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THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO

         ドラゴン・タトゥーの女


ご存知、スウェーデン人作家スティグ・ラーソンによる
ベスト・セラー"MILLENNIUM SERIES"(ミレニアム)シリーズ三部作
THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO ドラゴン・タトゥーの女
THE GIRL WHO PLAYED WITH FIRE 火と戯れる女
THE GIRL WHO KICKED THE HORNETS' NEST 眠れる女と狂卓の騎士

その1作め 2009年スウェーデン・オリジナル版の映画のハリウッド・リメイク版

トレント・レズナー&カレン・Oによる
レッド・ツェッペリンの名曲カヴァー"IMMIGRANT SONG"をオープニング・テーマに
モノクロの衝撃的な映像を背景に監督、製作、出演者名などが流され
さぁドラゴン・タトゥーの女の故郷スウェーデンヘ…!


以下、ミステリー・サスペンス映画なので、予告編で観れるくらいのネタバレ&私の感想

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実業家ヴェンネルストレムの不正を暴く記事で、本人から名誉毀損の訴訟を起こされ、
裁判で敗訴し落ち込んでいる雑誌”ミレニアム”のジャーナリストの
ミカエル・ブルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)のところへ一件の依頼が。

依頼主は、スウェーデンきっての大企業家ヴァンゲル一族の元会長の
ヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)

年老いた自分の回顧録をまとめると同時に
40年以上前、16歳で行方不明になった一族の1人ハリエット・ヴァンゲルのことを
調べて欲しいとミカエルに依頼するヘンリック。

ヴァンゲル一族が集合し、子供の日のパレードがあった1966年のある夏の日、
全く跡形もなく、忽然と姿を消したハリエットのことを
ヘンリックは、ヴァンゲル一族の誰かによって殺されたと長年信じ続けている。

ヘンリックは、自分の兄の孫であるハリエットと、
彼女の兄であり、後にヴァンゲル企業の会長となるマルティン(ステラン・スカルスガルド)
小さい頃から自分の孫のように、とてもかわいがっていた。

ミカエルがヘンリックの弁護士を通して仕事依頼を受ける時に
”信用できる人物かどうか”ミカエルの身元調査を詳細に調べた女性こそ、ドラゴン・タトゥーの女こと、
リスベット・サランデル(ルーニー・マーラ)

彼女はミルトン・セキュリティーにて、調査員の仕事をしているが
ほとんど他人と会話することなく非社交的でキレやすい。
実は彼女も心奥深くに傷を負っていて、人には話せない過去・現実を抱えていた。

恐ろしいほど情報・調査能力があり
調査員として抜群に優れた才能を持つリスベットの助けを借りて
スウェーデン本土とは、たった1本の橋で結ばれた小島の
ヴァンゲル一族が暮らす邸宅ばかり周囲にある凍てつく極寒の町にて
ミカエルは複雑な一族の過去・現在を調べていくうちに、難解で奇妙な事がどんどん判明していく。

そしてミカエル自身も命を狙われるハメに…。




ミカエル役のダニエル・クレイグは別に特筆することないけど…
知的で威厳のある、そしてどことなく影があったり、怪しかったりする年老いた男性を演じるなら
今、彼の右手に立つ人人はいない!ヘンリック役のクリストファー・プラマーは、もちろん
クセのある役なら、おまかせ!スウェーデンきっての国際派俳優
マルティン役のステラン・スカルスガルドが、とてもイイ味を出しています。


さて、このハリウッド・リメイク版を映画館で観終わった翌日、
どうしてもまた観たくなって、2年前に観たスウェーデン・オリジナル版を再び観てみました!

詳細なところは、いろいろ違う2作品だけど
”コレはおかしい?!”と大疑問に思うほどの大きな違いは特にナシ。
オリジナルのほうが、より詳しくヴァンゲル一族のコトを説明しているかな。
そして、映画のラスト・シーン(特にリズベットの行動)が違います。
私は、どちらのラスト・シーンも好き。
リメイク版の終わりは、チョッピリ切ないかも…。

さてこのシリーズに欠かせないドラゴン・タトゥーの女のリスベットの雰囲気は?

