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クリミナル・マインド S6 エミリー・プレンティス最後の出演!

クリミナル・マインド   シーズン6

エピソード17 VALHALLA (前編
エピソード18 LAUREN (後編)


シーズン2途中からレギュラーだったFBIエージェント、
エミリー・プレンティス(パジェット・ブリュースター)最後の”クリミナル・マインド”エピです。

後編の"LAUREN"では
シーズン6 エピソード2 "JJ" で
クリミナル・マインドを降板したJJ(A.J.クック)が、ゲスト出演。
そして監督は、スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラー。

JJの降板エピソードは、たった1エピソードのみで
話が少し急で無理矢理”こじ付け”っぽいかな…と感じたけど(詳しくはコチラ→

エミリーに関しては、シーズン6 エピソード13~16にかけて
毎回5分くらいずつジワジワと、エミリーの秘密の過去が暴かれ、
彼女が不安定になっていく様子が、きちんと描かれていたためか
納得のいく最後と言うか、クリミナル・マインド全132話(現在)の中でも
私的には、トップ10に残るほど印象深い秀逸のストーリーです。

以下、思いっ切りネタバレ、おまけに長いです。


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(写真:突然、姿を消したエミリーを探すため、現在米国国防省勤務のJJ、
新しいメンバーのアシュレイ・シーヴァー含め、ボストンヘ飛ぶBAUメンバー全員)

ストーリーは、8年前の出来事ヘ…。

FBIエージェントになる前は、インターポール(国際刑事警察機構)のエージェントとして
働いていたエミリー・プレンティス。
8年前の”任務していたオペレーション”活動仲間たちが数週間前から次々暗殺され、
自分の身も危ないことを知るエミリー。
BAUメンバー皆、彼女の様子が変なことは気付いていて心配するが
彼女にとって”愛する家族”であるBAUメンバーたちを危険に晒したくないため
自分の身に何が起こっているか固く口を閉ざすエミリー。

そんな中、BAU本部のあるクアンティコからも近いワシントンD.C.で
ドイツ人、イタリア人、イギリス人の家族が子供を含め次々殺害される。
そして犯人グループを追跡するモーガン(シェマー・ムーア)&エミリーも
命を狙われる。
”なぜヨーロッパ系の人々ばかりが殺されていくのか”調べていくうち
犠牲者たちは、以前スイス・ジュネーブを拠点とするプライヴェートの
カウンター・インテリジェンス(スパイ活動をする諜報機関)で働いていたことが判明。

そして犯人グループのリーダーは、かつてIRA(アイルランド共和軍)のキャプテンで
後、フリーランスとなり、自らの武装組織を引き連れてテロリスト活動を行い、
つい最近北朝鮮の刑務所から脱獄に成功した、
”イアン・ドイル”(ティモシー・V・マーフィー)であった。

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(写真:8年前のローレンことエミリー&イアン・ドイル)

8年前、エミリーの偽名は
ローレン・レイノルズ(エピソード18のタイトルLAURENは、ココから)。
ローレンがインターポールのアンダー・カヴァーとして、狙っていた男性に近付き、
フランスの田舎の豪邸で一緒に暮らし、”ロマンスに陥った”と見せかけた相手こそ、
イアン・ドイルだった。
彼の傍らで調査して、彼が国際指名手配されていたテロリスト
通称名VALHALLA(エピソード17のタイトル)であることを確認したローレンは
自らもフランス警察に逮捕され、車ごと爆破され即死と見せかけ
拘束されたイアン・ドイルは北朝鮮の刑務所ヘ。

心から愛し信用していた女性、ローレンが
実は自分を裏切ったインターポールのスパイだったと、わかったドイルは
7年後(今から1年前)に刑務所を脱獄し、
ローレンは今でも生きていてエミリーと同一人物だと突き止める。
そして、彼女はもちろん、BAUメンバーも皆殺しにすると予告。

