形が裏目に出る人だっているよ。
そんな話題も吹っ飛ぶほど、楽しいラブコメだったな~。

ちなみにヒューが演じるダニエルは登場しないけど
ダニエルが今どうなっているか!映画内で語られています!

第4段も製作して欲しいな~♪

映画 BRIDGET JONES'S BABY ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
日本では10月公開。


私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)


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ALOHA

原題: アロハ


この映画、劇場公開前から
「ストーリーがつまらない。人物設定が変だ。」など
批評家、著名人、ハワイ在住アジア系やポリネシア系人権団体から叩かれていました。
論争になっている理由は下記に述べています。

でも劇場公開2日めに観に行って来ました。
理由はただヒトツ!

大好きなemoticon-0152-heart.gifブラッドリー・クーパー主演のラブ・コメディだから!

ブラッドリーは、ブロマンス的な男友達が絡むコメディ映画に多く出演しているけど
女性とのロマンスを描いたラブ・コメディに焦点を置いた作品出演はそれほど多くないんですよね~。

映画タイトル通り、ハワイが舞台のストーリー。

以下、ストーリーのネタバレは一切ありません。

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かつて米国空軍に所属していたブライアン(ブラッドリー・クーパー)
現在は大富豪カーソン(ビル・マーレー)の下で仕事を引き受けて責任者として働いている。
ブライアンは仕事でハワイを訪れた際に、空軍キャプテンのアリソン(エマ・ストーン)と知り合う。
とにかく波長が合わない2人は次第に惹かれ合っていくのだが…。

ブライアンの元彼女トレーシー役にレイチェル・マクアダムス
ブラッドリーとレイチェルは
映画 WEDDING CRASHERS ウェディング・クラッシャーズ でも恋人同士を演じていましたよね。
当時は、ブラッドリーはまだ俳優としてブレイクする前で
嫌な性格のボーイフレンド役で、レイチェルをオーウェン・ウィルソンに取られちゃうのよね(笑)。
あの映画は大好きで何十回も観ています!

他にもレイチェル演じるトレイシーの夫役にジョン・クラシンスキー
ブラッドリー演じるブライアンの空軍の元上司役に
アレック・ボールドウィン、ダニー・マクブライド…など
本来”コメディ演技ならまかせて!”的な抜群の顔ぶれがズラ~ッと揃っているのに
とにかくストーリーがつまらないし、セリフもおもしろくない!

しかし登場シーンは非常に少ないのにアレックはやっぱり“おかしくて”笑ったけど。

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さて上記に書いた映画 ALOHA アロハ が批判されている理由とは…
まず“アロハ”とはハワイ語なのに、実際のハワイの人口で白人は30%と少ないのに
主な出演者は白人ばかりだということ。
ハワイの人口の60%以上を占めるポリネシア(ハワイ)系やアジア系は
ほとんどその他大勢の脇役ばかり…とのこと。
まぁ映画を観たら確かにそう感じるかもな~。

そして極めつけは…
エマ・ストーンが演じるALLISON NG(アリソン・エング)という女性が
“中国系25%、ポリネシア(ハワイ)系25%、スウェーデン系50%”の
血が流れている人種設定だということ。

いや~私もエマ・ストーンかわいくて好きな女優だけど
どう考えたってエマは白人100%の容姿であって
“中国系25%+ポリネシア(ハワイ)系25%+北欧50%”の容姿には見えないって(笑)!

これが批判の対象となり
「なんでエマをそういう人種設定にしたのか?
そういう人種ならば、アジア系やポリネシア系と白人とのハーフの女優を起用すべきだった!」
と、ハワイの人権団体やアジア系著名人が論議して
これについてキャメロン・クロウ監督
「アリソン・エングという女性は実在の人物だから、その女性を描きたかった。
しかし不快に思った人々がいるなら陳謝する。」とコメント。

でも実際問題として
ブラッドリー・クーパーの恋愛対象となる相手役を務める主演級の
“ラブ・コメディができる”ポリネシア系やアジア系の女優はハリウッドにはいないと思うな~。
それが現実なんだよね。

(個人的に“ハーフ”という言い方は好きではないけど、日本語的に一般化しているので使用しました。)


そしてキャメロン・クロウ監督は、映画 ELIZABETHTOWN エリザベスタウン に続いて
またもやラブ・コメディ駄作を製作してしまった…と更に叩かれる始末。
確かにオーランド・ブルーム&キルスティン・ダンスト共演のエリザベスタウンもつまらなかったよな~。


まぁ映画 ALOHA アロハ は、“おもしろくない”と分かっていて観に行ったので文句ありません(笑)。
たまにはこんな映画もあるでしょう(笑)。
残念だけどね~。