他人と交流が苦手で、ピアス&タトゥーだらけの身体、エキセントリックな行動、性格は同じだけど
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↑ オリジナル版のリスベット(ノオミ・ラパス)の方が
大人っぽくクールな雰囲気で背中のドラゴン・タトゥーがド~ンと大きい。
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↑ リメイク版のリスベット方が、激しい性格ながらも、小柄で愛おしい感じ。
そして、まゆ毛無し(笑)。


そう言えば、オリジナル作品でミカエルを演じていたスウェーデン俳優ミカエル・ニクヴィスト
今冬公開の映画”ミッション・インポッシブル ゴースト プロトコル”にて犯人役を演じています。
そしてオリジナル作品でリスベットを演じていたノオミ・ラパス
”シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム”に、今冬出演中。

実は、私このリメイク版、とっても心配していたんです。
この映画の監督デイヴィット・フィンチャーの最近の作品
”ベンジャミン・バトン 数奇な人生” ”ソーシャル・ネットワーク”嫌い!なので
どんなリメイクになるのか、自分がリメイク版好きになれるかドキドキ。
観終わってみれば、フィンチャー見直した! すばらしい♪

蛇足だけど…
人気ドラマ”グッド・ワイフ”の法律事務所の調査員カリンダ・シャルマ像って、
リスベットをヒントに作ったな~と思ったりして…。
カリンダはリスベットほど過激ではないけど
小柄で優れた情報収集力、孤独、謎が多い人生、バイセクシャル…同じだっ(笑)。

あからさまな性的描写、猟奇的事件が苦手な人もいるかもしれないけど
もともと”クリミナル・マインド” ”デクスター”など
奇妙で残酷な凶悪事件を扱うドラマが好きな私にとって
ミレニアム・シリーズは特にお気に入りです!

こうなったら、数年のブランクおかずに、2作め、3作めも
ダニエル・クレイグ&ルーニー・マーラ主演で早く製作して公開して欲しい!
あっ!でもジェームズ・ボンドがあるか(笑)←それも楽しみだけど♪



年末最後に、すばらしい映画を観て締め括れて、良かった、良かった!
やっぱりミステリー映画の展開って、こうじゃなくっちゃね♪
2時間40分と長編だけど、ちっとも長く感じない、
たとえオリジナル版で内容を知っていても、飽きない映画です!
また観に行っちゃおう、ドラゴン・タトゥーの女!

”ドラゴン・タトゥーの女”は日本では、2月下旬公開予定。



私の採点   ★★★★★ (満点5つ星)



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ロバート・ダウニー・JR & ジュード・ロウ共演

SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS

シャーロック・ホームズ  シャドウ ゲーム


2009年公開の大ヒット映画”シャーロック・ホームズ”の続編。

ご存知、探偵ホームズが親友ワトソンと一緒に事件解決するミステリー映画なので
以下、ネタバレ無し&私の独断的な感想

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舞台は19世紀のイギリス。

シャーロック・ホームズ探偵(ロバート・ダウニー・JR)
親友ジョン・ワトソン医師(ジュード・ロウ)の今回の宿敵は
モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)

ジプシー占い師の女性シム(ノオミ・ラパス)と一緒に
ヨーロッパを横断し、モリアーティ教授の悪の野望を暴いていく名コンビの行く先には…。




アーサー・コナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズ・シリーズの本は
小学生の頃、図書館で、いろいろ読んだ記憶があり
私なりのホームズ像があるけど…、
過去から現在まで、沢山の俳優がホームズやワトソンを演じて映像化、
アニメ化されてきているけど、
ガイ・リッチー監督の、この映画”シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム”に関しては
”これがホームズ! これがワトソン!”と認めることに、かなり抵抗感があるな~。

ロバート・ダウニー・JRって、好きな俳優だし、彼のコメディ・センスは抜群だけど
彼のホームズって、少しワイルド過ぎなのよね…。

映画自体も観客を笑わせようとして、つまらないギャグが妙に多かったし
ちょっとドタバタし過ぎかな~。
監督ガイ・リッチーお得意のアクション・シーンの”スローモーション化”も
そろそろ飽きてきたな~と。

1作めの”シャーロック・ホームズ”は、それなりに楽しめたけど
この2作めに関しては、ホームズ&ワトソンではなく、別の登場人物名で
ロバート・ダウニー・JR & ジュード・ロウのコンビが活躍するアクション映画なら
まぁ納得いくけどね。
そりゃ~架空の人物より、誰でも知っているホームズの名前を使ったほうが
作品も注目されるけど…。
もはやコレはホームズ&ワトソンじゃないよな~、イメージ狂う。