自分がローレン・レイノルズで、イアン・ドイルと繋がりがあったことを
BAUメンバーに見破られる前に、皆に危険が及ぶ前に
エミリーは忽然と自ら姿を消す。

エミリーがローレンだと突き止めたメンバーは…

”なぜ何も相談してくれなかったんだ! 友達なのに!”と怒り爆発モーガン。
”私たちを大事に思っているからこそ、
私たちを守るために何も言わずに居なくなったんだ。”と
皆を諭すロッシ(ジョー・マンテーニャ)。
”エミリー! 戻って来て。 ひとりで抱え込まないで。
戻って来れないんだったら、生きていて。 私たちがスグあなたのもとへ行くから!”と
掲帯電話にメッセージを残すガルシア(カーステン・ヴァングスネス)。
”彼女の身に何かあったら、君をメチャクチャにするからな。 覚悟しろ!”と
冷静なホッチも感情的に、エミリーの当時のインターポール仲間に言う。

イアン・ドイルと戦うため、ボストンヘ出向いたエミリーは、彼に監禁され拷問を受ける。
自分を裏切り、自分の最愛の小さな息子(エミリー以前の女性との間に生まれた)までも
エミリーに殺されたと思っているドイル。
実は息子は殺害したと見せかけて逃走させているが
最後まで息子の居場所を言わないエミリー。
格闘の末、ドイルに胸を刺されたエミリーのもとへ
居場所を突き止めたBAUメンバーたちが駆け付ける。
”エミリー、おまえのことを誇りに思うよ。 おまえは俺の親友、大事なパートナー。
逝くなよ! 俺の手を握ってくれ。”と声をかけるモーガンに、
”もう、逝かせて…。”と弱い声のエミリー。

病院の待合室で、エミリーの手術の経過を待っているメンバーたちの所へ
JJが入って来て、”残念ながら息を引き取った。”と伝える。
打ちひしがれ、泣き崩れるメンバーたち。
”まだ最期の別れを言っていないよ!”と待合室を出て
エミリーに会いに行こうとするリードを止めて、抱き締めるJJ。
ガラスのドア越しに、何やら話しているホッチとJJ。

エミリーの葬式。 お棺に花を手向けるメンバーたち。

場所変わって、フランス・パリのカフェ。
手と背中しか映らない女性のテーブルの前にJJが座る。
”3種類のパスポート。 そして3ヶ国の銀行口座の情報。 幸運を祈っているわ。”と
大きな封筒を渡すJJ。
”ありがとう。”と一言、その女性。



最後の女性が、エミリー・プレンティスだと顔は確認できないけど
映った”爪が剥がれた親指”がエミリー。
(彼女は、ストレスが溜まると爪を剥ぐクセがあり、その事をリードに指摘されている。)
病院のガラス越しに意味深なヒソヒソ話、目配せをしていたホッチとJJだけが
この事実を知っているのかも…。
もしくは他のメンバーも知っていて、知らないフリをしているのか…。
何しろイアン・ドイルは逃走して捕まっておらず、
”エミリー・プレンティス”と言う存在を消さない限り一生命を狙われるのだから…。



エミリー役のパジェット・ブリュースター降板は、とても残念!
私は特に歴代女性キャラの中で
クールな性格で、多言語扱う、どこか孤独で、ミステリアスなエミリーが
一番好きなので余計寂しいです。

JJ役のA.J.クックが本人はヤル気だったにも関わらず
今シーズン契約できず、2話だけで降板したことから始まり
パジェット・ブリュースターも”今シーズン24話中18話だけ出演にカット”
本人ヤル気だったのに、
今後の”クリミナル・マインド”シーズン7も全編出演する、しない…など
製作サイドとコロコロ話が変わり、嫌気がさしちゃったのかな~。
そんな所へ秋から開始する他局の新しいコメディ
"MY LIFE AS AN EXPERIMENT"の主役が決定し、パイロット版も製作されたので
”自分を必要としてくれる番組にこそ出演しよう!”と思っても不思議ではない。
彼女は、コメディもできる女優なので、新天地で頑張って欲しいな~。
でも、仮にパイロット版が失敗したら
(成功して欲しいけど新ドラマのクビ切りは、とてもシビアだから…)
またエミリー再登場もありかな?!



WE LOVE YOU FOREVER, EMILY !







追記: その後、結局シーズン7 初回エピソードから
    BAUに復帰したエミリー・プレンティス役のパジェット・ブリュースターが
    クリミナル・マインドを降板することになった本当の最後の出演エピソードである、
    シーズン7 フィナーレのネタバレ・エピソードはコチラ→








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