私の採点   ★★☆☆☆ (2つ星)



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FIFTY SHADES OF GREY

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ


ご存知、大ベストセラー官能小説の待望の映画化です。
USAでは今週末に公開され、既に抜群の興行成績で大ヒット中。

私も初日に映画館に足を運びました。
映画館には男女のカップルも少しいたけど
ほとんどが私も含め、女友達と数人で観に来ていた女性が多かったかな~。

若くてハンサムで容姿抜群の青年実業家クリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)に見初められた、
恋愛に奥手で垢抜けない女子大生アナスタシア“アナ”スティール(ダコタ・ジョンソン)
エレガントなクリスチャンに惹かれつつ
次第に彼の性的嗜好SMの世界に引き込まれ、彼とSM主従関係の契約を結ぶか否か…を描いた

エロティックな官能映画。
通常のラブ・ストーリーならば…
特に取り柄もないごくごく普通の女性が、大富豪で容姿端麗のイケメンと恋に落ちるハッピーな話だけど…フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ では、そのイケメンはサディスティックなセックスが趣味だった!

まぁ配役が発表されてから、すごい話題になりましたね~。


まず私の大好きなチャーリー・ハナムがクリスチャン役に抜擢され、
大ヒット・ドラマ SONS OF ANARCHY サン・オブ・アナーキー の撮影と重なるから降板して
あの俳優、その俳優と紆余曲折あり、ジェイミー・ドーナンがクリスチャン役に決定
熱烈的な原作のファンからは
「ジェイミーではダメ!クリスチャン役のイメージにピッタリなのは△△だ!」と
様々な俳優の名前でネット署名運動があったりして、撮影前から騒がれていた映画でもあります。

映画を観終わった私の感想としては…
「チャーリー!降板して正解だったね。あなたの俳優人生にプラスにはならない映画だわ(笑)。」
チャーリー・ハナムの見事な裸体は
SONS OF ANARCHY サン・オブ・アナーキー で既にタップリ堪能できるし♪

私は原作となった小説は未読だけど
映画だったら結局は…
女性だったら、クリスチャン役に自分が好きなカッコイイ俳優を思い浮かべて
男性だったら、アナ役に自分の好みのカラーに染まりそうな清廉な女優を思い浮かべて
ファンタジーの世界に浸るのではないでしょうか(笑)。

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鑑賞後の感想としては…
エロティックであるかと言えば…まぁエロティックでしょう。
でももっとエロティックであっても良かったと思うな~。

通常のセックス・シーンはロマンティックに描かれ
クリスチャンが鍵を掛けているウワサの“RED ROOM”にはSM道具がズラ~ッと並んでいるけど
実際に使用するシーンは結構“ソフト”に描かれていて
もっと過激なSM描写があると思っていただけに
ソレを期待させた事前の大宣伝に肩透かしかな~。

でもこの映画はUSAにてのレイティングは「R」…
17歳以下の観客は暴力的なシーンや性的描写があるため(17歳以上の)大人同伴に限り鑑賞出来る。
つまり例えば…大学生の姉が高校生の妹を連れて観に行ける程度の内容な訳で
だったらそんなに過激なセックス・シーンも無いだろうな~と思っていたら、ヤッパリそうだった。
(ちなみにUSAでは、裸に関する“ボカシ・モザイク・黒塗り”処理は一切ありません。)
日本でのこの映画のレイティングは「R15+」ですね。

USAでは、ほとんどの映画は
「R」または「PG 13」(13歳以下は大人同伴限定)にカテゴライズされます。
「R」の上は「NC 17」(17歳以下は何が何でもダメ)だけど「NC 17」は滅多にありません。
「NC 17」になると上映映画館も限られるし、観客動員数にも響くので
映画会社は、レイティングに引っ掛かりそうな危ないシーンは最終的に削除して
「R」のカテゴリーに落ち着きます。
だから フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ も「NC 17」レイティングではないから
過激なSMシーンはそれほどナイだろうと事前に予測できました。

クリスチャンがアナに目隠しして顔や胸に氷を垂らしたりして
“彼が何をするのかが分からない目隠しされた彼女がドキドキ興奮する”シーンについては…
ミッキー・ローク&キム・ベイシンガー共演の1986年製作の
官能エロティック映画 9½ WEEKS  ナイン・ハーフ を思い出した!
当時ミッキー・ロークはセックス・シンボルと言われ大人気でしたね~(遠い眼…)。
あの頃のミッキーはボクシングに目覚める前で顔も崩れていなくてカッコ良かったな~。
今のダミ声と違ってネコなで声で声も細かったし(笑)今のようにワイルドでもなかった!