ホームズの兄マイクロフト・ホームズ(スティーヴン・フライ)は良かったけど…。


でも…ホリデー・シーズンに向けて公開されたこの映画、USAで売れています。 
既に3作め製作も決定。


シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム 日本では来春公開予定。




私の採点   ★★☆☆☆ (2つ星)





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TINKER TAILOR SOLDIER SPY

テインカー・テイラー・ソルジャー・スパイ

裏切りのサーカス


ジョン・ル・カレ原作のスパイ小説を映画化。

MI6(イギリス情報局秘密情報部)エージェント、ジョージ・スマイリーが主役のシリーズの一作品。


以下、スパイ・ミステリーなのでネタバレなし。 あらすじ少し&独断的な私の感想です。

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ストーリーは…1970年代、ハンガリーにて諜報活動中の英国MI6諜報員が
ソビエト連邦の諜報員に銃撃される。

MI6上層部は、MI6内部に仲間を銃撃させた裏切り者のエージェントが潜んでいると考え
内部偵察を、なんとなく一見頼りなさそうな、しかし実は調査に長けている、
初老のジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に依頼し、
スマイリーは事件解決に挑むのだが…。



”ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル”のようなスパイ・アクション映画も
"THE DEBT"のような、背筋凍るようなシリアスなスパイ・ミステリー映画も全て
スパイ映画大好きな私なので、スパイ映画に思い入れタップリ。
この映画は、大好きなコリン・ファースマーク・ストロングの2人が出演しているし、
主役のゲイリー・オールドマンも好きな俳優だし、実はとっても楽しみにしていました。
3分ほどの映画予告編を観ても面白そうだったし…。

だから余計、辛口批評になってしまいます。

とにかく前半がつまらない、後半ある程度盛り上がったけど
結果から言えば…ベスト・セラーの原作本の“良さ”を
2時間ほどの映画では“出す”ことができなかった、もっと面白く製作できたはず…。
(ちなみに、"TINKER TAILOR SOLDIER SPY"は
1979年にイギリスにて、TVドラマ・シリーズにもなっているが、私は未視聴です。)

ワクワク・ハラハラ・ドキドキ…と言ったスパイ映画に欠かせないモノが欠けていたかな~。

主役のゲイリー・オールドマンはじめ、
ジョン・ハートキアラン・ハインズなどの芸達者な怪優たち(←良い意味で)、
前既出の名優コリン・ファースマーク・ストロング
若手の人気俳優トム・ハーディーベネディクト・カンバーバッチなど
豪華出演者が上手く使われていない、もったいないな~と感じてしまう…。

大統領役でも悪役でも幅広い役柄のクセのある俳優キアラン・ハインズなんて
出番あっても、ほとんどセリフないし…。

映画を観る前の期待がかなり大きかったので…
しっかりした原作本がある作品の映画化は難しいなと感じた、
観終わってガッカリ度が大きかった映画かも…。




私の採点   ★★☆☆☆ (2つ星)




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ミッション:インポッシブル シリーズ第4段のご存知、スパイ・アクション映画。

日米同時公開です。

MISSION:IMPOSSIBLE GHOST PROTOCOL

ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル


映画公開される前から前評判が良くて、期待して観に行って期待通りに良かった!

以下、スパイ映画なので、内容ネタバレなしのあらすじ少し&感想です。

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今回、USA極秘諜報機関(IMF)のエージェントである、
イーサン・ハント(トム・クルーズ)と行動を共にするメンバーは…

シリーズ3では、コンピューター・オタクのIMF内勤テクニカル・エージェントだった
ベンジー・ダン(サイモン・ペグ)
今回は、フィールド・エージェント・テストに合格して
得意のコンピューター関係はもちろん、外(フィールド)でも大活躍。

女性IMFエージェントのジェーン・カーター(ポーラ・パットン)

現IMFチーフ・アナリスト、旧フィールド・エージェントの
ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)

舞台は、ハンガリー・ブタペストから始まり、
ロシア・モスクワ、アラブ首長国連邦・ドバイ、インド・ムンバイ…ヘと続く。

世界を駆け巡って、核テロ、爆弾テロに立ち向かうイーサンたちの活躍は…?!



