ドラマ KITCHEN CONFIDENTIAL
とってもシビアなUSAのTVドラマ・コメディ業界。
ちょっとでも視聴率が低かったりすると
容赦なく、ズバッとストーリー完結を待たずに放映カット!
運が良ければ未放映分の続きは、DVDで観れるけど…。
批評家の評価も高くて、内容が良くても、放映された曜日や時間が悪く
人気が今ひとつで、キャンセルされる番組も沢山。
中でも個人的に放映時(2005年)、過小評価されたと思うコメディが…コチラ
KITCHEN CONFIDENTIAL (キッチン・コンフィデンシャル)
実在の人気シェフである、アンソニー・ボーディンのベスト・セラー
″KITCHEN CONFIDENTIAL”をもとに
"SEX AND THE CITY"の製作総指揮であるダーレン・スターが手掛けたコメディ。
主人公の総料理長ジャック・ボーディンは、実在のアンソニーがモデル。
"SEX AND THE CITY"の4人の女性たちが本当に食事していそうな
NYのオシャレなレストランが舞台。
キッチン・スタッフ、フロア・スタッフ、そしてレストランを訪れる客が中心の
ウィットにとんだコメディ。
30分のシットコムでありながら、キッチンの設備は本格的で
毎回美味しそうな料理をタップリ観れます。
主な登場人物は…
左から
タニヤを好きなのに、なかなかハッキリ告白できないパティシエ、セス(ニコラス・ブレンドン)
ふんわりおっとり系の接客フロント係、タニヤ(ジェイミー・キング)
ジャックの悪友、ワルイことは何でもする副料理長スティーヴン(オーウェン・イオマン)
料理の腕は素晴らしいが、プレイボーイの総料理長ジャック(ブラッドリー・クーパー)
4人の先輩シェフにいつもからかわれイジメられる
新人シェフのジム(ジョン・フランシス・デイリー)
オーナーの娘で強気な性格のフロア・スタッフ、ミミ(ボニー・サマーヴィル)
セスといつも冗談半分ケンカばかりしているシーフード・シェフのテディ(ジョン・チョー)
キッチン・スタッフが皆、”女性好き”な設定。
特にジャックは、ほとんど毎回違う女性とのラブ・シーンあり!
ブラッドリー・クーパーの得意分野であるラブ・コメディを思いっ切り味わえます。
ライバル・レストランとの抗争?とか、
キッチン・スタッフの厳しい先輩・後輩シェフの上下関係とかのジョークは
”ホント、ありそうだな~”と思わされ、
そんなおもしろいシーンが沢山あるのに、残念ながらシーズン1途中で終了。
その後、きちんとシリーズ1を完結させたDVD(エピソード13)が発売され、
ジワジワと人気が出て、
ブラッドリー・クーパーが映画で成功したことも重なって
なんでTV放映時に人気が出なかったのか?!
”キッチン・コンフィデンシャル”は過小評価の秀作コメディ…と語り次がれています。
チョット大げさかな…(笑)
このコメディの数年後、ブラッドリーは映画俳優として人気が出て、
オーウェン・イオマンは人気ドラマ"THE MENTALIST"(メンタリストの捜査ファイル)
のウェイン役でレギュラー獲得。
ニコラス・ブレンドンは時々”クリミナル・マインド”でペネロピの彼ケヴィン役で出演。
(ケヴィン、もっと頻繁に出演して欲しいな~。)
ジョン・チョーも映画やドラマで活躍しているので
このコメディがシリーズ化されていたら彼らの現在は、どうなっていたのかな…
と、ふと思ってしまいます。
長髪の方が好きだけど、シェフらしい短髪のブラッドリー・クーパーも捨て難い?!
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by schatz1995
| 2010-07-23 12:05
| USA TVコメディ