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さてアナ役のダコタ・ジョンソン…彼女の顔や表情が
俳優である父ドン・ジョンソン、女優である母メラニー・グリフィスの両方に似ているな~と
つくづく思いました。
両方の良いところをそのまま受け継いだ顔って感じで
恋愛経験のナイ女子大生役を上手に演じていたと思う。

そしてクリスチャン役の北アイルランド出身のジェイミー・ドーナン
元カルバン・クラインのモデルだからね~カッコイイに決まっているわ(笑)。

私はちょうど今、北アイルランド製作の
犯罪サスペンス・ドラマ THE FALL 警視ステラ・ギブソンシーズン2を観ています。
警視ステラ役のジリアン・アンダーソンがステキなのだけど
このドラマでジェイミー・ドーナン
なんと!表の顔は…妻、娘、息子に囲まれた家族思いの心理カウンセラーだけど
裏の顔は…黒髪のキャリア・ウーマンばかりを狙って、独特な変態的な嗜好を持つ連続殺人犯役
不気味に演じているのだ!
このドラマおもしろくてハマっています!


フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ のラスト・シーンについては
「エッ!コレで終了なの?」と思ったけど…続編あるのかな?
今回のクリスチャン・グレイ役でジェイミー・ドーナンの人気が上昇するかな?して欲しいな~♪
しかしジェイミーって独身生活を謳歌していそうな雰囲気でも
実際は妻も幼い娘もいる良き夫、良きパパなのよね。

映画批評家の批評は良くなかっただけに
私も鑑賞前から特別に期待していなかったので作品の出来としては「こんなもんだろう~。」と。
ストーリーの内容的には★★☆☆☆ (2つ星)だけど
★の数がヒトツ多いのはジェイミーがカッコ良かったから(笑)。



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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2013年度にUSAにて劇場公開された新作映画を対象としていて
TV製作映画 & DVDスルー映画は対象外。

特に印象に残って観て良かったな~♪
今後ケーブルTVやオン・デマンドで放送されたらきっと何回も観ちゃうわ♪ と思った3作品です。


2013年全米公開映画 私の選ぶトップ3(順不同)



☆ BEFORE MIDNIGHT ビフォア・ミッドナイト

アメリカ人のジェシー(イーサン・ホーク)& フランス人のセリーヌ(ジュリー・デルピー)
恋愛ストーリー第3段。

ロマンティックなシーンはもちろん、ケンカしているシーンも会話にリアリティがあり
“あ~そんなこと言うかも!(<相手から>言われたかも!)”とおもわず共感してしまうセリフもあり
ステキな作品に仕上がっています。

1995年公開の1作め BEFORE SUNRISE ビフォア・サンライズ  恋人までの距離(ディスタンス)
9年後の2004年公開の2作め BEFORE SUNSET ビフォア・サンセット
さらにその9年後を描く今回2013年公開の3作め BEFORE MIDNIGHT ビフォア・ミッドナイト

ジェシー&セリーヌはそれぞれUSAとフランスで暮らし、音信不通になっても数年後に再会して
その愛は大西洋を越え18年の年月を経ても永遠に続いている…なんてステキなんだろう!

映画3作品とも監督・脚本はリチャード・リンクレイター。 
そして前作品に続きイーサン・ホーク&ジュリー・デルピー自身も脚本を共同執筆して
アカデミー賞脚色賞にノミネートされています。

また9年後の2022年に是非4作めを公開して欲しいな~♪
イーサンもジュリーもかなりその気になっているようだし!

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→ 


☆ AMERICAN HUSTLE アメリカン・ハッスル


ラグジュリアス♪ゴージャス♪グラマラス♪セクシー♪ファッショナブル♪
とにかくストーリーがおもしろかった!

汚職にまみれた政治家たち相手に
FBIのオトリ捜査に協力した詐欺師たちが大活躍するコメディ要素ありのドラマ。

3月開催されるアカデミー賞10部門にノミネート!
作品賞、監督賞
主演男優賞(クリスチャン・ベイル)、主演女優賞(エイミー・アダムス)、
助演男優賞(ブラッドリー・クーパー)、助演女優賞(ジェニファー・ローレンス)、
脚本賞、編集賞、衣装デザイン賞、美術賞…にノミネートってスゴイ!
特に主役4人全員がノミネートされるって滅多にナイことだし!

彼らの”役になりきった”すばらしい演技ももちろんなんだけど
クリスチャンの変身ぶり(バーコード・ヘア、ポッコリお腹デブ)、
ブラッドリーの時代的に言えば(舞台は1970年後半~1980年前半)カッコイイんだが
現代で考えれば微妙なスタイル(笑)のパンチ・パーマ…など!もう全て強烈過ぎて感動しちゃう!