スパイ・アクション映画が大好きなので
ジェイムズ・ボンド 001シリーズ同様に、このシリーズも全作観ています。

シリーズ1が公開されたのが1996年。

イーサンとジャン・レノヴィング・レイムスとのチームが良かった
”ミッション:インポッシブル”シリーズ1作めは単純に好き!

私的には、悪役ダグレイ・スコットが今イチ迫力なくて
”ミッション:インポッシブル 2”は、あまり好きではなかった…。
 
悪役が個人的に好きなフィリップ・シーモア・ホフマンと言う点だけが良くて、
暴れん坊(私生活)ジョナサン・リース=マイヤーズが、大人し過ぎる役柄で期待ハズレだった
”ミッション:インポッシブル 3”も、まぁまぁかな~。

シリーズ4作めの”ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル”
自分の中では、シリーズ1の次に好きかも!

しかし題名長いよな~簡単に”ミッション:インポッシブル4”でイイのにね~。


シリーズ3では余り出番もなかった、
コミカルな演技が最高で私の好きなサイモン・ペグ
今回沢山出ていて笑わせてくれたコトも大きいし、
過去に活躍したフィールド・エージェントとして
心に傷を負っているジェレミー・レナーも良かったな~。
またシリーズ5作めも製作するなら、この2人は欠かせない!

私はトム・クルーズのファンじゃないけど、スタントマンをほとんど使わず、
危ないアクション・シーンを自分でこなす彼の役者根性はスゴイと思う。

チョット不満だったのは、
映画”スラムドッグ$ミリオネア”、ドラマ"24"シーズン8で活躍した、
インド人俳優アニル・カプールの役柄が、”エ~ッこんなふざけた役???”だったこと。
彼だったら、味方でも敵でも、もっと良く描かれて良いハズ。

映画の中で、ひとつ驚いたこと…映画冒頭にIMFエージェント役で
ジョシュ・ホロウェイが少し出演しているけど、一瞬気が付かなかった。
だって、ドラマ"LOST"の長髪ソーヤー姿が今でも脳裏に焼き付いていて
短髪のスパイ・エージェント役なんて!でもなかなかサマになっていた彼。




ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル

笑いアリ、ホロリとさせるシーンあり、ハラハラ・ドキドキおもしろいアクション映画でした!




私の採点   ★★★★☆(4つ星)




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監督:クリント・イーストウッド

主演:レオナルド・ディカプリオ


     J.EDGAR   (邦題:J・エドガー)


今やFBIを扱った映画やドラマが沢山製作され、新聞、雑誌、TVなど、様々な媒体を通して
誰でもその名を聞いたことがあるUSAの捜査局 

Federal Bureau of Investigation アメリカ合衆国連邦捜査局

FBI設立前の機関BOI Bureau of Investigation 捜査局で、11年に渡り長官を務め
その後、設立されたFBI にて
77歳で亡くなるその当日まで、37年間、数々の大統領に仕えたFBI初代長官
非情な権力を持ち、誰からも恐れられ、多大な影響力を持っていた、
ジョン・エドガー・フーヴァー(1895生-1972没)の生涯とFBI創設を綴った伝記長編映画。

レオナルド・ディカプリオが血気盛んな若きジョン・エドガー・フーヴァーから
年老いても亡くなるまで巨大な権力を固持していたエドガーまで(1919年~1972年)
特殊メイクアップで見事に演じています。


以下、彼の人物像については既にウェブ、著書、どこからでも分かるので、特に内容のネタバレなし

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ジョン・エドガー・フーヴァーは、
エドガーが敬愛し、とても親子の絆が深かった母親アナ・マリー(ジュディ・デンチ)
ミドル・ネームの”エドガー”で、常に彼を呼んでいたことにより
ファースト・ネームのジョンを使わず、皆にエドガーと呼ばれていた。

エドガーは必ずしも清廉潔白な正義の味方ではなく
悪を退治するには、政治家はもちろん大統領や大物の弱みに付け込み脅迫したり、
多方面で差別主義者でもあった。

仕事場はもちろん、毎日のランチ、ディナーでも一緒、休暇も一緒に出かけ
公私ともに長年寄り添ってきた部下で、5歳年下のクライド・トルソン(アーミー・ハマー)とは
恋愛関係にあったと言われているが、当時ゲイはタブーだったので
公けにはカミング・アウトしていないが
エドガーとクライドが恋人同士だったのは周知の事実であり、2人とも生涯独身を貫いた。

誘拐事件は州警察の管轄ではなく、連邦政府によって統括捜査されるきっかけとなり
後のリンドバーグ法の設立にもなった、
飛行士リンドバーグの幼い息子が誘拐され殺された、謎の多いリンドバーグ誘拐事件をはじめ、
第二次世界大戦後の共産主義者撲滅の赤狩り、ジョン・デリンジャーなどとのギャング抗争、
JFK暗殺事件など有名な歴史のヒトコマが続々とストーリーの中に…。


映画"THE SOCIAL NETWORK"(ソーシャル・ネットワーク)
マーク・ザッカーバーグを訴えた双子キャメロン&タイラー・ウィンクルヴォスを演じて
一躍有名になった、アーミー・ハマーがクライド・トルソン役を好演!
映画の中で、エドガーが、”いつも(仕事上で)自分の片腕になって欲しい。”と
クライドに話を持ちかけると、クライドは一言、
”ひとつだけ条件がある。 良い時も悪い時も、どんな時も一生ランチ&ディナーを共にすること。”
キラキラ輝く眼で、エドガーに言うシーンが、とても印象に残っています。
そして、その約束通り、ケンカすることがあっても、日々の食事はもちろん、生涯ずっと一緒の2人。


レオが選ぶ作品の内容に興味惹かれるモノが多いからか
特にファンでもないけど、レオの映画は全て観ている私。

レオが主演した実在人物を扱った長編映画と言えば、
様々な顔を持つ実業家ハワード・ヒューズを描いた、"THE AVIATOR"(アビエーター)
有名な詐欺ペテン師フランク・アバグネイルを描いた、
"CATCH ME IF YOU CAN"(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン)があるけど
この映画も長編です。

レオの映画で私が一番好きな作品は、
アフリカを舞台に、ダイヤモンド紛争を描いた、
"BLOOD DIAMOND"(ブラッド・ダイヤモンド)かな~。
映画の内容ももちろん、
南アフリカ訛りの英語を話すダニー・アーチャー役を演じたレオがとても良かった。 


映画"J.EDGAR"(J・エドガー)は、ストーリーは淡々と進み、特に盛り上がるシーンなどはないけど
FBIの歴史、その初代長官が一体どういった人物だったのか、よく分かる映画です。

J・エドガー、日本では来年1月下旬公開予定。





私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)




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ライアン・ゴスリング主演の犯罪サスペンス・アクション映画


DRIVE   (原題:ドライヴ)


以下、ほとんどネタバレなしの内容&感想です。

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ある時は、車の修理工場で、車の修理、点検、整備に忙しく働き、
またある時は、ハリウッドの映画業界で、激しいカー・アクション・スタントマン。
そして夜は、フリーランスで泥棒、強盗などの犯罪人の運転手として、
警察の追跡から、巧みな運転技術によって逃げ切る主人公の
”名前ナシ”ドライヴァー(ライアン・ゴスリング)

感情をほとんど表に出さず、とても寡黙な
このドライヴァーの過去を知る者は誰も存在せず、ナゾのまま。
ドライヴァーは、アパートの隣に暮らす、これまた物静かな
ウェイトレスのアイリーン(キャリー・マリガン)と彼女の幼い息子と仲良くなる。
アイリーンの夫スタンダード(オスカー・アイザック)が刑務所から出所し、
悪人仲間から脅され、
スタンダードの”もう1度だけ最後の仕事(強盗)をして、
その後は妻と息子と真面目な生活を送りたい。”と言う願いを聞き、
ドライヴァーは強盗の仕事を送迎する“運転手”を引き受けるのだが
予想とは全く違う展開になり、恐ろしいトラブルに巻き込まれてしまうのだった…。


舞台は現在のロスアンジェルスだが、
出演者の着ている服、景観、生活の雰囲気、時の流れる様子などが、
なんとなく1970年代頃を想わせ、ノスタルジーを感じさせる。

映画冒頭のカー・チェイスは、ドキドキ・ハラハラ。

映画の前半は、ゆっくりストーリーが展開して、
後半は、10分ほど、ゆっくり場面が流れた思ったら、いきなり1分ほど、残虐な殺人場面…
再び、静かに時は数分流れて、また1分ほどヴァイオレントなシーン…といった感じ。