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→ 


☆ DALLAS BUYERS CLUB 
    ダラス・バイヤーズ・クラブ

1980年代、まだ治療薬も特効薬もなく、世間から偏見の眼で見られ疎まれていた病気、
エイズを発症したHIV感染患者の“生きる希望を捨てない!何事も諦めない!”勇気あふれる実話。

マリワナやコカインをやりながら不特定多数の女性と関係を持ち
ある日HIVと診断されたロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)
同じくHIV感染しているトランスジェンダーのレイヨン(ジャレッド・レト)が話の主人公です。

アカデミー賞作品賞、
主演男優賞(マシュー・マコノヒー)、助演男優賞(ジャレッド・レト)、
脚本賞、編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、…6部門にノミネート!

18kg減量して、この役に挑んだマコちゃん
既に発表されている全米映画俳優組合賞(SAG AWARDS)
ゴールデン・グローブ賞(ドラマ映画部門)など、
多くの映画祭で最優秀主演男優賞を受賞していて
アカデミー賞 最優秀主演男優賞もほぼ堅い!と思う。

14kg減量して全身脱毛して、トランスジェンダー“女性”役に挑んだレトくん
アカデミー賞 最優秀助演男優賞受賞は100%確実だと思います! これは断言できる!
全米映画俳優組合賞(SAG AWARDS)、ゴールデン・グローブ賞(ドラマ映画部門)など
ほとんど全て!の映画祭で最優秀助演男優賞を受賞しているレトくん♪ 
この作品のレトくんを観た人なら分りますよ~他に誰も強敵なノミネート俳優がいないことが!

この映画を観た感想(ネタバレなし)はコチラ→ 



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BEFORE MIDNIGHT ビフォア・ミッドナイト


アメリカ人のジェシー(イーサン・ホーク)& フランス人のセリーヌ(ジュリー・デルピー)
の会話が楽しいインディーズ映画、ロマンティックな恋愛ストーリー第3段。


以下、ネタバレはありません。

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映画3作品とも監督・脚本はリチャード・リンクレイター。 
そして前作品に続きイーサン・ホーク&ジュリー・デルピー自身も脚本を共同執筆。

全作品が半日から24時間以内の出来事を描き
ほとんどジェシー&セリーヌ2人の会話で成り立っているストーリー。

1995年公開の1作め BEFORE SUNRISE ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)
ハンガリー・ブタペストからフランス・パリヘ向かう国際長距離列車の中で出逢ったジェシーとセリーヌが
途中駅オーストリア・ウィーンで降車して夜明けまでウィーンの街を歩いて
いろいろなことについて楽しくオシャベリするストーリー。

しかし当時は今のようにメールも携帯電話もまだまだ普及していない時代。
再会の約束をしても実現することなく音信不通のまま時は過ぎて…9年が経ち…

9年後の2004年公開の2作め BEFORE SUNSET ビフォア・サンセット では
小説家として成功したジェシーがヨーロッパをプロモーション・ツアー中。
9年前のウィーンでのあの想い出の一夜のことを書いた小説のサイン会でパリを訪れる。 
サイン会にはなんと9年ぶりに会うセリーヌの姿が! 
飛行機が出発する日暮れまでの数時間、
9年前のウィーンでのこと、その後の自分たちの生活について
パリの街を歩きながら話して盛り上がる2人のストーリー。

そしまたまたさらに9年後を描く
今回2013年公開の3作め BEFORE MIDNIGHT ビフォア・ミッドナイト

前作で、ジェシーとアメリカ人の妻との生活は破綻していたことが会話でチラッと出てくるが
現在、ジェシーとセリーヌの間には、6~7歳のかわいいふたごの娘が誕生していて
一緒にフランス・パリで暮らしている。 
(今回の映画ではギリシャの田舎で数ヶ月暮らしている設定)
人気小説家のジェシーは元妻との間に生まれて今はティーンになっている息子と
離れて暮らさなければならないことで悩んでいる。 
元妻とUSA・シカゴで暮らすティーンの息子とは夏休み、クリスマスぐらいしか会えないジェシー。 
セリーヌは仕事が上手くいかず、子育て、崩れていく自分のボディ・ラインに悩んでいる。 
そんな2人が夜中まで喜怒哀楽オシャベリし続けるストーリー。

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     3作めの今回はギリシャの田舎町で過ごしている設定のジェシー&セリーヌ