結構、批評家受け、観に行った人たちの反応が良かったと聞き、
プラス、大好きなブライアン・クランストン(ブレイキング・バッドのウォルト)
ドライヴァーのボスのシャノン役、
ロン・パールマン(SONS OF ANARCHYのクレイ)極悪人ニーノ役で出演しているので、
私も観に行ったけど…


結構、残虐な殺人シーンを映画、ドラマで観ている私でさえ、
“あそこまで、しなくてもいいのにな~。”と思わせるほど、乱暴な殺し方が多かったので…

私の評価は…チョット複雑(ライアン・ゴスリング良かったけど…)なのでした。




私の採点   ★★☆☆☆ (2つ星)






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マシュー・マコノヒー主演の法廷サスペンス映画

THE LINCOLN LAWYER

(原題: リンカーン・ロイヤー)


マシュー・マコノヒーが弁護士役と言うと、すぐ思い浮かぶ作品は
作家ジョン・グリシャムのベスト・セラーを映画化した1996年の秀作
"A TIME TO KILL" (評決のとき)です。
サミュエル・L・ジャクソン、サンドラ・ブロック共演、人種差別問題を深く扱うこの映画で
マシューは、正義感あふれる弁護士を演じていました。
最新映画 THE LINCOLN LAWYER では、また違ったタイプの弁護士役のマシュー。

映画”リンカーン・ロイヤー”は、作家マイケル・コネリーのベスト・セラー
THE LINCOLN LAWYER を元に製作されています。
日本でも”リンカーン弁護士”と言う題名で翻訳され出版。

弁護士ミッキー”ミック”ハラー・シリーズは既に4作品(小説)
あるので
映画もミック役のマシュー・マコノヒー主演で、シリーズ化されたら、おもしろいのにな~。


以下、予告編で観れる程度のネタバレあり。

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ミック(マシュー・マコノヒー)は、様々な刑事事件を扱う、
饒舌で少々ずる賢いが、カリスマ性のある弁護士。
ロスアンジェルスに暮らす彼は、法律事務所に属さず
自分の家と愛車リンカーン・コンチネンタル(運転手付き)の後部座席で
仕事をすることから、”リンカーン・ロイヤー”と呼ばれている。

ある日、ミックは
女性へのレイプ及び殺人未遂容疑で逮捕されたルイス(ライアン・フィリップ)の弁護を
ルイス本人から直接依頼される。
ルイスは莫大な財産を所有する不動産会社社長の母のおかげで
ビバリー・ヒルズで奔放に暮らす、苦労知らずの一人息子。
”自分は現場にいたが、絶対に自分は無実で、犯人は別の男性だ!”と
頑なに主張するルイス。
当初ルイスの無実を信じながらも、ミックは事件の全容を暴いていくうちに
お坊ちゃま育ちで狡猾、生意気なプレイ・ボーイのルイスを疑い始める。

そんな中、ミックは、ルイスの事件が
自分が弁護した、とある過去の刑事事件に、あまりにもウリふたつなことに気が付き…。



その他、いい味を出して脇を固めている出演俳優たちは…

マリッサ・トメイ (離婚しても仲が良い、ミックの元妻であり検事)
ウィリアム・H・メイシー (ミックが信頼する探偵・調査員)
ブライアン・クランストン (クセのある刑事)



ちょっと脱線ですが…
私は、どうもMATTHEW McCONAUGHEYのカタカナ表記名
”マシュー・マコノヒー”が、しっくり来ないんですよね~。
まぁ英語名をカタカナにすれば無理があるのは仕方ないけど
敢えて表記すれば、”マシュー・マコナヘイ”だと思う!
”マコナヘイ”だとチョット間抜けな感じがするから”マコノヒー”なのか?!

プラス、RYAN PHILLIPPEもカタカナ表記が変。
彼の名前は、カタカナだと”ライアン・フィリップ”ではなくて
”ライアン・フィリピー”になると思う。
デビュー当時から本人も”僕の苗字は、フィリピーと伸ばすんだよ。”と言っているし。
しかしライアン・フィリップって、36歳に見えないな~。
童顔なため、極端”大学生”役も通じそうな感じ(笑)。

関係ないけど、もうひとり気になるカタカナ表記の俳優 ASHTON KUTCHER。
”アシュトン・カッチャー”ではなく、絶対”アシュトン・クッチャー”だよな~発音。



この映画、日本で公開されたら”リンカーン・ロイヤー” ”リンカーン弁護士”?

マシュー演じるミックのキャラクター、人間関係、法廷シーンでのやり取り…
結構おもしろい映画だったので、是非シリーズ化して欲しいです!



私の採点   ★★★☆☆ (3つ星)



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リーアム・ニーソン主演の犯罪・サスペンス・アクション映画

     UNKNOWN

日本では”身元不明”と言う邦題で、5月公開予定映画です。

(…と言う当初の邦題は、どうやら公開1ヶ月前に原題を、そのままカタカナで
”アンノウン”と言う邦題に変更したみたいですね。 
でも”アンノウン”って一体ナニ? わかりにくい題名にしたな~。)
 

以下、ここで触れるストーリーの内容は、映画予告編で観れる範囲で
サスペンス映画なので、ネタバレまでには及びません。



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ストーリーは…

医学博士マーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)は、
若くて美しい妻リズ(ジャニュアリー・ジョーンズ)と一緒に
バイオテクノロジー・サミット出席のため、USAからドイツ・ベルリンヘと飛ぶ。
ベルリンのホテルに到着した際に
パスポートと書類が入ったブリーフ・ケースを空港に置き忘れたことを思い出し
ひとりで再び空港へ戻る。 そしてその途中に交通事故に巻き込まれ川ヘ転落。
4日間の意識不明の状態から目覚めた後、無理矢理病院を抜け出し
妻が宿泊しているホテルヘ戻る。
しかしホテルでは、”自分こそ正真正銘のマーティン・ハリスだ!”と名乗る男性
(エイダン・クイン)が仲睦まじく妻と寄り添っている。
自分を知っているはずの妻でさえ、彼を知らないと言う。
自分の身元を証明するものを一切持っていない彼は
誰にも”マーティン・ハリス”と認められず
困惑した彼は、自分自身でさえ
”もしかして自分は、マーティン・ハリスではないのではないか?!”と疑い始める。
そして真相究明に乗り出すが、何者かに命を狙われる存在に…!


以下、私の見終わった感想です。

さて、”このUNKNOWN(身元不明)、他のどの映画に似ているかな~?”と思えば…

アクションの面から見ると…
2008年、USAで予想外の大ヒットしたアクション映画TAKEN(96時間)
娘誘拐に奔走する父親役で大活躍したリーアム・ニーソン。
あの映画での彼のカッコイイ姿をもう一度!って狙ったんでしょう。
今回も彼のアクション活躍度、カーチェイス、すごいですよ~。
背が高いから余計ビッシリ決まって、ステキなんですよね、彼。

同じくアクション、そして”自分が誰だか分からない!”と言う<もどかしさ>
誰かに狙われている存在といった面では…
マット・デイモン主演の大傑作映画ジェイソン・ボーン3部作
特に同じドイツ・ベルリンを舞台にした2作目の
THE BOURNE SUPREMACY(ボーン・スプレマシー)に似ていて、

事実を追い求める、追われて逃げる点では…
ハリソン・フォード主演のTHE FUGITIVE(逃亡者)に似ているかも…。


”96時間” ”ボーン・スプレマシー” ”逃亡者”に似ている映画!なんて
どんな素晴らしい作品なんだ、映画UNKNOWN(身元不明)は?!…と思うけど、
残念ながら、個人的には、サスペンスとしては
ストーリー構成が今二つ、三つも<詰めの甘い>
”ココが変だ! ソレは無いだろう?!”と納得いかない点も多く、
スイスの俳優ブルーノ・ガンツ(探偵役)、
ドイツの俳優セバスチャン・コッホ(医学博士役)など
実力のあるヨーロッパの名優が脇を固めているのにもかかわらず、
彼らを上手く活かし切れていない、不満の残る映画でした。


リーアム・ニーソンは映画TAKEN(96時間)の続編が期待されていて
彼自身も"TAKEN 2"の製作の話があると肯定しているので
そちらの方に期待してしまいます。



私の採点   ★★☆☆☆ (2つ星)




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一般劇場公開前から試写会や批評家たちの間で非常に前評判の高かった映画

"THE TOWN" (ザ・タウン)

先週末、公開初日に観に行って来ました。
すばらしい前評判や予告編を観て、聴いて、かなり期待して劇場へ足を運んだのですが…

期待を裏切ることのない、すばらしい映画でした!