イーサン・ホーク大好きです♪
 
子役の頃から顔は変わらないままステキに年を重ねている感じがする。 
イーサンとジュリーは私生活でも親友だそうで
”20年近く家族ぐるみで付き合っている!”とインタビューで話していました。

私生活でも仲が良い2人だからこそ!この3作品は”ホントにある出来事”のようにナチュラルで
実際の時間と同じく18年の年月が過ぎ…40代前半になり、
それぞれ悩みを抱えるジェシー&セリーヌの会話のキャッチ・ボールがおもしろい。

ホーム・パーティーのシーンもあるので他の共演者との会話もあるけど
ほとんどジェシー&セリーヌ2人だけの会話ばかり。 
カメラ・ワークをカットすることなく、何十分も2人だけ絶え間なくオシャベリするので
まるで舞台劇を観に行っているみたいな気分に浸れます。 
2人で脚本を書いているだけあって、会話にすごくリアリティがあり
”こんなこと言うな~自分も!”と頷きながら、ドンドン2人の世界に引き込まれてしまう感じ。 

1作め、2作め、3作め…順番に観ていくことをオススメします!
よりジェシー&セリーヌに感情移入できて楽しめます。

この映画の宣伝のため出演したトーク・ショーでイーサンが
”4作めも9年後にありえるよ!”と話していたので是非実現して欲しいな~!と思う私です。

BEFORE MIDNIGHT ビフォア・ミッドナイト ステキな恋愛映画です。




私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)




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BARBARA   東ベルリンから来た女


2012年ベルリン国際映画祭銀熊(監督)賞に輝いた全編ドイツ語によるドイツ映画。

1980年、東西ドイツが分裂してベルリンの壁崩壊前の東ドイツが舞台の
「敵対する政権下で運命に翻弄される男女」の切ない恋愛ストーリー。

以下、あらすじ&私の感想のみで、特にネタバレはありません。

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1980年当時、社会主義の東ドイツと資本主義の西ドイツは
同じドイツであってもドイツ国民は自由に行き来することも許されなかった時代。 
特に東ドイツから西ドイツヘ訪問するには厳しい特別許可が必要で
その許可が下りることはまず不可能だった。

東ドイツ人の主人公バーバラ(ニーナ・ホス)は、東ベルリンの有名な病院に勤務するエリート女医。
バーバラには西ドイツ人の恋人ヨルクがいた。
(どうやって知り合ったかは話の中では説明されないが
多分、仕事で東ドイツヘ来たヨルクとベルリンの病院で医者と患者として出会っていたのかも知れない。)
ヨルクと一緒に暮らしたいためバーバラは
西ドイツへの移民を希望して特別許可を申請したが、許可は却下され
その代わりに、バルト海に面する小さな町のクリニックに左遷される。 

バーバラは田舎のクリニックでも秘密警察(シュタージ)から24時間監視され
西ドイツから出張で訪れるヨルクと秘密裏に会うことは決死の出来事。
少しでもどこかへ数時間出かけようものなら
シュタージに家宅捜査、身体検査までされ屈辱を味わされるのだった。

クリニックには誠実でマジメで人が良さそうな同僚医師アンドレがいた。
当初アンドレはシュタージにバーバラの監視を頼まれて見張っていたが
バーバラの本来の人柄に、だんだん惹かれていく。

何回も東ドイツ脱出を図り、何回も逮捕され、少年院に送れ込まれては
これまた脱走して傷を負いクリニックに運ばれてくるティーンの女の子ステラ
自分の面影に重ね、面倒を見続けるバーバラ。
愛するヨルクの考え通り、すべてを捨てて、東ドイツの検問をすり抜け
バルト海からデンマークヘ逃亡しようと計画するバーバラ。

バーバラは無事、東ドイツ脱出できるのか?
はたまた、だんだんと打ち解けてきているアンドレと一緒に医師として働くため東ドイツに留まるのか?


女性としての幸福を掴むか…医師としての使命を果たすか…
静かに淡々と進むストーリーは時折緊張感も走り少しサスペンス要素もあり
全体的には「人の優しさ」もテーマになっています。

東西ドイツ統一後の今でも旧東ドイツ地域には
社会主義時代の様子を詳細に展示しているミュージアム、
政治犯や思想犯が収容され実際に使用されていた東ドイツ時代の収容所、
秘密警察、諜報機関の旧建物など
一般公開され見学できる場所が多く非常に興味深いです。

分裂時代の東西ドイツ両国とも旅行して
統一後、ドイツの大学に留学していた私にとって、いろいろ考えさせられる映画でした。



BARBARA 東ベルリンから来た女 は日本でも現在公開中。



私の採点   ★★★★☆(4つ星)



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