USAでは興行成績第1位に躍り出て、日本でも来年公開予定だそうです。

どんな映画か?と言うと…

犯罪・サスペンス・アクション映画

ベン・アフレックが、なんと!

監督・脚本・主役の3役をこなしています。

いやぁやるな~ベン!


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ストーリーは…


以下、ここで触れる内容は、予告編で観れる範囲で、
サスペンス映画なので、ネタバレまでには及びません。



映画の舞台は、ベン・アフレック自身が子供の頃から育って長年暮らしていた
マサチューセッツ州ケンブリッジ、及びその隣接する市、ボストン&チャールズタウン。

アイリッシュ移民の労働者階級の街で、それぞれ複雑な環境で育ち、
6歳の頃からの遊び友達、ダグ(ベン・アフレック)とジェム(ジェレミー・レナー)。
現在は、緻密な計画を立て、なかなか捕まることのない
4人編成のプロの銀行強盗集団で活躍する2人。
とある銀行を襲撃した時、人質にとった銀行員クレア(レベッカ・ホール)を
逃走途中に解放するが、奪った彼女の運転免許証から、
4人のメンバーの1人の家と4ブロックしか離れていない所で暮らしていることがわかり、
自分たちのことがバレていないか、探りを入れに再び彼女に近付くダグ。
そしてクレアと何回か会って行くうちに、お互いに惹かれ始めて…。
クレアと人生をやり直したいダグは、暗いドロ沼生活から足を洗いたいが、
周囲がそれを許さず、再び犯罪に手を染めて行く。
しかし、アダム(ジョン・ハム)を中心とするFBIエージェントが鋭い眼を光らせ…!

映画"THE TOWN" (ザ・タウン)は、
同じくボストン近郊が舞台のアイリッシュ・マフィアの映画
"THE DEPARTED" (ディパーテッド)
~レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン共演~
プラス
ロサンジェルスが舞台のLA警察vs強盗集団の映画"THE HEAT" (ヒート)
~アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ共演~
…と言った感じでしょうか。
このカテゴリーの映画が大好きなので、この3作のように秀作だと何回も観てしまいます!

ベン・アフレックは、この映画が監督作品2作目だけど
デビュー作"GONE BABY GONE"も大好きな映画です。
これもボストン近郊の労働者階級の街を舞台とした子供誘拐に関する社会派映画で
観終わった時に、法律って、倫理って、道徳って、何だろう?と考えさせられる
とにかく暗い、悲しくなるくらい暗い映画だけど、良い作品です。
日本では残念ながら劇場公開されず直接DVDリリースとなってしまったようだけど…
是非オススメの映画です。

親友マット・デイモンと共作した
"GOOD WILL HUNTING" (グッド・ウィル・ハンティング・旅立ち)で
アカデミー賞をはじめ数々の脚本賞を受賞し、
売れっ子セクシー俳優として人気を増し、
どうみても相性が合わなさそうなジェニファー・ロペスと婚約していた頃は、
???な作品も多かったけど
その後、自分に合うジェニファー・ガーナーと幸せな結婚し、
こうやって、すばらしい監督作品を2作続けて作るとは!
これからも期待しちゃうよ、ベン!

そして…
いつ爆発するか、爆発したら止まらない短気でキレやすいジェム役を演じた
ジェレミー・レナー。
これまた、すばらしい!
俳優下積み時代が長く、昨年"THE HURT LOCKER" (ハート・ロッカー)で
いきなり脚光を浴び、今や新作がめじろ押しの彼。 思わず納得!

長年刑務所にいるダグの父役で、クリス・クーパーが数分出演するけど、
彼も、いい味を出しています。

ブレイク・ライヴリーが、ジェムの妹であり、
ダグのくされ縁のガール・フレンド、アル中&ヤク中のシングル・ママ役で
人気ティーン・ドラマ"GOSSIP GIRL" (ゴシップ・ガール)とは
違った一面を魅せています。



ところで、映画の宣伝ポスターにも登場している銀行強盗団の
スケアリー・マスクを被った修道女のコスチュームは、最高に気にいった(笑)! 
今年のハロウィーンの仮装は、コレに決まりでしょう!



"THE TOWN" (ザ・タウン)、おもしろかったから、また映画館に観に行こうかな~。




私の採点   ★★★★☆ (4つ星)   




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